フォトの日

今日、4月10日は4(フォ)10(ト)ということでフォトの日ということです。最近の自分の写真に関して、特にモノクロでは変わってきています。大体次のようなイメージです。

これまで自分好みのモノクロもありましたが、さらに良いものがあるとは感じていました。真っ暗な部屋の中で、はしごを登っていく感覚です。登っても行き止まりということが多く、また違うはしごを探して登っていきます。この状態が10年ほど続きましたが、今年になってようやく、登ったはしごの先が行き止まりではなく、天井に蓋があって開けると次の階に到着したといった感じです。その時点で自分の写真が変わるという感覚がありました。

その新しく辿り着いた階も暗い状態ですが、よく見てみると更に幾つもの扉があります。それを今ひとつずつ開いています。といった状態が今の自分の写真の状態です。つまり今年に入って自分のモノクロが見つかり、さらにそこから引き出しが増えた状態でしょうか。同時に今後の自分の写真が非常に楽しみになっています。

monochrome – Eiji Yamamoto Photography

日本庭園

昨日の続きです。カイザースラウテルンにある日本庭園に連れて行っていただきました。ありがとうございます。アウトバーンを走っていると「日本庭園」という案内板があるので一度訪れてみたいと思っていました。2000年4月に開園したということ。

今日と来週日曜日には花見フェストが開催されますが、数千人の来場者が予想されていると聞きました。訪れた昨日はそこまで人は多くなかったので良かったです。桜の本数は僅かですが、それでも見応えがあります。濃い青空とのコントラストが美しいです。

人で一杯になることを意識して先に園内で食事をしました。新しく出来たという文教庵という店舗で、日本食があります。ラムネがあったので注文しました。

やきそば、カレーライス、うどん、とんかつ、餃子などがありましたが、シェフのおすすめは唐揚げということ。食事をしたあとに伺いました。

その食事の時に、日本語で声をかけられました。聞けば、この日本庭園の関係者の方々。園内にある日本茶室に特別に入れていただきました。

100年以上前の建築で解体して船で日本から運んだということ。色々なところに職人技が感じられます。

扉を開けていただきました。

本来、扉の直ぐ向こうには池が広がっていますが、今は工事中で重機があります。工事中なので日本茶室もその時期は閉まっているようです。しかし見方を変えれば、今しか見られない光景です。これから何十年は見られないと思われる桜と重機と青空です。

ここだけ見ればドイツだと分かりません。

その後、園内を回りました。

広さとしてはそれほど広くないと思いますが、それでも日本らしさを感じるところがあります(13500m2)。綺麗な桜を見られたのは良かったです。その綺麗な桜と遠くに見える教会の尖塔、そして濃い青空。非常に良い景色を見られました。お世話になった皆様、どうもありがとうございました。また違う季節に訪れたいと思います。

日本庭園

カイザースラウテルンにある日本庭園に連れて行っていただきました。ありがとうございます。雲一つない濃い青空が広がっており午後の気温は24度。少し汗ばむ天気です。

写真は整理して明日以降に載せたいと思います。その後、ザールブリュッケンに戻り、ビアガーデンに。こちらも人で一杯です。ビールのスタンドも行列が出来ていました。

運良く大きな木の下のテーブルが開いていたのでそこに座ることに。ラートラー(ビールとレモネードを割ったもの)を飲みました。暑かったので冷えたビールは美味しいものでした。

陽が沈み肌寒くなってきたのでお開きです。

今日は楽しい一日でした。どうもありがとうございました。カイザースラウテルンの日本庭園でお世話になった方々にも感謝です。

再現像

かつて撮影した写真を再現像しました。カメラは今もまだ使用しているオリンパスOM-D E-M5 Mark IIですが、この写真を撮影した2015年夏にはこの色合いは現像でも出来ませんでした。ソフトはヴァージョンは違いますが同じAdobe Lightroomです。自分のスキルアップも少しはあるのかもしれません。人物において最近の自分の好みではオリンパスらしい黄色が少し強く感じる色合いよりも、こういった落ち着いた色合いの方が好みです。現像時の手間は増えますが、こういった色合いも出せるならOM-Dも人物撮影においてまだまだ使えると思います。

変化

昨年後半から自分の写真(自分が撮ろうとしている写真)が変化しているのを感じています。写真だけでなく、写真に対する気持ちも変わっています。その少しずつの変化の中で、ここ最近は特に大きな変化を感じています。うまく説明出来ませんが、ワクワクした気持ちがあって、写真に対して興奮している自分がいます。どうしよう、このまま進んで良いんだろうか、といった気持ちがありますが、客観的に見てみればそれは何か殻を突き破ろうとしているのかもしれません。

変化していることで特にモノクロに対しての意識が大きく変わってきています。少なくともモノクロの好みが変わりました。自分の範囲が広がった感じです。今後、モノクロだけでなくカラーも作品を作っていきますが、今年以降の作品では何かしら変化が見られるかもしれません。自分でも非常に楽しみです。

何気ない一枚

撮影前に撮った何気ない一枚。光があったので撮りましたが、カラーで撮ったのはこの一枚だけで、これ以後はモノクロで撮りました。明らかにモノクロ的な場合は意識してモノクロで撮ることが多いですが、今回のような場合は自分の気持ちの中でどういった時にモノクロのスイッチが入るのか自分でも興味深いところです。

復活祭

今日、日曜日は復活祭で祝日です。春分の日の後の最初の満月の次の日曜日が復活祭の日となっているため、日曜日が祝日になっています。小雨が降る中、少し外に出ました。遠くにピンク色が見えたのでそちらに向かっていきましたが、近くで見るとまだ咲いていないのが分かります。全体がピンク色に染まるのはもう少し先のようです。その時が楽しみです。