最近の撮影とカメラ

最近、仕事でもプライベートでも最も使うカメラは富士フイルムX-Pro2です。画質的にもカメラ的にも満足して使用しています。

ただ人物撮影に関しては少し勝手が違います。というのは人物撮影時に縦構図で撮ろうとすると、X-Pro2はカメラの端にファンダーのあるレンジファインダースタイルのカメラなので、ファインダーが中央にある一眼レフタイプのカメラよりも右手の位置が高くなります。

縦構図で撮るとき、右手の位置が高くなりますが、それはそれとして、撮影していました。しかし縦グリップを着けたオリンパスOM-D E-M5 Mark IIに持ち替えたとき、縦グリップのおかげで右手を大きくあげることなく、すっと撮影に入ることができました。長時間、X-Pro2を使ったあとだと、OM-Dの方が非常に楽に感じられました。

ところで画の傾向として、どちらかと言えば、オリンパスのカメラは晴れの日に、富士フイルムのカメラは雨の日に使いたいと考えています。しかし人物に関しては富士フイルムの方が好みなので、縦グリップを着けられるカメラを追加することを考えました。

そこで先週、FUJIFILM X-T2 グラファイトシルバー エディションを購入しました。黒かシルバーか迷いましたが、後者の方が質感が好みなので、そちらを選びました。ドイツの富士フイルムがちょうどキャンペーン中だったことも今購入した理由の一つです。

同じシルバー系でもX-T2はグラファイトシルバーで落ち着いており、OM-Dは明るいシルバーです。

並べてみるとX-T2の方が大きいのが分かります。グリップを着けなければ、カメラのデザインとしてはOM-D E-M5 Mark IIの方が好みです。

ここ最近、設定を変えながら試し撮りをしていたのはX-T2です。センサーも画像処理エンジンもX-Pro2と同じなので、画的には同じです。ただグリップを着けて縦構図で撮るときはX-T2の方が撮りやすいです。これからの人物撮影はX-T2をメインに、スナップはX-Pro2をメインに、そして特に人物撮影でのサブとして、これまで同様OM-Dを使っていこうと思います。と、思ってはいますが、新しいカメラはやはり嬉しく、そればかり使いそうな気もします。