10月

今日で10月も終わりです。個人的な10月を振り返ってみると、撮影機会や撮影枚数はいつもに比べると多くありませんでしたが、その分、作品制作やそれに関する調べものに時間を使うことができ、中でも作品制作に関しては今後に繋がるような新たなものができました。それをどのように生かしていくか。それも楽しみです。同時に撮影や写真のこと、これまでの作品のこと、これからの作品のことなど色々と考えられたので、この10月は自分にとって飛躍のための良い準備期間だったといえます。11月からさらに頑張りたいと思います。写真は近所で撮影したものです。

 

落ち葉

今日は落ち葉が集められているのを目にしました。これも昨日の草刈りと同様、午前の早い時間に作業されたようです。

川沿いはまだ落ちたままになっています。そこに道があるようで美しくもあります。

今日の午前中、いつものようにザール川沿いを歩いていると、その辺り一面、草の香りがしていました。同時に見た目もすっきりとしています。草刈りが行われたようです。この草刈りも冬時間になったからでしょうか。草の上に作業の機械か何かが通った跡もあり、また川にも草の一部が落ちているので、午前の早い時間の作業だったと思われます。草の香りは決して不快なものではなく、何か自然らしさが感じられるものでした。

ところで、その道中に気付いたのですが、この石と石の間には遊戯道具がありましたが、撤去されています。一時的なものか、それとも完全になくなったのか分かりません。奥に見える道具はほとんど使用している人がいませんが、撤去された方は毎日、特に多くの子供たちが遊んでいたので、使用されていたものが撤去されたならば残念です。しかし公園にあるほかの道具も一時撤去されたのちに復活していたので、もしかするとメンテナンスかもしれません。

ビアガーデン

昨日から冬時間になりましたが、最初の平日である今日、おそらく業者がビアガーデンにある長椅子の片付けをしていました。男性一人で椅子を片付けています。その後、おそらく傘も片付けられたと思います。そういえば他の街のビアガーデンはどうなのか考えました。以前住んでいたミュンヘンではビアガーデンの長椅子に雪が積もっていたので、場所によっては片付けられていなかったのかもしれません。もしくは冬でも営業していた可能性があります。これからの季節、外でビールを飲む回数は減ると思いますが、その代わりにグリューヴァインの季節になります。ミュンヘンのビアガーデンではグリューヴァインを出していたかもしれません。外の気温が低い中で飲む温かいグリューヴァイン。これは美味しいです。ビアガーデンの一時終わりを目にして、冬の始まりが感じられましたが、そのグリューヴァインやクリスマスマルクトを思うと楽しみな季節でもあります。

冬時間

今日から冬時間です。午前3時が午前2時に戻ることによって切り替わります。日本との時差は8時間となります(夏時間のときは7時間)。朝起きて最初にやることは時計の設定です。特にカメラの設定を忘れないようにしないといけません。冬時間の撮影、外での撮影は時間が短くなりますが、その分、光の変化があるので楽しみです。

オペレッタを観に

ザールラント州立劇場へ行きました。今日がプレミエの「メリー・ウィドウ」(フランツ・レハール作曲、1905年ウィーン初演)です。

開演前の劇場。今日はほぼ完売でした。分かりやすい話でオペレッタなので、重いオペラ作品とは違った雰囲気があります。楽しみにしている感や期待感でしょうか。

終演後、午後10時半頃。気温も低くなく、夏時間最後の日なので店が賑わっているのが見えます。

今日のプレミエですが、非常に盛り上がった公演でした。アリアの後のブラヴォーも多く、長く、そしてカーテンコールでも幾つものブラヴォーが飛ぶ、熱気の感じられる公演でした。演出的にも照明的にも背景などの舞台的にも、盛り上がる要素があって、これは観客が入る公演になりそうです。個人的には音が大きく重く感じられた軽快さのないオペレッタで、観客を取り込んだ(巻き込んだ)舞台進行のようなものに少し戸惑いを感じました。しかし見方によっては舞台の人と一緒に作る公演として舞台と観客の一体感とも言えますし、大多数の人は楽しんでいるように見えたので、そういった演出もありかもしれません。いずれにしても見る人を楽しませるオペレッタとしては大成功かもしれません。

 

太陽の光

午前10時過ぎに撮りました。久しぶりに眩しい太陽を見た気がします。朝から気持ちの良い天候はいつ以来か、感覚的にはずいぶん久しぶりな気がします。太陽が出ていたからか、午後からはビアガーデンも開いており、また公園も人がいっぱいで賑わっていました。光があるだけで温かく感じられます。今日は多くの人が久しぶりの太陽の光を楽しんでいたようです。

カメラ

富士フイルムX-Pro3が正式に発表されました。個人的には写真の色的な面で興味があります。このカメラで撮ればどのように撮れるのか、どのような世界が広がっているのだろう、このカメラで撮影したい!と非常に興味があります。正式発表前の色々な情報を見ていた時は魅力に乏しいと感じていましたが、発表後の様々な情報を見て、欲しくなっている自分がいます。

しかし同時に私個人的にはサイズが少し大きいです。この機種しかなければ比較もしませんが、富士フイルムの他の機種の方が手になじむ感覚があります。サイズや重さがほぼ同じ前機種X-Pro2は結局、そのサイズ感が気になって売りました。替わりに画質や色的な面では同じ性能でコンパクトなX-E3を中古で買いました。こちらは逆にレンズによっては小さすぎると感じることもありますが、軽くて使い勝手は良いです。

サイズ的な問題は別にすると、他のカメラに比べるとX-Pro3は撮影に集中しやすいカメラだと思います。特にストリートでは大いに活躍してくれると思います。X-Pro3でしか撮れない写真もあると思うので、ストリート撮影専用にこのカメラを欲しいと思っている自分がいます。

色々な技術が開発され、発展していく中で、新しい面は非常に気になります。それと同時に、追加や買い替えではなく、一台をもっと長く愛用していたいという気持ちもあります。以前に撮った写真を見返してみると、思った以上に良いと感じられる写真も少なくありません。それを意識するとカメラの性能が最優先ではなく、写真は撮影者の気持ちや被写体によるところが多いです。このカメラでしか撮れない写真があると思いますが、今はそれ以上に自分にしか撮れない写真を撮りたいという気持ちの方が強いです。今後、このカメラで自分にしか撮れない写真が撮れるという意識できた時、導入するか考えたいと思います。いずれにしてもカメラのことを色々と考えるのも楽しい時間です。