BUGA へ その2

前回の続きです。
BUGAの会場の一つである選帝侯宮殿の裏側からライン川沿いを歩いて
別の会場であるドイチェス・エック周辺に向かいました。
会場内、聖カストール教会の周辺でも多くの花が植えられています。

BUGA

教会の横にあるせいか落ち着いた場所に感じられます。
そこではベンチに座る人も多く、
ゆったりとした時間が流れているように感じます。

BUGA

教会の中へ入りました。石造りの教会は中に一歩入ると
冷たい空気を感じることが多いですが、
この教会でも同じように石の冷たさを感じました。
4本の塔を持つ教会の大きさに比べて内陣は小さく感じます。

BUGA

礼拝堂の椅子の上には衣服と靴がありましたが
それが何を意味するのは私には分かりません。

BUGA

色々な趣向で花に関する展示がありました。

BUGA

この教会周辺はBUGAに際して整備された場所で、
その際の発掘調査時に地面の下から古代ローマのお墓が出てきたと言うことです。
ドイツの地図を見た時、下からザールブリュッケン、トリアー、
コプレンツと続きますが、トリアーを中心として古代ローマの遺跡が
幾つもあります。ここも古代ローマ帝国に属する場所だったということ。
目には見えませんが果てしなく長い歴史を感じると同時に
何か全く別の世界の話しを聞いているようにも感じます。
続きます。

BUGA へ その1

以前も書きましたが、コプレンツで開催されているBUGA(BUndesGArtenschau)に
行きました。その時の写真です。
BUGA、直訳すれば「ドイツ連邦花博」で、2年に一度開催されるものです。

BUGA

コプレンツはザールラント州の隣、ラインラント=プファルツ州にあって
ザールブリュッケンからは入場券とDB(ドイツ鉄道)の電車のチケットが一緒になった
コンビチケットというものが用意されていたので
平日、そのチケットを購入してコプレンツを訪れました。
ザールブリュッケンからは2時間半ほどです。
コプレンツ中央駅からシャトルバスが出ており、会場の前まで運んでくれます。
チケット売り場で電車のチケットの半券と入場券を交換し、
会場に入りました。平日で曇り空だったので
人も多くないのでは、そんな風に思っていましたが
会場内は想像した以上の人がいました。
入り口で手にスタンプを押されます。
本当に単純なスタンプで手を洗えば少し落ちてしまいました。
おそらく毎日形が違っているのでしょう。

BUGA

会場は市内3カ所に分かれていますが、それぞれの入り口は何か所もあり
その都度、手に押したスタンプを見せます。
一番上の写真はその会場の一つである選帝侯宮殿とその周辺です。
ここでは、地元のモーゼルワインの試飲が出来るので2種類試してみました。

BUGA

美味しかったので購入も考えましたが
まだまだ会場を歩かなければならないので
とりあえずその場を後にして、次の会場へ向かうことにしました。
移動手段は徒歩です。
続きます。

テーマ

石畳

10月を振り返ってみると、撮影枚数がここ最近では最も多い月でした。
色々と考えることがありました。というのは自分の中で新しいテーマのようなものが
見えてきたからです。「新しいテーマ」といっても以前から撮っているものの一つですが。
先日、写真を撮っていて、これをこういうイメージで表現したい!
と突然、思い浮かんだことがありました。
その被写体を撮りたいというのはもちろん、それで表現したいと感じました。
言い換えれば被写体の写真をそのまま展示するのではなく、
その被写体の写真を使って表現したいということです。
ただそれがどのように出来るかは漠然としか見えていないのですが
それでも撮りたいもの、表現したいものが見つかったので
時間が空けば写真を撮りに行きました。
今はまだ全体のイメージ像がぼんやりと見えているといった感じです。
文章にすることで見えてくることもあるので、またブログでも書いていきたいと思います。
写真は街中、石畳の上にカボチャがあったので撮りました。
本文の内容とは全く関係ないです。

友人の誕生日

先日、友人の誕生日でした。おめでとうございます!
市内のコングレスハレに州立オーケストラのコンサートへ行った後、
一緒に食事をして、カフェで時間を過ごしました。

カフェ

訪れたカフェ。ここはオーガニックのカフェで手作り感があって人気のあるお店です。
本文とは直接関係ないですが、この写真の傾きと歪みが気になります。
4人でその時間を過ごしていましたが、何気ない会話がいつまでも続いて面白いです。
そういえばこの4人ともオリンパス・ペンユーザーです。
カメラの話しも楽しいものがありました。

カフェ

こちらの写真はピントが気になります。楽しい時間で色々と甘かったのかもしれません。
そういえばお店の人に友人が誕生日だと伝えると、
お店から何か一杯ごちそうするわ、とその友人に声がかかりました。
そういえば

先日は別の友人が誕生日で同じようにカフェを訪れました。
そこは別のカフェでしたが、そこでは特別に蝋燭をたててくれました。
そういったサービスは嬉しいものがありますね。

ようやく

写真はいつもRAWで撮影しますが、
新しいカメラの場合、現像ソフトの方が対応していないことがあります。
対応していないと、この写真のように表示され、
何も作業することが出来ません。
その間はカメラメーカー純正のソフトで現像しています。

