写真額の搬入

ギャラリーに写真額を搬入する日です。
ギャラリーがある京都ステーションセンターの方々に手伝っていただき
人の多い地下街の中を通ってギャラリーに額を入れました。
ギャラリー担当の方や額設置作業の方など
一つの個展で何人もの方々が動いてくださっているのが分かります。
本当に感謝の連続です。
この日は時間的なこともあって、額をギャラリーに運ぶだけで
その後、簡単な打ち合わせがありました。
その際にギャラリー外側のウィンドウに飾る作業だけ行おうと言うことになり
それまでポスターが貼られていた場所に額を一枚設置しました。
手元にあるときは大きな額(約80 x 60cm)だと思っていたのが
壁に掛けられるとそれほど大きく感じません。
いずれにしても作品が壁に掛けられるのは嬉しいことです。

ギャラリーのウィンドウ

ギャラリーの中は空っぽの空間が広がっています。

ギャラリー「華」

ギャラリーへ続く地下街には何枚かポスターが貼られていました。

ポルタ

作品納品とギャラリー

今日、関東から実家の滋賀に戻りました。
家に着くとすでに印刷会社の方から額の入った段ボール5箱が届けられていました。
その場ですぐに確認したかったのですが、搬入する車の都合上、
すぐに車に積む必要があり、わずかな時間で一箱だけ確認しました。
箱を開けるとビニールに包まれた額があります。
写真の色や明るさなど満足いくものでした。
黒色の木製額に入った作品を目にすると嬉しく、すぐに設置したいという
気持ちがわき起こってきました。
いずれにしてもここまで仕上げていただいた印刷会社の方には感謝です。
ところで京都駅前地下街にある会場を訪れてみました。
外から見るギャラリーは空っぽの空間です。
外側のウィンドウに写真展のポスター1枚が貼られてあり
これを目にして、ようやくここでの写真展を少し実感した次第です。

ギャラリーのウィンドウ

フォトパス夏祭り

東京のオリンパス・プラザで「フォトパス夏祭り」が開催されると言うことで足を運びました。
午後4時から午後8時半まで、トークショーやセミナー、アウトレット販売などがなされています。
外からオリンパス・プラザの入り口を見ると、入り口横に夏祭りなどで
子供が被るようなお面がありましたが、夏祭りの雰囲気はそれだけで
普段と変わらないような印象がありました。
しかし中に入ると、カメラを首から提げた人々や手にしている人など
多くの人で熱気がありました。その人の数は予想以上です。老若男女、カメラや写真好きの
あらゆる人たちが集まっているといった雰囲気でした。
入り口で名前を告げ、名札をいただきました。これは予め連絡を受けていたことでした。
先日も少し書きましたがフォトパス写真展での授賞式があり、
入賞者は入り口で名札を受け取ると言うことでした。
ただ服に付けるところがなかったのでカメラバックに付けていました。
(フォトパスでは「無無」というニックネームを使っております)

夏祭り会場

実験コーナーやトークショーなどいくつか覗きました。
その中で最も見たかったものが、歩りえこ氏の「旅の魅力、旅ドルがレポート!」でした。
旅好きの私にとって旅に関する写真には大いに興味があります。
しかし「旅ドル」というのは「旅するアイドル」のような言葉だったとは初めて知りました。
アメリカ・ドルなどの言葉を想像していました。
そのトークショーの後は氏が撮った笑顔の写真ばかりを集めた写真集が
発売されており、一冊購入しました(右上だけ妻が撮影した写真)。
暫し見入ってしまうような素敵な写真が並んでいました。

歩りえこ氏

私も笑顔ばかりの写真集には大変興味があり
いつか出版できればと考えています。
笑顔の写真(私が撮影したものです。個展の際にブックに入れて置いておくつもりです)。

笑顔の写真

そして午後7時過ぎにフォトパス写真展の授賞式が始まりました。
斉藤巧一郎氏先生による講評と授賞式です。
全部で11あるジャンルの上位3作品がモニターに映し出され
先生による講評がありました。
最初の猫部門で3位から講評が始まり、まず私の作品が映し出されました。
「しっとりした作品」「猫に撮らされた写真ではなく作品として空間を意識している」等、
お褒めの言葉をいただき、嬉しい限りでした。
他の方の作品講評もためになることが多く、ただ単に写真を見るだけでなく
色々な視点から見ることができ、良い時間でした。
私の作品3点が上位3位以内に入賞しましたが、この順位は人気投票数や閲覧数などが
考慮されていると言うこと。つまりそれだけ多くの人々の支えがあったということです。
本当に感謝です。どうもありがとうございます。
景品としていただいたものは、以下のようなものでした。
賞とニックネームなどが書かれたクリスタルグラスの卓上文鎮、拡大鏡でした。

