ディナン

前回の続きです。

城塞からディナンの街に下りてきたときに次にどこに行くか考えました。観光地図によると1,5km先にレフ修道院があり、レフ川が地図に載っています。というわけで、レフというビールの発祥地であるレフ修道院に向かうことにしました。

赤いポストが印象的です。

ビール街道の看板があります。

1,5kmは歩いてそれほど遠くはないですが、なかなかその場所につきません。地図を確認するなどして歩きました。こういったところが旅の面白さでもあります。レフ修道院に着きましたが、中には入れません。礼拝堂の扉が開いており、身廊手前までは入れました。外にはビールの装飾があります。

レフ修道院の教会の塔。

レフ修道院のマリア像。

ところで地図にあるレフ川が周りを歩いても見当たりません。昔、ビールが作られたとき、その川から水を汲んだのかもしれません。それを思うとビール、レフの源であるレフ川を見てみたいと思いました。もしかすると今は地下になっているのかもしれない、と話しながら、時間的に帰るころになったので、近くの橋を渡りました。その時にムーズ川に流れる小さな出口がありました。おそらくこれがレフ川でしょう。これなら地上からは分かりません。

ディナンの街を遠くに見て。

靴を使った面白い装飾。

ディナンの街が近づいてきました。非常にのんびりとしています。ところで今回の旅はほぼ全てをマニュアルフォーカスのレンズ、mitakon 35mm F0.95でフィルムシミュレーションACROS-Rで撮りました。絞り開放の面白さを意識して、ほとんどが絞り開放です。教会やサクソフォーン博物館では記録的に広角レンズを使ってカラーで撮りましたが、基本はマニュアルフォーカスでモノクロです。周辺光量落ちなどが面白いです。撮影は全てRAWなので、このブログ用にカラーで現像しなおしました。

ディナン市内のスーパーで現地のビールを含め4本のビールとワッフルを購入しました。そしてザールブリュッケンに戻ります。最初に通った岩の場所です。今度は岩の外側を走ります。

ルクセンブルクからドイツの国境を越えたときに綺麗なグラデーションが見えました。

午後8時ごろ、ザールブリュッケンに到着。非常に楽しい旅が出来ました。友人には感謝です。どうもありがとうございました。