雪の街

深夜のうちにまた雪が降ったようで、朝、外に出ると昨日以上に積もっているのが分かりました。午前中は時間があったので、雪用のブーツを履いて少し歩きました。ところで普段スナップを撮るときは35mm判換算で24mmか28mmを使っています。今日は久しぶりに標準画角である換算50mmを使いましたが、ここまで画角が狭いことに驚き、そして被写体が近くに大きくあると新鮮な感覚がありました。以前は同じ換算50mmばかり使っていたにもかかわらず、です。その新鮮な気持ちで雪の街を撮ることが出来ました。

今日は朝から吹雪の一日でした。この冬、最も雪が積もっています。時間をおいてシャッター速度などを変えて何度か撮りました。オリンパスのカメラですが、1/10秒でもブレずに撮れています。やはり手ブレ補正機構のあるカメラは素晴らしいです。それだけ撮影の幅、表現の幅も広がるかもしれません。

夕方には吹雪もやみました。外に出てみると雪だるまがいくつか見られましたが、それを作るのが可能なほどに積もったということでしょうか。といっても街中では5cmも積もっていないと思います。明日の予報は雪ですが、明後日は雨の予報なので、これらの雪も溶けてしまいそうです。

オペラを観に

ザールラント州立劇場へ行きました。ルイジ・ケルビーニ作曲「メデア」(1797年パリ初演)です。それに続けて現代音楽作曲家ヤニス・クセナキスの合唱曲、ハイナー・ミュラーのメデアマテリアルのモノローグが上演されます。開演前の劇場前。

劇場の天井。

オペラ「メデア」は分かりやすい舞台で、完成度も高く個人的にはもう一度観たいと思わせるものがありました。しかしその後の合唱曲と演劇、これらは30分ありますが、これらに少し戸惑いを覚えました。まるでコースメニューで食事をした最後に、注文していないメインディッシュが来たような感覚で、自身にはオペラとどのように関係しているのか分からず終わってしまいました。特に10分近く続く演劇の部分では、私の周りの観客7、8人が順番に席を立って出ていきましたが、まるでそれも演出の一部か、それとも飽きたのか分からないほどでした。純粋にオペラを観に来た人にとっては、これらの位置づけが分からず、もっと上手い見せ方があったのではないかと思われます。合唱曲、演劇も存在感があっただけに、逆に活きていないような印象です。

終演後、午後11時前の街並みです。結果的に考えると、演出家をはじめ、人それぞれ色々な表現、考え方があるので、たまにはこのような作品を観るのも良いかもしれないという思いに至りました。

雨風

今日は雨や雪、みぞれが強く降った一日でした。雨などが強いというよりは、強い風に流されたり、押されたりといった印象です。写真を撮ったときは細かい雪が降っていましたが写真にはほとんど写っていないように見えます。

雨の日

今日の日中の気温は6度前後で過ごしやすい一日でした。ただ雨風が強いです。外出先からの帰りに撮りましたが、雨の日の撮影において、最も大切なことの一つが周りの状況確認だと思います。スナップの時は突然立ち止まることもあるので、立ち止まる前や立ち止まったときに後ろを振り返り、すぐ後ろに人や自転車がいないか確認します。もちろん晴れの日も同じように確認していますが、雨の日は傘をさしていて前が見えづらい時があるので、より注意が必要です。

写真を撮る

いつものように何気なく写真を撮っていると、突然、後ろの方から「相変わらず熱心に写真を撮ってるなぁ」と声をかけられました。その後、考えました。なぜこのような写真を撮っているのか。これらの2枚の写真ですが、実際は同じような構図でそれぞれ5枚ほど撮っています。これらだけでなく普段から同じような感じです。ブログに出ているのは全体の1割以下だと思いますが、なぜ写真を撮っているのか、おそらくフイルムだとここまで撮っていません。より魅力的な被写体を探すために、より真剣に風景と向かい合っているかもしれません。しかしデジタルで何枚も撮っていることに関しては、全く苦痛ではなく、むしろもっと撮りたいと思っています。撮る行為そのものが好きなのかもしれません。

撮影

昨日の撮影です。撮影場所までバスで行くことにしましたが、バスは1時間に1本しかなく、しかも目的地に30分早く着いてしまいます。撮影場所の目の前にバス停があります。早くに行って何かできることはなく、どちらかといえば早くも遅くもなく時間ちょうどに行くのが望ましかったので、そこで手前の停留所で降りて、少し時間調整をすることにしました。街中では雪が1、2センチほど積もっていましたが、独仏公園ではもう少し多く積もっているように感じられます。正面に見えるのは池ですが、見ただけでは表面が凍っているのか分かりません。

ドイツ・ザールブリュッケンとフランス・フォルバック、両駅が国境駅ですが、そこを行き来する電車です。

撮影時間は3時間。撮影は順調に進んだので予定より少し早めに切り上げました。帰りもバスを待ちます。この記事は全てiPhone6での撮影です。

今回の撮影は初めての経験もあり、充実したものでした。ありがとうございました。

撮影

午前中の撮影のためにバスを待っています。歩いていけない距離でもないですが、バスだと乗り換えなしでいけること、荷物が重いこともあってバスで行くことにしました。午前8時頃ですが、薄暗い時間にiPhone6で撮りました。さすがにノイズが多く、解像感も弱いので、こういった状況では記録的にしか使えないかもしれません。

夕方

写真だけを見ると人の少なさから午後10時以降の街並みに見えますが、実際は午後6時頃の写真です。少なくとも人が一人は写っている方が移動感、生命感が感じられるので、人が歩いて来るのを待って撮りました。

ところでギャラリー・カフェ・モンローで開催中の写真展ですが、本来の予定は昨年12月末まででしたが、途中で1月前半まで、1月中旬までと期間延長されました。そしてさらに今月末までの期間延長となりました。ブログのトップの表示は固定をやめて元に戻しました。