Lightroom

しかしようやくソフトの方でもヴァージョンアップがなされ
使えるようになりました。これで少しは作業が変わってきます。
写真はカメラやレンズだけでなく現像ソフトも人によって様々です。
作品を作る上でそこにも一つの鍵があるかもしれません。
ところでメーカー純正の現像ソフトは動作が重いのであまり使っていませんが
向かい合って使ってみるとそのソフトならではのものに気づきます。
ヴァージョンアップされて使えるようになったものの
暫くは両方のソフトを使ってみたいと思います。

昔の写真

2012年度のとある旅行会社のパンフレットです。

パンフレット

ここでは今から10年ほど前に撮った写真を使っていただきました。
ありがとうございます。
この写真は作品的なものではなく観光的なものですが
それでも使っていただけることは嬉しいものです。
それにしてもこういった時にいつも感じるのが写真の持つ力のようなものです。
仕事で写真を渡す時に、どのカメラで撮影したか、一眼レフかフィルムかコンパクトカメラか、
またどのレンズで撮影したかは関係ありません。写っているものだけで判断されます。
上の写真は単に観光的なもので、その写真の力は少ないと思いますが、
撮影する時にそういったことを意識すれば、
また違った写真も撮れるのではないかと思った次第です。

バレエを観に

ザールラント州立劇場のバレエが2011/12年の新シーズンプレミエを迎えました。
同劇場のバレエ部門であるドンロン・ダンス・カンパニーは今シーズンの最初の時期に
アジアツアーを行っていたので劇場での初日がこの時期になりました。
またこの日のこの演目は国際バレエフェスティバルの初日でもあります。
開演前には劇場総支配人だけでなく、バレエカンパニーのシェフだけでなく
ザールラント州の文化大臣などの挨拶もありました。

バレエ

写真は開演前に多重露光で撮りました。
シーズンオープニングの作品はバレエと共に舞台上でピアノとチェロが生演奏され、
時には映像が使われているものでした。こういった複合的な作品は
観ていて飽きないもので、そのテーマをより深く感じることが出来ると思います。
様々な方向からの刺激があると言った感じでしょうか。
私も写真と別の何かとの共演で作品を作っていきたいと改めて思ったのでした。

Wildpark その4

前回の続きです。
大きな動物がいる所は広い場所になっていて近くで見られませんが
ウサギなど小動物の場所は小さなオリがあるだけで近くで見ることが出来ます。
その場所では子供連れの姿が多く見られました。
自然の木をそのまま使った彫り物。まるでそこにいるようです。

Wildpark

自動販売機でエサも売っています。

Wildpark

エサをあげました。近くにいる子供たちも興奮しています。

Wildpark

鳥もそれほど大きなオリではなかったので近くで見ることが出来ます。
距離的には触れることも可能ですが、指を入れてけがをしないようにか
指が通らないほどに網が細かくなっていました。

Wildpark

Wildpark

Wildpark

Wildpark

Wildparkは野性的に動物を飼育している場所といった感じでしょうか。
広い区域の場合、彼らは何処にいるかわかりません。
動物の姿が見えないところもありました。
言い換えればそこに動物の自然な姿が垣間見られるのかもしれません。
それが動物園との違いだと思います。
場所や動物によっては近くで触れることも出来るので
動物などをより身近に感じることも出来る場所です。
ここは市内からそう遠くない場所なので時期を変えてもう一度訪れてみたいと思います。
冬には冬の表情があるのではないかと思います。

Wildpark その3

前回の続きです。
広い場所で遠くからその姿をとらえるには望遠レンズが役立ちました。
ここでは動物を遠くから観察するといった感じでしょうか。

Wildpark

Wildpark

Wildpark

Wildpark

Wildpark

Wildpark

Wildpark

Wildpark

カメラ目線になっている写真も多かったのですが
遠くであってもそれだけ意識させてしまっているのかもしれません。
遠くから観察するだけではなくて、時には近くで見ることも出来ます。
それらは次回に。

Wildpark その2

前回の続きです。
バスを降りたところにWildparkと書かれた看板がありました。
入場は無料で自由に入ることが出来ます。
直ぐに金網が見えてきました。
2重になっています。

Wildpark

Wildpark、ここは野生の動物園のようなもので、
この金網の奥に動物がいるようです。
公園内の幾つかの場所には案内図があり、
「ここの柵の中に何がいる」と紹介されていました。
しかしその範囲が狭くないので、その中の何処にいるかは分かりません。
下の写真では柵の左に何かがいるのが見えます。

Wildpark

直ぐに道は森の中に入っていくようになりました。
薄暗い場所だったので最初は不安もありましたが
多くの人とすれ違いました。
子供連れも多く、子供たちの笑い声が聞こえると
平和な穏やかな場所に感じます。

Wildpark

場所によっては金網に微電流が流れていると言うことです。
そういった場所は2重になっているので、ここは流れていないようです。

Wildpark

この日はスナップで使うレンズと望遠レンズを持って行きましたが、
動物の姿をとらえるには、やはり望遠レンズが役立ちました。
それらの写真は次の記事で。