フィルムシミュレーションブラケット

カメラの機能の一つにブラケット撮影というものがあります。例えば露出ブラケットの場合は設定値を中心に明るめ、暗めと三種類の画像が保存されます。どのカメラでも数種類のブラケット機能があると思います。私が使っている富士フイルムのカメラにもあって、その中でフィルムシミュレーションブラケットをよく使用しています。カラーとモノクロの違う雰囲気で残したい時に使用します。オリンパスにも同様の機能があり、アートフィルターブラケットがありました。こちらは一度の撮影で全種類のアートフィルター画像が保存されるので、面白さがありました。ただその分、容量を必要としますが。

富士フイルムのフィルムシミュレーションブラケットは3種類のみです。富士フイルムのカメラを使い始めたころは画作りの傾向を知りたかったので、全種類ないと不便だと感じていましたが、最近は標準とモノクロの2つで良いと思うようになりました。現在はProvia、クラシッククローム、Acros-Rの3つを使っています。ただ私の場合、同じ被写体でも普通にカラーで撮るのと、モノクロで撮るのでは露出を変えることが多いので、役立っているのか分かりませんが。それを思うと、複数のブラケットが同時に使えると複雑になるものの面白いかもしれません。しかしそれならばRAWで撮影する方が良いのかもしれません。