リューデスハイムへ

友人たちと一緒にリューデスハイムへ行きました。
ザールブリュッケンからは車で2時間もかからない距離にあります。
思った以上に近い場所でした(連れて行ってくれた友人に感謝!)。
ライン川に到着しました。
正面の丘の上には1870/71年の普仏戦争後のドイツ帝国成立(1871年)を記念して作られた
ニーダーヴァルト記念碑が見えます。
川沿いを走る電車がのどかな風景に彩りを添えています。
この日は「雲一つ無い快晴」という予報だったので
遠出したのですが、現地に着くと曇っていました。

ライン川

フェリーで対岸に渡ります。
その直ぐそばにリューデスハイムの街があります。

ライン川

車を止めて街に向かって歩きました。
街の奥にはワイン用のブドウ畑が見えます。
ワインの街としても有名です。

リューデスハイム

リューデスハイム。正式にはリューデスハイム・アム・ラインで
ライン川のそばのリューデスハイムという意味です。
別にリューデスハイムという街があるので
それぞれそういった風に名前がつけられています。
しかし一般的にリューデスハイムといえば、
ライン川のそばのリューデスハイムが有名で、
ユネスコの世界遺産にも登録されています。
その中で最も有名な場所は「つぐみ横町」。
細く長い通りです。

リューデスハイム

この街は日本人にも知られた場所で
街中でも色々と日本語を目にする機会がありました。
この日は時季外れだったのか、2グループ見ただけです。
観光地としては少ない方だと思います。
石畳の道ばたに咲くタンポポがのどかさを演出しています。

リューデスハイム

いつしか空を覆う雲も消え、青空が広がっています。
少し暑いほどです。

リューデスハイム

次の記事へ続きます。

公園へ

家から歩いて5分から10分ほどの距離にある公園に行きました。
日陰の優しい緑が印象的です。
少し黄色が飽和するくらいを意識して撮影しました。

公園

風があって垂れ下がった葉が揺れています。
夏の時期は花壇に色とりどりの花が植えられ、
華やかな世界になりますが、少し時期が早かったようです。

公園

夕刻時だったので日陰の場所は薄暗く、
その中にも存在感ある花がありました。

公園

ベンチはひっそりとしています。
そこはしばらく誰も座っていなかったのか黄色い花粉が積もっていました。

公園

夕方のカフェ

夕方、近所のカフェを訪れました。
風が吹けば涼しく感じられるほどに、少し気温の高い一日でした。
多重露光で撮影。2コマです。
ここにも写真の面白さ、奥深さがあると思います。

カフェ

隣のテーブルでは白ワインを飲んでいるようでした。
ワイングラスが夕陽を受けて輝いています。

カフェ

ここのカフェは騒がしくなく、静かでのんびりとした雰囲気があり
本を読んでいる人、新聞を読んでいる人などをよく見かけます。
書き物をしている人もいて、オープンカフェながら
独特の雰囲気があります。

カフェ

栗の木

真っ青な空の元、栗の木の存在感が強くなってきました。

栗の木

綺麗な白い花ですが、これによってドイツでは花粉症に悩まされる人が多いと言うことです。
見方によっては深海にいる生き物のようにも見えました。

栗の木

日の丸

昨日11日、ザール川にかかるアルテ・ブリュッケ橋を渡っていると
停泊している船に日の丸が見えました。
この船は普段からここに泊まっていますが
日の丸を見たのは初めてです。

ザール川

川岸の方へ行ってみました。

ザール川

もしかすると東日本大震災発生から1ヶ月なので
その追悼の意味があるのかも知れません。
改めて被災された方々にお悔やみ申し上げると共に
一日でも早い復興をお祈り申し上げます。

ザールブリュッケン消防100周年 2

前回の記事の続きです。
ザールブリュッケン消防100周年イベント、こちらはモノクロです。
右側の建物から白煙が上り、消防隊がはしごに登って救出活動を行っています。

