日曜日

今日の日曜日、街のイベントカレンダーによると、ザールブリュッケン市内では幾つもの大きなイベントが予定されています。その中でそれほど規模は大きくないですが、行ってみたいものがありました。家から徒歩約10分の近所にあるレーマーブリュッケ発電所の一般公開です。家からは煙突がよく見えています。夕方に行ってみました。思った以上の人が参加しているようです。人との距離が近すぎて写真が撮れません。「一般公開」の文字を撮りました。

ツアーに参加すると内部の施設まで見られるようです。

子供向きのイベントが幾つもありました。

ゆるキャラでしょうか。多くの人が順番に一緒に写真を撮っていました。

飲食関連も幾つか出ています。行列が出来ていたのが、ポークバーガーとさつまいものフライドポテトのお店です。並んで購入しました。さつまいものポテトは初めて食べましたが、まるでさつまいもの天ぷらのような味でした。そういえば全体的に飲食関連の値段は安めで、ビールが一杯1.5ユーロでした。ポークバーガー、さつまいものフライドポテトとビールを注文しました。

ところでこの催しで行ってみたかったのが、高さ60メートルまで上がるゴンドラです。会場で一番の行列が出来ていました。行列に並んで乗ってみました。8人乗りで往復5-6分でしょうか。最上部で一分ほど止まります。

床は特殊なガラスで下が丸見えです。上まで行くと安定しますが、登りはじめの時は思った以上に揺れました。

ザールブリュッケン市内中心部を望みます。中が非常に蒸し暑かったこと以外は楽しめました。

ところで今日は偶然、朝から色々な人に出会いました。そして知り合いの知り合いの知り合いといった感じで人の輪が出来ていくようでした。そこではじめで知り合った人もいますが、色々と今後が楽しみな出会いでもありました。

のみの市、雷雨

朝の仕事が一段落したので外に出てみました。ザールラント州立劇場前では自転車市が開かれています。

同じ時にザール川の対岸では、のみの市が開かれています。少し回ってみました。

フィルムカメラを発見。ミノルタとフォクトレンダーです。他にはアグファのカメラ、ミノルタやトキナーのレンズがありました。しかしいずれも状態が良くありません。フィルムカメラや撮影に使えそうな小道具を探しましたが、好みのものはありませんでした。

夕方、突然の雷雨です。警報も出ています。

その時に木陰で撮りました。防塵防滴のカメラとレンズでも、この雨では傘を差していても濡れてしまいます。さっと出してさっと撮りました。

いつも歩く道は木があって少し雨が弱く感じられます。

ビスマルク橋の下では、陸上でも水上でも雨が弱くなるのを待っている人たちがいます。

雷が光ったと思えば、直ぐに落ちたので、近くに雷雲があったと思います。午後8時頃には小康状態になりましたが、今度は湿度の高い夜となりました。

撮影

今日はもしかすると撮影が入るかもという予定でしたが、延期ということになったので、家で作品作りを行っていました。途中、気分転換で外に出ました。午前10時頃ですが、ビスマルク橋の街灯に明かりが点いています。もう少し早い時間にここを通ることが多いのですが、いつもは消えています。黄色が等間隔に光っていて、何か特別なものを見た気がしました。

夕方、近所で開催されているワインフェストを覗きました。

といっても何も飲まず、見ただけです。家に帰ってから梅酒を飲みました。

雨、マラソン

朝から雨が降っているのは久しぶりな気がします。

近所の緑も潤いと深みがあって、優しく感じられます。

雨はお昼には上がりました。ところで今日はマラソンがあります。午後6時スタートで5キロのコースを走ります。会社帰りの人が参加するイベントといった感じでしょうか。街中の通りはそのために通行止めになっています。

夕方、家で作品作りをしていましたが、外から声が聞こえていました。家の直ぐ近所もマラソンコースの一部になっています。

バラ

以前、住んでいた街中の家では、生活の中でバラを感じることは、ほとんどありませんでした。しかし住宅街に引っ越ししてから、各家の庭や通りなどに様々なバラがあることに気付きました。いたるところにバラがあって、バラを目にしない日はないといってもいいほどです。その中でも最も印象に残ったバラがこの一枚です。まるでバイクを覆っているようにも見えます。

