独仏公園にて

夕方頃、時間が出来たので家から徒歩30分ほどの距離にある
独仏公園へと向かいました。
街中の気温は最高6度とここ最近では最も暖かい日です。
外で本を読んでいる人がいました。
その向こうを通り過ぎる女の子がいたので直ぐにカメラを向けましたが
構図を修正する時間がなかったのは残念です。
本を読む女性の背後にあるポールが無ければまだ良かったのですが。
スナップ撮影の時、突然めぐってくるシャッターチャンスは
上手く行けば良いときもありますし、今回のように私のいた場所が
(私にとっての)写真には良くないといったことがあります。
しかしそういった色々な被写体との出会いが
スナップ撮影の楽しいところでもあります。

独仏公園

その直ぐ側にある水のある場所は水が凍っています。
こちらにも暖かい太陽の方を向いて本を読んでいる人たちがいます。
その奥には氷と格闘している女の子がいますが
氷の厚さは結構あるようです。

独仏公園

どのベンチにも人が座っています。
久しぶりに温かい日となったので
散歩する人も多いようです。

独仏公園

Fujifilm X10を使っている人を見かけました。

以前の記事でも書きましたが、こういった公告の効果も出てきているのか
以前ほど知名度のなさを感じることはありません。

独仏公園

足下を見てみるとまだ前の季節の名残がそこにはあるようです。

独仏公園

日陰の所を見ると光が全然当たらないためか
まだ冷たい世界が広がっています。

独仏公園

しかし確実に春は近くまで来ているようです。

独仏公園

目線を前方や上に向けると柔らかい日差しが感じられます。
そして晴れた日の青空とそこにある気持ちよさそうな空気を感じました。

独仏公園

独仏公園

独仏公園

遠くを見ればterというフランス国鉄の電車が走っているのが見えました。
ドイツの国境駅であるザールブリュッケンと
フランスの国境駅であるフォルバッハの間を往復している電車です。

独仏公園

公園内にある大きな池の方にやってきました。
夏の時期は噴水が上がり、その近くには貸しボートで楽しんでいる人たちがいます。
しかし今の時期は表面が凍っています。
子供がその凍った池に氷や石を投げていました。

独仏公園

鳥たちも凍った池の上を歩いていたり休憩したり、
まるで凍った池を楽しんでいるようにも見えます。

独仏公園

帰りは少し遠回りをして帰りました。
線路には眩しい夕陽の光が降り注いでいます。

線路

家からそう遠くない距離にある独仏公園ですが、
ここ暫くは行っていませんでした。
そこまで行く気になったのは
暖かい日差しのせいかもしれません。

ファッシングのパレード 4

ファッシングのパレード

ファッシングのパレード 2

ファッシングのパレード 3 の続きです。
ファッシングのパレード、生演奏はやはり迫力があります。
画面の右にいる男性はパレードが始まったときに先頭を歩いていた人です。
パレードを見守っています。
それにしてもパレードが始まったとき、私は最前列にいましたが、
お菓子をもらいたい子供たちがいつの間にか最前列になっていました。

ファッシングのパレード

ファッシングのパレード

ファッシングのパレード

本当にタイミングの良い一枚です。
ちょうどお菓子を上に放り投げた瞬間ですが
まるで光の花を咲かせたような一枚になりました。

ファッシングのパレード

ザールラントには海がありませんが海賊はいるようです。
もしくは海賊への憧れでしょうか。

ファッシングのパレード

指先まで拘っています。

ファッシングのパレード

ザールラントには民族衣装が無いと聞きます。
それは伝統がないからかもしれません。
しかしこういった衣装を見ると、
これから新たな伝統が作られていくかもしれません。

ファッシングのパレード

パレードの直ぐ後にはお菓子を拾う人たちが続きます。

ファッシングのパレード

ファッシングのパレード

暫く後ろには清掃車が同じように進んでいます。
それにしても、このお父さん、目立っています。

ファッシングのパレード

何故かそのあとにはビールを持った人たちが。
楽しんでいると言うより仕事だから、といった感じでしょうか。

ファッシングのパレード

普段、この場所ではマルクト(市)が開かれています。
この日は場所を少し移動しての開店となりました。

ファッシングのパレード

こちらには少し客もいるようです。

ファッシングのパレード

ところでパレード中は撮影に夢中になっていたので
投げられたお菓子を直ぐには拾いませんでしたが
運良く?頭に当たったものと足下で拾ったものの2つを持って帰りました。

