雨の中で

今日の午後、雨が降っているときにフィルムカメラだけ持って出ました。荷物になるのでデジタルは無しです。フィルムカメラで雨の日を撮ると、デジタルとは違った趣があります。絞り開放であえて少し暗めに撮ると、ぼんやりとした解像感のない雰囲気が出て、雨独特の雰囲気が出ます。それを意識しました。ただ雨の中で傘を差していたので撮影したのは僅か数枚です。以下の写真は昨日、デジタルカメラで撮ったものです。

フィルムカメラを持って

時々フィルムカメラを持ち出して撮っています。自分の中に流行があって、仕事は別として、あるときはフィルムカメラが中心でデジタルは記録のために持っているということがあります。フィルムカメラだけ持って撮影に行くこともありました。季節の変わり目である今の時期、フィルムカメラで撮るのが面白そうです。

日中は少し汗ばむ陽気で日光浴をしている人たちがいました。

フィルムカメラで撮った写真は作品に繋がることが多いので、今後自分の作品がどのようになっていくか楽しみでもあります。

雨上がり

短い時間でしたが夕方に雨が降り、近所の黄葉もしっとりとしているように見えます。

並木道を見上げると緑と黄色のグラデーションが楽しめます。空は曇り空ですが、その方がその緑と黄色の色が綺麗に見えます。少し歩いては撮り、また少し歩いては撮り、秋を探しながら歩いていました。

カタン

友人たちと我が家でドイツのボードゲーム「カタン」をやりました。久しぶりだったので思い出すところから始めましたが、やり始めるとルールだけでなく、考えていた戦略的なことも思い出してきました。このゲームは戦略だけでなく運の要素も強いので、誰もが勝つチャンスがあります。そんなところも良いのかもしれません。一回のゲームは1時間半から2時間ほど。夕方から始めましたが、終わったのは午前1時過ぎです。あっという間に時間が過ぎていくほどに楽しい時間でした。

今日が引っ越しして一年だと思っていましたが、一日間違えており昨日で一年でした。カタンをやりながらシャンパンを開けました。非常に美味しいシャンパンが楽しい時間をより楽しいものにしてくれました。

黄葉

夕方、少し外出したときにオールドレンズで街の黄葉を撮りました。ザール川に映る黄葉が美しく、夕陽の光もあって、まるで黄金色に輝いているように見えました。秋に包まれる街が素敵です。

友人宅にて

午後、友人たちとルクセンブルクのスーパーに買い物に行きました。街の中心より少し離れた場所にありますが、以前はザールブリュッケンからそこまでバスが出ていたので、何度か行ったことがあります。しかしバスが中央駅までしか行かなくなってから、バス一本では行けなくなり、それ以来訪れることはありませんでした。今日、久しぶりに訪れました。

ルクセンブルクのスーパーからの帰り。ルクセンブルクとドイツの国境です。

友人宅で友人が料理を作ってくれましたが、彼の作る料理は本当に美味しく、食べた人は幸せな気持ちになります。ルクセンブルクのスーパーで購入したマグロでお寿司を握ってくれました。

その後はカモの炙りすしです。

その場で作ったタレをかけていただきます。これが本当に美味しい。

そしてこれもルクセンブルクのスーパーで購入したラム肉。

柔らかい、美味しい以外の言葉が出てこないほどの美味しさです。

ビールにゼクト、赤ワインと続き、デザートは我が家が持っていったマフィンと、食パンに栗のペーストを塗ってホントサンドメーカーで焼いたものをいただきました。この食パンと栗ペーストの組み合わせは、まるで和菓子のようで、何枚でも食べられます。美味しい料理と楽しい会話で良い時間を過ごすことが出来ました。ありがとうございます。