景品

その授賞式の後、写真コンテストの結果が発表されました。
この夏祭りでは「夏キラキラ」「夏カワイイ」「夏・花」の3つの部門のコンテストが
行われました。私は投稿していませんが、それぞれの部門に投票しました。
それぞれ「夏」を意識して投票しました。
そして3部門、上位3人合計9作品が発表されましたが、私が一票を投じた作品は
残念ながら一枚もその9作品に入っていませんでした。気に入った写真があったのですが。
そのあと、投票した人の中から抽選で景品がもらえるというクジがありました。
なんと!それで当たってしまいました。素直に嬉しいことでした。
いただいたのはこちらです。

景品

景品

それにしてもこのフォトパス夏祭りでは多くの人に声をかけていただきました。
カメラ好き、写真好きの人たちに会えて、本当に良い刺激を得、すばらしい楽しい
時間を過ごすことができ、色々な人たちに感謝の一日でした。
嬉しく楽しい時間だったからか、美味しいものが欲しくなり、
カフェでモンブランをいただきました。

モンブラン

東京でのチラシの反応

ドイツで撮影に携わったイベントが今日、東京であり、
その受付カウンターに私の写真展のチラシを置かせていただきました。
作品そのものを見ていただいたわけではありませんが
多くの方々からチラシに載っている写真の感想をいただきました。
直にそういった感想をいただけるのは本当に嬉しく励みになります。

写真展のチラシ

今回のイベント用に追加されたチラシ

ギャラリー「華」のサイト更新

京都駅前地下街ポルタ、ポルタ・ギャラリー「華」のサイトが更新され
写真展の詳細が記載されました。

http://www.porta.co.jp/?p=10544
それにしても私の前の期間が「ミッフィーちゃん」などで有名なオランダ人作家ディック・ブルーナの
オリジナル版画や彼が影響を受けたピカソ、シャガール、ユトリロ等
20世紀に活躍した巨匠たちの版画が展示される「ディックブルーナと20世紀の巨匠版画展」、
次の期間がオーストラリア人画家の「ジョアン・フック絵画展」となっており
ギャラリー「華」では幅広い分野の展示がなされているのがわかります。
それ以前は仏像や京人形の展示もありました。
そういった中で写真展を開催できるのは本当に嬉しいことです。

写真展の案内

「フォトパス写真展」はじまる

オリンパス・イメージングの「フォトパス写真展」が今日から
東京のオリンパス・ギャラリーで開催されるということで覗いてきました。
たくさんの方々のおかげで私も銀賞2作品、銅賞1作品を含め
数点展示していただけることになりました。
200cm×120cmの用紙に30作品がプリントされ、それが11枚あるので
ギャラリー内には合計330作品が展示されていることになります。
それ以外に設置されたスクリーンに全作品がスライドショーで流されていました。
ギャラリー内、人はまばらでしたがやはり自分の作品が出力され
展示されるのは嬉しいものがあります。
ところでこの写真展では来場者先着200名にBSジャパン「デジカメ散歩」のDVDが
プレゼントされるとのことでした。私が午後3時前に訪れたときは20枚ほど
残っている状態でしたが、午後4時過ぎには最後の1枚がなくなるのを目にしました。
それだけ多くの人が会場を訪れたということでしょう。
それにしても色々な方の作品を目にするのは非常に良い刺激になります。
特にネットと印刷物では見え方なども違っているように感じられるので新鮮味もあり
作品から感じる印象も変わってきます。

オリンパス・ギャラリー

オリンパス・ギャラリー

「フォトパス写真展」
期間  東京:2010年7月15日(木)~7月21日(水)
    大阪:2010年7月29日(木)~8月6日(金)・2010年8月16日(月)~8月18日(水)
時間  午前10:00~午後6:00(最終日 午後3:00まで)
会場  オリンパスプラザ 東京
    オリンパスプラザ 大阪
休館  日曜・祝日

