撮影

黒の衣装を出来るだけ目立たせないように、顔と楽器を意識しての撮影です。最近は少しの自然光とソフトボックス1灯の片側だけ点けて撮影することが多いです。落ち着いた雰囲気と目ヂカラです。

東京大神宮

日本滞在時の写真です。毎年夏の一時帰国で必ず東京大神宮にお参りします。家に祀っている神棚のお神札をお返しし、新たに求めています。ここでお参りすると感謝の気持ちと同時に、新たに頑張ろうという気持ちが沸き起こります。

今日は曇り空で少し蒸し暑さがあります。夕方、突然、大粒の雨が降ってきたかと思えば、雷が鳴り、強い雨になりました。しかし、あっという間に晴れ間が出て、大きな虹が出ました。久しぶりに見る虹はやはり綺麗です。窓から乗り出して見ていました。しかし虹の背景に広がる雲の色は濃く、深みがあり、すっきりとしたものではありません。

暫くすると眩しいくらいの晴れ間になりましたが、風が強く、遠くには大きな雲が見えました。するとそこにも虹が見えます。遠くでは雨が降っていたのかもしれません。色々な自然の表情を楽しめた夕方でした。

餃子

近所のスーパーで見つけました。味にはそこまで期待をしていませんが、今、購入しないと次の仕入れはないかもしれません。豚肉、鶏肉、野菜と3種類あり、豚肉は最後の一つでした。

パッケージに書かれている日本語。「おはようございます」「こんにちは」「こんばんは」という挨拶もあり、しかし全部を読むと、テンポが良く、まるで呪文のようです。作った人は、なかなかのやり手です。

ヴォーリズ学園

先日、モノクロで数枚の写真を載せましたが、それ以外の写真です。写真展が始まる前や期間中に散策しました。在校生が写らないように意識しましたが、校内ですれ違うとほとんどの学生が、大きな声で「こんにちは」と挨拶することに驚きました。自分だけでなく、家族や写真展に来場された方々も同じように驚き、感心されていました。この挨拶は非常に気持ちが良いです。これも先生方や関係者の教育のおかげかもしれません。挨拶の気持ち良さを後輩から学んだわけですが、人から学ぶことに年齢は関係ないかもしれません。私もまだまだ学ぶことが多いです。

そういえばソプラノリサイタルの日は台風接近中でしたが、そのような天候の時にご来場いただき、どうもありがとうございました。改めてお礼申し上げます。そしてリサイタル後に写真展の会場であるハイド記念館に行く時に、学校内で迷子になっておられる方が何組かおられたようです。その方達を偶然そこを通り過ぎた学生が雨の中、建物入り口まで案内してくれたという話を複数聞きました。学生の皆さんにも感謝です。基本、学校は勉強する場所ですが、勉強以外で学ぶことも非常に多いのかもしれません。勉強以外で学んだことは実際に在学中にはあまり気づきませんが、卒業してから気付くことがいっぱいあります。改めてヴォーリズ学園で学べたことは大きかったと感じました。どうもありがとうございました。

打ち合わせ

今日は撮影の打ち合わせです。いつも行くお気に入りのカフェに行きました。会った時にハグをして、隣同士に座り、終わればハグをして別れる。普段通りの何気ない光景ですが、考えてみると、色々と幸せだなぁと感じた1日でした。

運ばれてきてからしばらく口を付けていない状況ですが、グラデーションが綺麗です。

今日の打ち合わせでもiPad Proが大いに役立ちました。写真を見ながら写真上にペンで書いていきます。写真は富士フイルムX-E3で撮りましたが、wifiでそのままiPad Proに送り、PS EXPRESSで編集。それをブログにアップして記事を書いています。非常に使い勝手が良いです。今後、撮影や作品作りでこれまで以上に大いに活躍してくれると思います。

作品展示

先日のヴォーリズ学園ハイド記念館での山本英人写真展ですが、ハイド記念館が国の登録文化財になっているので展示方法について考えました。移動できるパネルでの展示は問題ありませんが、他の部屋では展示のための釘等は使えません。そこで重くないように紙一枚での展示にしました。ドイツで見つけたフォト用紙でかなりの厚さがあります。壁の展示ボードにピンを留め、そこに麻紐を張ります。その間に無色透明の洗濯バサミを通し、写真を吊り下げました。そして更にその下には無色透明のダブルクリップで次の写真を吊り下げ、それで縦4枚吊り下げられました。

当初、湿気対策も兼ねて全て裏打ちすることも考えましたが、ピンだけで支えることで重さが心配だったので裏打ちなしにしました。それを考慮して分厚い用紙を探しましたが、ドイツで印刷した時は真っ平らだったのに、日本で展示して5日目には湿気を吸ったのか、かなり歪んでいました。しかしそれもこの展示では味と感じられるかもしれません。ちなみに一階で展示した作品で同じく額装なしの写真は全て裏打ちしてありましたが、ボードで丈夫なフックを使用したので落ちることはありませんでした。

2階で99枚の作品を展示できたのは良かったです。ご覧くださった皆様、どうもありがとうございます。また展示をする際にお手伝いいただいた皆様、どうもありがとうございます。

鎌倉

日本滞在時に鎌倉方面に行きました。日本の昔ながらの風情を楽しめましたが、驚いたのは外国人の多さです。多いとは予想していましたが、場所によっては、その場にいる人のほとんどが外国人といったこともありました。そのことに関して様々な見方があるかと思いますが、多くの人に日本の伝統的な雰囲気を楽しんでもらえればと思います。

日本で

日本滞在中は外食が多くなりますが、その一部です。お寿司や焼肉などにも行きましたが、撮影できる雰囲気がある場所のみ、何を食べたかわかるように記録的に撮っています。量よりも味や軽さを意識している気がします。逆に甘いものはドイツにないものを注文しています。全てiPhoneでの撮影です。

ミュシャ展

日本滞在時に行きたかった催しの一つに「みんなのミュシャ」があります。個人的にミュシャは好きな画家の一人で、これまでに何ヶ所かで開催されたミュシャ展や、プラハのミュシャ美術館にも行きました。今回タイミング良く見られました。

会場に向かうまでの道順で、特に建物内では同じ目的地に向かっているであろう人に出会わず、またチケットをその場で購入しましたが、長い列も出来ていなかったので、人が少ないのかもと思いましたが、中に入ると想像以上に人がいて、どちらかと言えば一杯といった印象でした。それだけゆっくりと時間をかけて観ている人が多いのかもしれません。

展示室では一箇所、撮影可能の部屋がありました。そこでは多くの人がスマートフォンで撮影していて「カシャ、カシャ」という音が響いています。この写真の場所は入館する前の場所で、美術館外ですが、撮影OKの表示があって、ここでも撮影している人が多くいました。

展示の方は観たい作品もあったので満足しましたが、テーマ的には何か物足りなさが感じられるものでした。テレビコマーシャルで何度も放送されていましたが、その雰囲気を期待すると少々物足りなさがありました。実際に作品を並べるだけでは難しいのかもしれません。ですが、展示されている空間の天井近くにミュシャの絵に似せた装飾があったりするので、展示に力が入っているのは感じられます。観たい作品があって満足と書きましたが、同時にミュシャの作品が持つ強さが改めて感じられたので、その点は非常に満足いく展示でした。