ファッシングのパレード

これでファッシングのパレードの模様は終わりです。
ここまで読んでいただき、どうもありがとうございます。
翌日から「灰色の水曜日」で断食期間の始まりです。

ファッシングのパレード 3

ファッシングのパレード 及び

ファッシングのパレード 2 の続きです。
パレードはブラスバンドの生演奏と共に進んでいきますが
その時に独特のかけ声があります。
まるで方言のようにドイツ国内でも地域によって違うようです。

ファッシングのパレード

傘の色も合わせたのでしょうか。

ファッシングのパレード

それぞれが手にしているものはお菓子です。
それを沿道に向かって投げます。

ファッシングのパレード

女性の髪型はみな同じなのでおそらく本物ではないと思います。
そういえばバイエルンのお祭り、それは4年に一度のものですが
そこにもパレードがあります。ただそのパレードに参加する女性は
4年間髪の毛を切ってはならないという決まりがあり
それが中世から続く伝統と、その中世の雰囲気を作るのに
役立っているようです。
ザールブリュッケンの場合も女性は長髪ですが、
それももしかすると伝統的なものを意識したものかもしれません。
ただザールブリュッケン(ザールラント)は帰属する国家が
何度も変わり、合わせて宗教も替わっているので
街の歴史はあっても長く続く伝統はないように思います。

ファッシングのパレード

それぞれの団体(地区)の関係者かもしれません。
それにしてもこういった楽しそうな笑顔を見ると
こちらまで楽しくなってきますね。

ファッシングのパレード

衣装の中にマフラーが組まれているのは
ファッシングの時期的なものが意識されているのかもしれません。

ファッシングのパレード

子供たちは何度もパレードの練習をしたのでしょう。
ちゃんと行進のようになっています。

ファッシングのパレード

子供たちも楽しそうです。

ファッシングのパレード

対して長老組は余裕があるというか
喋りながら歩いています。

ファッシングのパレード

同じような赤と白の衣装でも団体によって色使いが違っています。

ファッシングのパレード

こちらも青と白で同じですが色使いが違っています。
そういえば上の方の青と白とも違っています。

ファッシングのパレード

ファッシングのパレード

長くなってきたので次に続きます。

ファッシングのパレード 2

前回の続きです。
前回のお父さんも一人カメラを持って移動しています。
その前方にいる少年も彼なりに拘った格好をしているようです。
ファッシングは各々が好きな格好を出来るときでもあります。

ファッシングのパレード

パレードが始まる前です。
各団体が打ち合わせのようなものをしています。
そういえば子供にはピエロの姿が人気があるということでしたが
同じく消防士も人気があると言うこと。

ファッシングのパレード

それぞれの団体がそれぞれの場所に集まっているようです。

ファッシングのパレード

「ファッシングは奇抜で目立った者勝ち」とよく言われます。
ミュンヘンでは一般人もこういった格好をする人が多くいましたが
ザールブリュッケンでは少ないです。

ファッシングのパレード

大切な帽子が雨に濡れないようにビニールと一緒にかぶっています。

ファッシングのパレード

沿道でパレードが始まるのを待つ人。

ファッシングのパレード

こちらも。

ファッシングのパレード

帽子に簡単な飾りをつけただけで
何処かファッシング的な雰囲気になっています。

ファッシングのパレード

暫くするとパレードが始まりました。
この先頭の男性がおそらく責任者の一人なのでしょう。
彼はパレードと一緒について行かず
最後まで広場の片隅でパレードを見守っていました。

ファッシングのパレード

それぞれの地区のブラスバンドが演奏をしています。

ファッシングのパレード

パレードと言っても列を組んでいるところもあれば
単に歩いているだけという箇所もあります。

ファッシングのパレード

写真が多くなったので次回にも続きます。

ファッシングのパレード

前回の記事「

バラの月曜日」に書いたファッシング(カーニバル)、
そのザールブリュッケンでのパレードの模様です。
街の中心ザンクト・ヨハンナー・マルクトから市庁舎までパレードしますが、
その開会セレモニーのようなものが広場の片隅で行われていました。
バンドの演奏もなされています。
ところでファッシングの時は無礼講的な雰囲気があり
写真のように紙吹雪を色々な人にかけることがあります。
以前私が住んでいたミュンヘンでは、火曜日の午後が最高潮で
街中に人が集まってきます。その時に多くの人が紙吹雪をかけてきます。
私も何度も体験しました。
ザールブリュッケンで見かけたのは僅か数組だけです。
開会セレモニー中、私の前方にいた人たちがかけあっていました。
既に石畳の上には紙吹雪が散らばっています。

