50mmレンズ比較 その6」
の続きです。
次は室内でシャープさを意識しました。
ヨーロッパの教会や日本の神社仏閣では薄暗い場所がありますが
大体そういった所を意識しました。
窓は光が安定している北側を向いています。
カーテンを少しだけ開けてその雰囲気を作りました。
カメラの設定は「その1」と同じです。

ピントはレンズ表面にある「LEICA」に合わせました。
マニュアルフォーカスでもこれは何れのレンズも合わせやすかったです。

フレアが発生してコントラストが低下しているレンズもあれば
くっきりと写っているレンズもあります。
白い箇所、文字の当たりを100パーセント切り出しで。


上の写真を見てみると、文字はどのレンズでも読めます。
しかしモデルとなっているレンズの文字下のギザキザした溝などを見た場合
解像していないレンズも見られます。
次にF4まで絞ってみて。

同様の箇所の100パーセント切り出し。

全体像と切り出した箇所を並べたものです。
左が絞り開放、右がF4。
クリックすると別ウィンドウにて100パーセント表示されます。


このようにしてみると同じカメラでもレンズによって
写りが違っているのが分かります。
言い換えればカメラの画質を評価するときも
レンズを選ぶと言うことかもしれませんね。
続きます。