変化

平成から令和への改元及びそれに関する儀式は、ドイツでもネット上のニュースなどで報じられています。また日本人の友人などとも話題になることもありますが、普段、平成という単語を使用していないので、変わることに対する実感はあまり感じられません。しかしその変化の波のようなものが感じられます。それも良い波です。昨年、改元時期の報道がされたときに、それが急な変化のようにも思えて、準備期間があるとはいえ、そんなに簡単に進んでいくのだろうかと感じられましたが、いざ4月末になると、そのような不安もなく、問題なく進んでいるようで、また同時に人々の盛り上がりもネットから感じられました。このような順応力があるところが日本人の素晴らしい点かもしれません。

近所の桜ですが、木の下が一面ピンク色になっており綺麗です。ところでいつもは写真を上げるときにこのブログサイズに合わせて長辺700ピクセルに縮小しています。しかし見る環境も色々と変化し、また多様化しているので、それでは小さいのではと感じることもあります。というわけで、縦構図の写真2枚を並べました。上はいつものように長辺700ピクセルで、下は縮小せずにブログ側で決められた写真サイズにしてみました。自動でその大きさになります。暫く色々と実験をしながら投稿していきたいと思います。

ツクシ

先週は20度を超えて少し暑い日が続いていましたが、前の週末辺りからまた寒くなり、最低気温が10度以下で暖房を付けています。そしていつも歩くザール川沿いの道ですが、今年のツクシはいつもより数が少ないだけでなく、背が低く、一気に萎びた気がします。このようなところからも天候の変化が感じられます。

トリアー

トリアーに行きました。今回向かった先は古代ローマ時代の円形劇場です。西暦100年頃に建てられたもので、ユネスコの世界遺産にも登録されています。

客席の箇所に立ってみて。

舞台への入り口。

舞台のところに立ってみて毎回感じるのは、音の響きのすごさです。声や音が何重にも響いて聞こえます。客席に多くの人がいれば、それだけその音もすごかったと思います。音に囲まれている感じがしたかもしれません。もしかすると囲まれているというよりは迫ってくるといった方が良いかもしれません。例えば甲子園での高校野球でマウンド上のピッチャーが耳にする声援や様々な音は、ここの何倍、何百、何千倍といった感じだと思いますが、音の中にいるのは独特なものではないかと想像します。

地下への階段。

地下は空洞になっており、水が溜まっています。もしかするとこれも音の響きに影響しているのかもしれません。

かつて舞台には地下からの昇降装置があったそうですが、今は分かりません。

かつての様子。ここには3万人ほどの観客を収容できたということ。

かつての門跡。

今現在も様々な催しで使用されているようですが、古代ローマの時代、ここにはどのような声や音が響いていたのか、それはドイツ語でないかもしれません。今現在の遺跡を目にして、かつて人が熱狂していた場所という面影はあまり感じられませんが、それでもここに多くの人がいたということ。それを思うと、この場所が人の想いが詰まった非常に深い場所のようにも感じられました。

サルスベリ

昨日、この場所を通ったときには全く気が付きませんでしたが、今日通ると、サルスベリの花が咲いています。ここまで赤いと間違いなく気付くので、突然、花開いたのかもしれません。

赤いサルスベリと紫の藤の花、画になります。

何本かは添木がありましたが、あまり役に立っていないものもありました。

春になると様々な色が楽しめます。

タンポポと藤

ほぼ毎日のように通っている場所です。

まっ黄色なタンポポが多い場所ですが、すでに綿毛になっているものもあります。

こちらは逆に綿毛が多いです。

日当たりなどによるのかもしれません。

緑の中にある黄色が綺麗です。

遠くを見れば藤の花が見えます。

ザールラント州立劇場の後ろ側です。

毎日同じ場所を歩くと季節の移り変わりが感じられます。

ハイツング

ドイツのどの家庭にも基本的にハイツングという温水暖房器具があります。水道管などと同じように最初から設置されているので、個人で動かすことはできません。今日、その検針と計器交換がありました。普通は窓側に付いていることが多いのですが、我が家の居間は壁側にあります。今回の写真は全てiPhoneです。歪まないように少し低い位置から撮りましたが、そのせいか大きなものに見えます。

少し上から。ハイツングは基本的に管がむき出しのようになっていますが、居間のは木で囲まれています。

温度調整は横を開けます。しかしこれだと中央部にある計器まで手が届きません。

午前9時ごろ、その会社の方が来られました。部屋に入るときは基本的に靴を脱いでもらうようにしていますが、「危険を避けるために靴は履いたまま」という決まりのようなものがあるらしく、靴のまま入られました。乾燥していたので、床の上には靴のあとも見えないのが良かったです。居間のハイツングは木で囲まれているので、どのようにして計器を取り換えるか、その会社の方、2人が考えられましたが、よく見てみると、木の枠は外せる仕組みになっています。というわけで外しました。

別の部屋ですが、ハイツングにこういった計器が取り付けられます。これでどのようにして使用量が分かるのか謎です。触れている個所の温度か考えましたが分かりません。今思うと、会社の方に聞けばよかったです。

台所はハイツングの場所の問題で検針だけで計器の交換はできませんでしたが、他の部屋は無事終了。今日は建物全部で検針、交換なので、我が家のあとは他の部屋に行かれました。

雨と桜

日中は気温が20度を超えて少し汗ばむ陽気でしたが、夕方からは天気予報通りに強い雨となりました。風が吹き、雷もなっています。ザバザバといった感じの雨音で強い雨が降っています。

雨で緑は綺麗になっていますが、他に人は歩いていません。

数日前に満開だった桜。

雨と風で落ちた桜の花が地面をピンク色に染めています。

近くの階段。

まだ落ちたばかりだからか、色鮮やかなピンク色です。

花が流れていきます。

こちらも綺麗なピンク色です。

強い雨の日は移動など大変ですが、雨の日にしか撮れない写真があります。防塵防滴のカメラとレンズのおかげで撮ることが出来ました。

藤の花

ここ最近の暖かさで桜が一気に咲いたように、藤の花も一気に咲いた感があります。近くを通ると非常に甘い香りがしています。花だけでなく、花と一緒に写真を撮っている人もいて、多くの人が藤の花を楽しんでいるのが分かります。花の持つ、人々の気持ちを楽しくさせるような力は、やはり素晴らしいです。

ここ数日の暖かい天候で、桜が一気に咲きましたが、ピンク色の中に緑が混じってきました。遠くから見ると桜餅のようにも見えます。

迫力があります。

ピンク色の服を着た人たが、ちょうど良いところに。画になります。

一気に咲いたことによって、感覚的にですが、例年より桜の季節が短いようにも感じられます。いずれにしても美しさがあります。

復活祭

ここ最近では最も気温が高く、24度まで上がりましたが、日差しもあって体感温度はもっと暑く感じられました。夕方、友人から連絡があり、近所のビアガーデンにいくことに。今の季節は緑がまだ柔らかいです。

ビールを飲みました。

午後9時ごろ、場所を移動。その時に非常に綺麗な夕陽が見られました。

夕陽を見ながら友人とも話しましたが、写真などの加工なしでここまで赤く見える夕陽は珍しく、それが実際にあることが素晴らしいです。自然の偉大さが感じられます。

いつまで見ていても飽きない夕陽です。

その後、友人たちも合流して、延べ10人ほどになりましたが、楽しい時間でした。午後10時半ごろに撮った一枚。