ファッシング

ファッシング

ファッシング

と、その紙吹雪合戦を見ている一組の家族の姿がありました。
おそらく男の子でしょうか。彼が熱心に見ています。

ファッシング

場所を移動しようした家族ですが男の子は
直ぐ側で行われている紙吹雪合戦が気になるようです。

ファッシング

しっかり握っていたお母さんの手も離しています。

ファッシング

とにかく気になるようです。

ファッシング

すると紙吹雪合戦の人たちが僕たちもする?と声をかけてくれました。
思わず、良かったね、と私も言いたいところでした。

ファッシング

しかし一番楽しんでいるのはお父さんのようです。
一番右にいる女の子の表情が印象的でした。

ファッシング

パレードの模様は次回に続きます。

一晩明けると凍ったザール川も

前日まで氷点下の日が続いていたのに急に暖かくなりました。

前回の記事で書いた凍ったザール川も今はその面影もありません。
暖かく日差しも強いので、季節が変わってしまったようにも感じます。

ザール川

橋の反対側からザール川を見ると
こちらにも氷は見られません。
ところでザールは赤土の地方なのでザール川の水も普段は茶色系の
濁った色合いをしています。
ここまで緑系のザール川は随分と久しぶりに見た気がします。
それだけ溶けた氷が水になって流れているのでしょうか。
そういえば前回の冬は雪解けでザール川も増水し、
川の横まで浸水していましたが
今回はそれほど水位も増えていないようです。

ザール川

ザール川沿いです。
こういった影を見るとモノクロで撮りたくなります。
この日はお昼に突然予定が空いて
時間が出来たので少しだけ街を回ってみました。
レンズは前回の記事と同じくデジタル用のレンズ一本です。

ザール川沿い

これまでモノクロで撮影するときはこの一本!と決めたレンズがありましたが
それはどちらかと言えば柔らかい描写があります。
しかし今回のレンズは逆に硬さがあります。
描写が違えばそれだけ表現の幅も増えるかもしれません。
暖かくなったにもかかわらず、オープンカフェは僅かです。

ザールブリュッケン

やはりこのレンズでのモノクロ撮影は楽しさがあります。
カメラのモノトーン設定でも単純に彩度を落としただけという感じではありません。
ただそれがカメラの設定によるものか、
例えばセンサーや画像処理エンジンによるものなのか
またはレンズよるものかは
調べたわけではないので正確なところは分かりませんが
いずれにしてもこのカメラとレンズの組み合わせは良いと思いました。

ザールブリュッケン

特にモノクロで撮影したときに、厚みのある黒色を出してくれるのが良いと思いました。
単純に彩度を落としただけでは、
黒と言っても灰色に近い色で軽い色合いのような気がします。
そして普通は現像時に例えばノイズを載せるなど様々な作業をしますが、
このレンズではそういった作業によって出来る絵とは違うものの
好みの色合いを作ってくれるので、PCで見たときの喜びも大きいです。

ザールブリュッケン

ここで信号待ちをしたときに、ここから先はカラーで撮影することにして
設定を変更しました。単純にカラーにモードを変えただけです。

ザールブリュッケン

これもPCで見たときに驚いた一枚です。
最近は柔らかさのあるオールドレンズを中心に使っていましたが
このレンズは絞り開放でも結構シャープに写ってくれます。
木の枝にパープルも出ていますが
それでも建物の色合いなどは思ったものが出ていると思います。

市庁舎

ところでこの建物は市庁舎ですが
その前には何か仮装パーティーのような格好をしている人が多くいました。
もしかすると結婚式なのかもしれません。
ドイツでは役所婚が多く、その間他のゲストは外で待っています。