X-T2とオールドレンズ

オールドレンズを使用する際、手ぶれ補正機構のない富士フイルムのカメラは使わず、強力な手ぶれ補正のあるオリンパスのカメラを使うと、先日書きました。しかし考えてみれば、オールドレンズの描写を楽しむ際は絞り開放かそれに近いところで撮影します。その場合は手ぶれ補正はそれほど必要ないかもしれません。そこでアダプターを購入しました。

一番気に入っているオールドレンズであるRollei Carl Zeiss Planar 50mm F1.4 HFT。それを富士のカメラで使うためにローライQBMマウントと富士フイルムXマウントのアダプターを購入しました。

最近、FUJIFILM X-T2とオールドレンズで花を撮っています。あくまで個人的な感想ですが、この組み合わせは非常に使いやすいと言えます。特に低い位置で花を撮るときに「チルト式液晶」が役立ち、「左右入れ替え可能な2画面」で全体の構図と拡大が見られ、「フォーカスレバー」でフォーカスエリアを移動させて、合焦部が分かりやすい「フォーカスピーキング」でピントを合わせて撮ります。

オールドレンズらしい描写を出すために絞り開放もしくはその付近で撮ることが多いのですが、メカ+電子シャッターで「高速シャッター」も切れます。そして「フィルムシミュレーション」。Velviaでオールドレンズが持つ色をさらに鮮やかにしてくれます。

カメラに手ぶれ補正機構がないのが残念ですが、それでもオールドレンズで撮影する際に使用したカメラ(Fuji Xとm4/3、合計10機種)の中では、FUJIFILM X-T2がこれまでで最高に良いカメラです。

FUJIFILM X-T2, Rollei Carl Zeiss Planar 50mm F1.4 HFT。格好いいです。

秋の気配

昨日できなかった撮影のために今日もザールブリュッケン城に向かいましたが、その途中に足下を見ると綺麗な色の大きな栗が落ちているのが見えました。

周りにはいくつもの栗が落ちています。

こちらにも。この栗は残念ながら食用には向かないということ。

ザールブリュッケン城の庭園に着きました。

昨日は撮影している人たちが何組もいましたが、今日は誰もいません。時々散歩の人が通っていくだけです。

街を望むと黄葉が見られ既に秋の気配が感じられます。

色とりどりの秋の季節。これから予定している撮影が幾つかありますが、今から楽しみです。

撮影

撮影の前にケーキを焼きました。ここ最近はマフィンが中心でしたが、同じ材料で型に入れて焼きました。卵白を泡立たせる作業が楽しいです。

その後、撮影に。気温は20度で歩いていると少し汗ばむ陽気です。木々から秋の気配が感じられます。

NDフィルターを付けていなかったので、シャッター速度や露出を合わせてぎりぎりのところで撮りました。

撮影地であるザールブリュッケン城の庭園に到着。

しかし今日はここで複数の撮影がなされているようです。モデルと撮影者のポートレイト的なものから、数人の撮影者がいるウエディング系の撮影など偶然に色々と重なったのかもしれません。ここは撮影する際に事前の許可も必要ありませんし、街中にもかかわらず緑や花があって綺麗な場所なので撮影が重なることがこれまでも何度かありました。しかし今日は多すぎると感じるほどの人がいました。結局、テスト的なものだけにして今日の撮影は次回に延期することにしました。

独仏公園へ

午後、時間が出来たので久しぶりに独仏公園へ行きました。家からは徒歩で45分ほど。運動としてもちょうど良い距離かもしれません。ここでは花ばかり撮っていましたが、気付けばいつの間にか夕方になっていました。

夕日を浴びた普仏戦争の名誉墓地も雰囲気があります。この場所は1870/71年の普仏戦争でドイツがフランスに勝ち、統一を果たした際に重要な役割を果たしたので「名誉の谷」と呼ばれています。十字架などが見えると一般的に不気味な雰囲気も感じますが、この墓地は公園の中にあり、多くの人がここを通っていきます。歴史が身近に感じられる場所と言えるかもしれません。