撮影帰りに撮った一枚です。空が綺麗だからか、窓が綺麗なのか、いずれにしても通りの反対側の建物が綺麗に写っています。まるでその窓の向こうにあるようにも見えます。それを利用して別世界を表現することも出来るかもしれません。

作品作り

朝の外出時に撮影。青空が綺麗です。こういった空を見ていると、随分と前から快晴の日が続いているような感覚を覚えます。しかし数日前には雷雨がありました。そういえば数日前に雷雨でザール川に船が沈みかけていると書きましたが、どうやら雷雨だけが原因ではなさそうです。停泊するための何かが折れたと言っていました。

午前中には家に戻り、それから夜まで作品作りを行っていました。何枚かプリントをしましたが、モニタで見るのと紙では印象が違います。暫く作品作りな日々になりそうです。自分でも非常に楽しみな作業です。

クラシックカー

午前中に外出しました。非常に綺麗な青空のグラデーションです。これを見られただけでも朝から気持ちが良いです。

ザールラント州立劇場前でクラシックカーの集いがありました。

様々なクラシックカーが集まっています。個性的な車や格好良い車があります。色々と見て回りました。

カメラで撮る人も多くいました。しかしほとんどがスマートフォンです。大体見た感じだと、いわゆるネオ一眼を使用している人が多い印象です。これは今回に限らず、ドイツやフランスの観光地に行くと同じような傾向ですが、特に年配の方がズームで便利な、そして本格的にも撮れる、ネオ一眼の利用率が多い気がします。

またこれだけ眩しいと一眼レフで撮っている人たちは、木陰で画像確認していましたが、画面は小さくとも電子ビューファインダーはその場で確認できるので便利かもしれません。そういえば今回、ライカSLを使用している人を見ましたが、滅多に見られないので無意識に目で追っていました。

こういった新旧の車がある風景が良いです。

夕方、近所のビアガーデンに行くと、クラシックカーが止まっていました。

今回のイベント、どの車を見ても輝いています。それだけオーナーの車愛が感じられます。ものを大切にすること、何かその力が大きく感じられた日曜日でした。

オペラなど

午前中、撮影に行く前に撮りました。ザールラント州立劇場前では臓器移植関連のイベントが行われるようで、その準備がなされていました。中央には救急へりも止まっています。

その横には大きなクレーンがあります。こちらはどういった風に使用されるか、最初見ただけでは分からなかったのですが、午後に見て分かりました。どうやらザール川に停泊している船が一昨日の雷雨で沈みかけており、それを引き上げるためにクレーンが出ているようです。

夜はザールラント州立劇場にオペラを観に行きました。モーツァルト「コジ・ファン・トゥッテ」(1790年ウィーン初演)。非常に分かりやすい舞台です。奇をてらったものではなくシンプルでオーソドックスな印象で、まさしくオペラの世界と感じられるようなものでした。目にも脳にも優しい演出で久しぶりにこういったオペラを観た気がします。

休憩時に撮りました。午後9時過ぎです。

休憩後、後半が始まるとき指揮者が出てきたときにはブラヴォーが出て、演奏的にも満足した夜でした。その後、午後11時前ですが直ぐ近くのザールラント美術館前では音楽と映像のイベントが開催されていました。夜の開催だからか音楽はヘッドフォンで聴くようになっているようです。

芸術の夏が始まったという印象です。

雷雨のあと、そして虹

一昨日の夜の雷雨と昨晩の雷雨、この2日間の雷雨はすさまじいものがありました。今朝、ネットでニュースを見ているとザールラント州を含むドイツ西部では被害が出ているということ。窓の外を見ると、昨晩止まっていた車のあとが分かります。

ザール川の水も濁って、流れが速いです。また水量も多いのが分かります。

ビスマルク橋の下も泥が付いているので、この辺りも水に浸かったのかもしれません。

午前中は少し涼しく、穏やかな青空が見えました。

そして夕方は雨。空の色が変わった色になっています。

雨が止めば虹が出る可能性があるので、外をこまめに見ていると、虹が出ました。非常に大きな虹です。

そして虹は変わらず、空が変わっていきます。ダイナミックさを感じさせる雲の流れがあって、雲の向こうには青空も見えています。非常に美しい虹のある空を見られました。