レストランに

フラムクーヘン専門店に行きました。フラムクーヘンとはフランス・アルザス地方の郷土料理の一つで、薄く伸ばしたパン生地にクリーム、玉ねぎ、小さなベーコンを載せ、焼いたものです。言ってみればピザによく似ています。最近ではザールラント州でも郷土料理の一つになっているのを目にします。

気温が30度を超えていると冷えたビールが美味しいです。

このお店はメニューの種類が多く、その中で珍しそうな、「アルト・ザールブリュッケンの典型的なもの」というものを注文しました。このお店はアルト・ザールブリュッケンにあります。アルト・ザールブリュッケンは現在は市内の地区名の一つですが、20世紀初頭に3つの街が合併してザールブリュッケンになるまで、ここがザールブリュッケンで、現在は「旧」を示す「アルト」が前についています。そのアルト・ザールブリュッケンの典型的なものは、クリームの上に血のソーセージ、酢漬けのキャベツ、薄くスライスした、りんごが載っています。フラムクーヘンのメニューには大小の二つのサイズがありましたが、これは大しかありませんでした。アルト・ザールブリュッケンの郷土料理ですが、一体どのあたりが郷土的なものかは分かりません。地元で穫れたもの、作られたものでしょうか。味は美味しかったです。

デザートのフラムクーヘンを注文しました。小サイズです。テーブルで火をつけてくれます。アルコールが効いて非常に美味しいものでした。

窯で焼くので出てくるまでに時間がかかりますが、そののんびりさが郷土料理らしいと言えます。