ポスター

10月14日にザールブリュッケンのヨハンネス教会で日本の合唱団がコンサートをします。そのためのポスターを作らせていただきました。どうもありがとうございます。

Ensemble1623, Leitung / Countertenor Hiroya Aoki, Orgel Eri Takeguchi

見方が変われば

ここ最近のデジタルカメラの新製品発表、発売及び開発発表は大いに盛り上がっていると感じられます。デジタル一眼レフからミラーレスへの移行が感じられ、デジタルカメラの世界では大きな転換点とも言えるかもしれません。またAdobe Lightroom入りのカメラやロシアの新しいデジタルカメラなど間違いなく新しい時代が来ると感じられるような動きがあります。絶えず技術的な変化もあるので、昔のように一生使えるカメラ、一生使っていたいカメラというのは無くなってきているかもしれません。

私自身も新しいカメラやレンズは非常に気になります。使う身になって考えてみると、カメラのメーカー間、機種間の差は大きく、自分にとってはこれでないといけないといったカメラの希望、好みがあります。しかし一般的に大きな目で見てみれば、写真を撮る機械として、それほど大きな差はないと言えるかもしれません。つまり見方が変われば、差は大きくもあり、また小さくもあり、様々な見方があるのがわかります。そんなことを意識しながら写真を撮りました。

暑い一日

今日は日中の気温が25度と暑い一日でした。空は雲一つない快晴で、何度も見上げたくなる青空です。こういった空を見ているとどこかに出かけたくなるのと同時に何故か作品作りをしたくなります。青空には人の気持ちを高ぶらせる効果があるのかもしれません。

カラーとモノクロ

今日は最高気温が12度、最低気温は6度と急に寒くなりました。風が強く体感的にはもっと寒く感じられ、外ではコートやセーターを着ている人もいます。この急激な気温の変化がドイツらしい気もします。午後7時ごろ、外出先からの帰りに撮りました。先日はカラーでしたが今日はモノクロで。

ところで最近の作品作りはモノクロばかりです。先日の個展のシリーズもペースは遅いものの作品作りをしています。ただ先日の個展でカラーを意識したものは納得いくまで精いっぱいやった、できる限りのことはやったという気持ちがあって、その反動からかモノクロの方に重点を置いています。これまでの自分を振り返ってみると数年おきにその変化があります。カラーで得たことがモノクロで活き、モノクロで得たものがカラーで活きて、どちらも私の写真に欠かせないものとなっています。今はモノクロの作品作りを楽しみながら納得いくまで精いっぱいやりたいと思います。

撮影

ここ最近の人物の撮影ですが、仕事の時は別として作品作りの時は35mm判換算で約35mmの画角になる富士フイルムXF23mm F1.4一本だけですることが多いです。人物を小さく、余白を多くして空間を意識しています。余白といっても白一色か黒一色です。以前は人物を中心にして撮っていたので、このような撮り方はしませんでしたが、最近は少し離れた距離感を意識するようになりました。言い換えれば、以前はモデルの方の位置を面としてとらえていたのが、今はモデルの人がいる場所までを立体的にとらえている気がします。撮り方の違いはそれだけ写真も変化している、もしくは今後も変化していくということかもしれません。

日中の気温は20度と数字的には寒くはないですが、雨が降っており窓から入ってくる風は冷たく、体感的にはもっと寒く感じられました。そして夕方、天気予報通り強い風を伴った雨になり、それが窓に打ちつけてくるような雨で、また小さな木の枝なども飛んできていたので急いでシャッターを下ろしました。シャッターを下ろしていない窓から下を見れば道路の隅が川のようになって水が激しく流れているのが見えます。ところで今日は一日中、PCに向かって現像していましたが、それに集中していたからか、いつの間にか雨も風も止んでいたことに気が付きませんでした。下を見ると先ほど出来ていた水の流れもありません。そんな日曜日でした。

撮影

人物の撮影をするとき、朝から始まって夜まで続くことがあります。また結婚式ならば朝の準備から深夜のパーティーまで撮影することがあります。しかし今日の撮影はモデルの方の都合で夜から始めました。普段は夜から撮影することはないので少し新鮮な感じです。下の写真は午前中に撮ったものですが、同じ場所で同じ画角のレンズで撮っても、少し方向が違うだけで全く違った風景になります。それを思うと、自分が目にしている景色だけでも様々な風景から成り立っているのが感じられます。言い換えれば写真の被写体も無限にあるということかもしれません。

現像

今日も仕事のあとは夜まで現像をしていました。撮影枚数が多いとなかなか終わりませんが、見る喜び、現像する楽しみがあって時間が経つのも忘れるほどにモニタに向かっています。気が付けば陽が沈む前です。午後8時ごろの東南の空。日中は風が強く雨が降っていましたが、夕方には上がって夕陽に染まった綺麗な空が見えました。