バート・デュルクハイム

前回の続きです。

中世最盛期の遺跡、リンブルク大修道院跡を見た後、細い道を通って街中方面に進みました。

バート・デュルクハイム市内中央部を通り抜けて、奥に広がるブドウ畑に行きました。

ブドウ畑の中を通っていきます。

そのブドウ畑の少し高い位置に古代ローマの遺跡があります。かつてここは古代ローマのコロニーになっており、生活している人がいました。

奥に見えるのは石棺です。他の古代ローマ時代の遺跡でも見られます。

街の方面を望みます。

水回りの施設があった場所。小さな溝などがあって、水道が整備されていたのが分かります。

他の古代ローマの遺跡でも見ましたが、トイレです。

かつては屋根があった場所で、一部復元されており、中が資料館になっていますが、今回は入れませんでした。

そしてそこから車で一分ほどの場所に移動しました。

こちらは古代ローマ人がワインを作っていた場所です。

この地でワインを作って、他の街に売っていたのかもしれません。先にも書きましたが、ここは交通の要所だったこともあり、多くの人が行きかっていたと思います。しかしその古代ローマの繁栄がなぜ続かなかったのか、この地での変遷はどうだったのか考えると面白いものがあります。いずれにしてもこの地でかつて人が生活していたということ。当時、ここには様々な音があったのかもしれません。