今日は来月、市内で引っ越しをする友人の手伝いで友人宅にお邪魔していました。カメラやレンズに関してです。特にフィルムカメラです。フィルムカメラを蚤の市などで購入した場合、フィルムカメラは専用皮ケースから出すことが多いです。というのは、皮ケースがかび臭かったり、タバコの臭いが残っていたりします。そこでケースは使わず別に保管しておきますが、今回は引越しで保護のためにケースに戻すので、そのお手伝いをしました。ケースにメーカー名が記載されている場合は良いですが、何もない場合は形やネジ穴の場所で判断します。

カメラが数台なら直ぐにすみますが、友人の所有しているカメラの数は60台以上です。しかもどれも貴重なものばかり。旧西ドイツ製、旧東ドイツ製、旧ソ連製、アメリカ占領下の旧西ドイツで製造されたものなどもあります。カメラとケースを合わせる作業は、まるでパズルです。しかしそれをしながらカメラを並べて撮影したり、空シャッターを切ったりと、その片づけは楽しい時間でした。

現在、そのカメラたちを所有している友人の思い入れ、以前所有していた人たちの思い入れ、遡って製造者や販売者の思い入れなど、カメラ一台には様々な思い入れや歴史が詰まっている気がします。そんなことを思うと、自分は撮影することや写真だけでなく、カメラという機械も好きだと改めて感じられました。写真は本文に関係なく、私が住む建物の庭にある花です。そこにある光が美しいです。

遊覧船

午前10時ごろ、ザール川の船着き場に多くの人が集まっているのが見えました。どうやら遊覧船に乗るようです。

遊覧船はあっという間に追い越していきました。ところで私も含め、私の周りの日本人では誰もこの遊覧船に乗ったことがありません。値段的なことか魅力的なことか分かりませんが、住んでいる人で乗ったことがあるという人は知りません。調べてみると幾つかのコースがあるだけでなく、ザールラント州の別の街やフランスにも、遊覧船ではなく交通手段の一つとして行けるので、それを意識すると少し興味が出てきました。船の旅も面白そうです。ただ交通手段ならば行って帰ってこられなくなると困るので、それも考慮しなければなりません。ちなみにフランス・サルグミーヌまでは2時間半で往復25ユーロ(片道20ユーロ)となっています。ザールバーン(トラム)なら街中から片道30分ほど(片道5,9ユーロ)なので時間も料金もかかりますが、違った景色を楽しめるかもしれません。これは一度、乗ってみたいです。

難しい気候

気温的にはここ数日、大きな変化はありません。最低気温が一桁で最高気温が15度前後です。しかし今日は風がいつもほど強くありません。そのせいか同じ気温でも暖かく感じられます。ただ今朝は気温よりも随分と寒く感じられたので暖房をつけました。この時期に暖房をつけるのは非常に珍しい気がします。写真は午前中、家の近所で撮影しました。ビールなどのスタンドです。

午後は16度となっていましたが、風がないだけで暑く感じられます。芝生の上で時間を過ごす人が多くいました。

こういった光景を目にすると5月らしさが感じられます。

新緑の季節

今日も気温は15度前後ありましたが、冷たい風が吹いており、まだ肌寒さが残っています。

優しい緑が増え、新緑の季節です。

そういえば、橋の上に立つ街灯には、まだ花が飾られていません。いつ頃飾られるのか分かりませんが、花が撤去されるときには冬を感じるので、つまり夏の間だけ飾られるということ。それを思うと今はまだ夏には早いのかもしれません。

青空

雲一つない綺麗な青空が広がっています。これだけ見れば、いわゆる「美しい五月」が感じられますが、気温は15度もなく、風が非常に強いので少し肌寒く感じられます。ただそれでも気持ち良さがあります。ちなみに中央、下にある白いものは月です。

一期一会

同じ場所で同じ時間、同じような天候で、カメラやレンズの設定も同じにしても、同じ写真が撮れるわけではありません。雲の位置、陽の光の強さ、風、湿度などによって状況は変わってきます。写真は一期一会だと思いますが、今日はまさしくそのような写真が撮れた気がしました。