市庁舎

このデジタル用のレンズは昨年夏に日本で購入しました。
その時もヌケが良く、綺麗に写るレンズだと思いましたが
その日本の夏のイメージがそのままレンズのイメージになっていました。
というのは夏から秋にかけてのドイツでこのレンズを使うと
上手く説明できませんが光が硬いと言った印象があり
持ち歩きはするもののそれは広角レンズの代わりと言った感じでした。
しかしヨーロッパの冬ではそこにある空気を上手く写してくれると思いました。
実際に目で見る風景はモノクロではありませんが
特にモノクロでは見たままの雰囲気を写してくれるような気がします。
写真は壁に設置された立体的に見えるアートです。

ザールブリュッケン

レンズの新しい一面を知った感がありますが、
それは新しいレンズを一本手に入れた感覚に近いものがあります。
言い換えればそれだけこのレンズを使っていなかったのだと思いますが
これからは積極的に使っていきたいと思います。
とにかく撮影が楽しいです。

モノクロで凍ったザール川を

先日の記事と同じレンズを着けて
モノクロで凍ったザール川を撮りました。
今回もそれほどモノクロ作業をせず、現像時に少し調整しただけです。
モノクロで撮影すると凍ったところがよく分かります。

ザール川

橋と交差しています。
単純な一枚ですが凍っていない石畳の橋と凍った川の対比を意識しました。

ザール川

橋の上から川を見ると凍っているのが分かります。
色の数は少ないですが、それでもグラデーションがあります。

ザール川

橋の反対側を見ると氷はあまりありません。
やはり橋が氷の世界を分断しているようです。

ザール川

ザールブリュッケン城の方へ登ってみました。
雪が少しだけ積もっていますが、ほとんど足跡はありません。

ザール川

渡ってきたアルテ・ブリュッケ橋とザール川。
その横にはアウトバーン(高速道路)があるので
凍った川のゆっくりとした流れと速く通り過ぎる車を意識しました。
しかしその手前の一般道に駐車している車が
その対比感を弱めている気がします。
それを入れずに撮影もしましたが
それだと非常に窮屈な絵になってしまいました。

ザール川

街の方を見て。

ザール川

場所を少し下流に移してルイゼン橋から見たザール川
橋の上流側は曲線を描いていますが
そこは凍っているようです。

ザール川

しかし下流側は直線だからかあまり凍っていません。

ザール川

この冬はマイナス10度前後の日が続き川も凍っていましたが、
天気予報によるとこれから温かくなると言うこと。
凍った川を見られるのも今だけかもしれません。
それにしてもモノクロでの撮影は被写体の色ではなく
形などを意識して撮影しますが、最初から「モノクロで撮影」と意識していると
ファインダーを覗く目が自然とモノクロの目になっているのが面白いです。

モノクロで

モノクロで表現したいと最初から考えている場合は
撮影もモノクロですることがほとんどです。
ただカメラのモノクロ(モノトーン)設定はあまり好みではありません。
単純に彩度を落としただけといった印象があります。
そしてモノクロで撮るときはレンズも選びます。
これまで色々と試した結果、モノクロで撮るときはこのレンズ!と
自分の中では決めています。
しかしこの日はモノクロで撮影したことのないレンズを使ってみることにしました。
このレンズでもモノクロの撮影はありますが、
撮影の合間にモノクロにしたというだけで、最初から最後まで
モノクロというのは初めてです。
今回はオールドレンズではありません。
撮った写真はその場で確認することなく
とにかく色々と撮ってみました。

モノクロ・ザールブリュッケン

今回使ったレンズは、最近のデジタル用のレンズですが
想像した以上にモノクロでも使えると感じました。
単純に彩度を落としただけというものと違っています。

モノクロ・ザールブリュッケン

ここでは同じ設定でほとんど同じように何枚か撮りました。
しかしこの一枚だけ何故か周辺部分が甘いです。
周辺隅々まで、はっきりくっきり写ることが求められる
現在のレンズでは良くないレンズとされるかもしれませんが
この写真では隅々までくっきり写すことを目的としているわけではないので
これはこれで良いと思います。レンズ性能や画質も大切ですが
それ以上に大切なものが写真にはあると思います。

モノクロ・ザールブリュッケン

一言で黒色といってもその中には様々な黒があります。
単純に彩度を落としただけでは皆同じような灰色になりがちですが、
黒を黒く写してくれるレンズは、モノクロで撮りやすいと思います。