消防100周年

ポンプ車の入場です。

消防100周年

放水作業中。

消防100周年

消火活動も終了し、死者ゼロと活動報告です。
市民からは歓声が上がりました。

消防100周年

号外の新聞を読む女性たち。

消防100周年

イベントが終わったあとの石畳。
放水作業やバケツリレーで濡れています。

消防100周年

このイベントでは100年前の消火活動が再現されました。
ザールブリュッケンは領主や所属する国家、宗教が何度も替わっているので
街の歴史はあっても伝統がありません。
こういった昔ながらのものを目にする機会も少なく
多くの人が楽しんでいるようでした。

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ザールブリュッケン消防100周年

ザールブリュッケンの中心、ザンクト・ヨハンナー・マルクト(という名の広場)で
ザールブリュッケン消防100周年のイベントがありました。
1911年に組織された消防で、現在ザールラント州にある唯一の公的な消防組織です。
気温は22度まで上がり、また日差しが強く、この時期としては暑い一日でした。
青空の下にイベントを示す横断幕があります。

消防100周年

イベントの司会の2人。窓から顔を出して喋っています。

消防100周年

この日は300人以上の消防士が当時の歴史的な格好をしていました。
人混みの中を通ってその消防士たちがパレードしてきました。

消防100周年

「青空と髭」というタイトルが似合いそうな一枚です。

消防100周年

はしご車の入場。

消防100周年

バケツリレーには市民も参加しています。
リレーは2列あり、一方は噴水から水をくんでポンプ車に送ります。
もう一方はポンプ車に水を入れて空になったバケツを戻す列です。

消防100周年

この日は消防士たちだけでなく、一般の人たちも歴史的な衣装を着ていました。
その中には市長の姿もありました(市長の写真はありません)。

消防100周年

放水作業中です。右の建物から白煙が上がっていますが
水圧があるからかホースが言うことを聞いてくれません。
暴れています。周りで見学していた人の一部は濡れていました。

消防100周年

号外の新聞を配っています。

消防100周年

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ザールラント州立オーケストラのコンサート

4月3日(日)、4日(月)に市内コングレスハレというホールで
ザールラント州立オーケストラのコンサートがありました。
第6回定期演奏会で、演目は前半がヨハネス・ブラームスの
「ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲イ短調作品102」、
後半がヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトの「レクイエム」でした。
指揮はザールラント州立劇場音楽総監督トシユキ・カミオカ(上岡敏之氏)で
チケットも完売でした。

コングレスハレ

気温も低くなく、暖かく過ごしやすい一日です。
両コンサートとも冒頭に、
このコンサートを東日本大震災の犠牲者に捧げるという挨拶があり、
休憩時間には寄付のお願いがありました。
コンサートは非常に盛り上がるもので、
私自身、これまで何度かドイツで聴いたモーツァルトのレクイエムの中では
最も面白い演奏でした。
後日の報道で、このコンサートでは約5500ユーロの寄付が集まったとありました。
先日、ザールブリュッケンではルートヴィヒ教会でも

チャリティーコンサートが行われ、
トリアー市やザールルイ市、ザールラント音楽大学でも
同様のイベントが企画されています。
その他、ザールブリュッケン市内の教会では
東日本大震災の追悼ミサが4回なされました。
私自身も出来ることをやっていきたいと思います。

ビール自転車

友人とカフェにいると、何やら騒がしい声が聞こえてきました。
そちらを向くと、ビール自転車なるものが走っています。

ビール自転車

調べてみると最大16人乗り(ペダルは10人)、時速6キロで走る自転車で
ビールを飲みながら走れる自転車と言うこと。最大で10リットル飲めるそう。
そのビール自転車をレンタルしているといった宣伝でした。
道路交通法でも許可を得ていると言うことで、2009年には、
ドイツで約9万人が乗ったとあり、レンタルしたグループのうち
半分以上が女性のグループだそうです。
しかも2004年以来、交通事故はゼロと言うこと。
こんなところにもドイツ人のビール好きが見えた気がしました。