裏打ちへ

印刷会社の方から出力が終了し、裏打ちに回されたと連絡がありました。
完成が少しずつ近づいてきて本当に楽しみです。
今回の出力、私がドイツにいたので出力されたものを自分の目で
確認できなかったので不安な面も多少ありますが、
こちらからプリントサンプルを提出したこと、モニターの見え方が同じ傾向にあるということ、
送っていたっだいたサンプルなど様々なやりとりのおかげで安心感があります。
特にサンプルで私が意図したものが映し出されていたことを確認できたのが良かったです。

カメラ屋さんにある刺激

日本に到着した翌日、まず行った場所は秋葉原のヨドバシカメラ。
日本のカメラ屋は改めてすごい場所だと思います。
まず品揃え。カメラやレンズも多くの種類が揃えられており
アクセサリーの種類も数もドイツとは比べられないほどに多いです。
ドイツでは大型量販店にカメラコーナーがあるものの、
多くはショーケースの中にあって一部だけが店頭に並んでいる状態で、
しかも電源が入らないこともあって文字通り手にしてみるだけです。
日本のようにレンズを試したりできるのはすばらしい環境だと思います。
そして購入時、日本ではポイントサービスや割引など
多くのサービスがあります。そのほか「他店より高ければ安くします」
といったお店同士の競争も見られます。しかしドイツでは
ポイントサービスなどもなく、店頭価格そのままです。
店同士の競争もそれほどありません。価格の比較サイトはありますが
そこに載っている多くのお店はオンラインショップばかりです。
「お客様は神様です」という日本のお店に対し、
ドイツにはやはり職人気質的な面があるのかもしれません。
そして何より大きな違いはカメラコーナーを訪れる人かもしれません。
日本ではすでにカメラを持っている人でも店頭を訪れ、
いろいろな商品を吟味しますが、ドイツでお店を訪れるのは
新しく買う人だけといった印象があり、
熱気がそれほど感じられる場所ではありません。
日本のカメラ屋さんにある人々の熱気、これはドイツでは感じられないもので
非常に良い刺激になります。これだけ多くの人がカメラや写真に
興味をもっている、それを肌で感じられる場所がカメラ屋さんです。
それは自分の創作意欲にも繋がっているかもしれません。
写真ギャラリーを訪れるのも良い刺激になりますが
カメラ屋さんにも良い刺激があり、日本に帰れば
真っ先に訪れたい場所の一つです。

パンフレット

そういえばドイツのお店に並ぶカメラのパンフレットの数はかなり少なく、
多くのパンフレットが並ぶのは特別な催しだけです。
またパンフレットそのものにも違いがあります。
日本では厚紙のようなものですが、ドイツでは映画のパンフレットのような
光沢のある立派なものが使われています。
同じ機種でも表紙だけでなく説明方法も違っており、
もしかすると、そこには日本とドイツの販売方法の違いなどが
あるのかもしれません。

一時帰国

地元ザールブリュッケン空港からルクセンブルクの航空会社ルクスエアーで
ミュンヘンに飛び、そこからルフトハンザ機で成田に飛びました。
乗り換え併せて14時間ほどの空の旅でした。
飛行機の中で日本ですべきことを色々と考えていると
あっという間に日本に到着したといった感じです。
この日のドイツはすでに30度を超える暑さでした。
飛行機の中で成田の気温に関するアナウンスがありましたが
日本の方が若干温度が低いようです。
しかし空港を出ると数字以上の暑さを感じました。
やはり湿度の違いがあるかもしれません。

飛行機の旅

細かいやりとり

調整した画像は何日間も寝かしています。
何日か経って見てみると、不自然な点など気がつくことがあります。
画像を提出する際は、何も問題ない、その時点でもうできることは何もない、
そんな風に思って提出します。今回も同じように提出しました。
しかし印刷会社の方とのやりとりの中であとから小さな修正点が見つかりました。
自分では問題ないと思っていても客観的に見ると違うものが見えることもあります。
そして画像調整のやりとりが多くなりました。
例えば、この箇所に焼き込みを5パーセント、時計の針の7時に向かって
処理してほしい、この高さからこの高さまでは真下に70パーセントに、
といった感じでお願いしました。
以前も書きましたが、ほぼ同じようにモニターは見えているので
こちらの処理方法をそのままお願いしました。
編集用のソフトもヴァージョンが違うものの同じソフト(フォトショップ)でしたので
いろいろなやりとりがし易かったです。
特にモニターの見え方が同じということは大きな安心感がありました。