モノクロ・ザールブリュッケン

この日、撮影しているこの方を別の場所でも見かけました。

モノクロ・ザールブリュッケン

最後は信号待ちの時、スローシャッターで白い車を撮りました。
雨雪で濡れて濃い色になった石畳に白い車が映えます。

モノクロ・ザールブリュッケン

PCで写真を見てみると、最初にも触れましたが
予想以上にモノクロ写真だと感じました。
そして自分がモノクロ用と決めているレンズとは
少し違った写りをしてくれます。
本来、モノクロ写真にするときは現像時に色々と調整しますが
今回はあまりしていません。
それにしてもモノクロでの撮影は楽しいです。
暫くこのレンズで色々と設定を変えるなどして撮影していきたいです。

バレンタインデー

バレンタインデー(ヴァレンタインデー)です。
ドイツのバレンタインデーは、日本のように女性から告白の日というわけではなく
男性、女性にかかわらず、花やケーキ、カードなどの贈り物を
恋人や親しい人に贈る日となっています。
ケーキ屋などでは「バレンタインデー」と書かれたケーキや
チョコレートが並んでいますが、
日本のように店内赤色一色といった雰囲気というほどでもなく
単純にハート型のチョコレート、もしくはハートの形のパッケージに入った
チョコレートを売っている感じです。

ヴァレンタインデー

この日はバラを持っている人を何度か見かけました。
男性はこれから渡すのでしょう。
バラを持つ手を後ろにしている人がいました。
女性はもらった人が多いのでしょうか。
笑顔の人が多かったように思います。
この女性はバラをもらったようです。

バレンタインデー

バレンタインデーとどのような関係があるか分かりませんが
「ラブバス」と書かれたバスが街中に止まっていました。
その場で抽選があり、選ばれた人は
「キャンドル・ライト・ディナー」へ招待されるようです。
ちょうど撮影も行われていました。
その模様がドキュメンタリーのようにまとめられるのでしょうか。

バレンタインデー

この日の最低気温はまだ氷点下ですが日中はようやくプラスになりました(1度)。
これから徐々に暖かくなっていくようです。

凍ったザール川

今朝の気温はマイナス14度。日中は温度計を見るとマイナス7度前後でした。
氷点下の日が続いていますが、極寒というわけでもないので
街ゆく人たちの服装もそれほど大げさなものではありません。

寒い日

その寒い中にオープンカフェが出ていました。
幾つかの椅子に毛布が用意されていましたが座っていたのは一組だけです。

オープンカフェ

ザール川の方へ向かうと偶然、友人に出会いました。
彼もザール川で写真を撮ろうと思ったと言うこと。
厚手の手袋をしています。

E-PL1

先日も書きましたが、
この日もザール川は凍っていました。
この写真、先日のように凍ったザール川に閉じ込められた海賊船を意識しました。
向こう側に車が通っていなければ良かったと思います。
他に撮った写真は車がなかったものの海賊旗が上手く見えませんでした。
単純に、凍った川で氷に閉じ込められた船というのであれば、
車が走っていても問題ないと思いますが、
海賊船という方に意識の中心を置くとやはり旗は大切になってきます。
意識の仕方によって選ぶ写真も変わってきます。

ザール川

川の上、凍ったところに大きな絵が描いてありました。
おそらく「家」だと思いますが、どのように描いたのか気になるところです。
今、氷の上に載れば割れるか、そのまま沈んでしまうかもしれません。

ザール川

ビスマルク橋の方を向くと、ザール川の中央は凍っていないようです。

ザール川

川岸に停泊している船の周りは凍っています。

ザール川

小さな船の中にも水が入り、それが凍っています。

ザール川

鳥が歩いた跡のようです。
足跡が残ると言うことはそれだけ氷が柔らかいのでしょうか。

ザール川

2人の女の子が氷の上に載っていましたが、
直ぐに上がりました。
マニュアルフォーカスではピントを合わせるのが簡単ではなく
シャッターチャンスを逃してしまいました。残念。

ザール川

こちらも鳥の歩いた跡。

ザール川

ザール川を見るとアルテ・ブリュッケ橋より下流(写真ではこちら側)の
氷が溶けており、橋がちょうど境目のようになっています。

ザール川

別の場所、(写真にはないですが)先日はそれほど凍っているように見えませんでしたが
今日は凍っているように見えます。

ザール川

明日からは天候も変わるようで曇りの日が続くようです。
最高気温もプラスになっています。
川の風景も変わることでしょう。