前回の続きです。
フランスの湖からザールブリュッケンに戻ります。時間は1時間ほど。国境はありますが、検問的なものは何もありません。
周りは畑が多い印象です。
小さな村を通過していきます。
教会のそばを通ります。
暫く走っていると、正面に煙突のような細い建造物が見えました。
近づいてみると、何やら胴の長い石造です。フランス国旗がそばにあり、世界大戦の慰霊碑だとわかりました。遠くからでも見えるように背の高いものになっているようです。
その慰霊碑の周りは何もありません。
のどかな道を走っていきます。
日が傾いてきました。
何か緑があれば綺麗な光景かもしれません。
走っている車の数は少ないです。
ずっとのんびりとしています。こういったところで生活している人はどのような生活を送っているのか、何の仕事に従事しているのか分かりません。おそらく農業でしょうか。
色づく畑と長く伸びる影が優しいです。
小さな森もありました。
遠くから見て、何か旧ドイツ軍の建造物らしいものがあるなぁと漠然と見ていましたが、横を通り過ぎるときに見ると、まさしく旧ドイツ軍のトーチカ(防御施設)です。その向こうに軍事車両が一両ありますが、これはフランスかアメリカのものかもしれません。
おおお!と声を出しましたが、残念ながら辺りに車を止める場所がなく、そのまま通過しました。昔はこの辺りもドイツ領で、ドイツの防衛線があったと思われます。そしてこの場所も戦闘地域になった可能性があります。そのために先ほどの慰霊碑があったのかもしれません。
さらに進んでいきます。
少し大きな教会がありました。
一時間はあっという間で、すぐに見慣れた場所になりました。友人とのドライブ、今日はここで終わりです。気分転換も出来、楽しい時間を過ごすことができました。ありがとうございました。