ぶらすか止めるか

ライブ撮影において、演奏者をスローシャッターでぶらして撮るか、速いシャッターで止まったように撮るかで印象が変わります。カメラはオリンパス・ペンE-P5、レンズはZUIKO 75mm F1.8です。絞りはどちらもF6.3ですが、上の写真はシャッター速度が1/5秒なのに対し、下の写真は1/160秒です。

個人的には全体の1割から2割はわざとぶらして演奏感を出したいと思います。もし全てがぶれていたならば、それは逆に暗いレンズを使って自動的にスローシャッターで撮影した、つまり高速シャッターを切れないと感じるかもしれません。一つのシーンでも色々とあった方が個人的には良いと思うので、そういった割合で撮影しています。