1の続きです。



教会を出て、その側を歩きました。
建物壁に日時計があります。

この教会横の細い道も少し高台のようになっています。

ところでモノクロでの撮影で面白いのは、やはり光と影でしょうか。
教会の壁を見ているときに、柱の突起か何かが人の横顔に見えました。
左が女性の顔、右が男性の顔です。
太陽の動きと共にこの影の距離が近くなっていきます。
自然が作り出す芸術に友人と一緒に興奮していました。



そのまま道なりに進み、教会の裏側に回ると墓地がありました。
ここではお墓参りをしている人だと思いますが何人かとすれ違いました。
お互い挨拶をします。



墓地の中を通り抜けて、墓地を囲む塀の向こうに出ました。
あとで分かったのですが、
教会の反対側へ抜けるには墓地の中を通り抜けていくのが
一番の近道で、そこを通っている人も少なくないようでした。

墓地の更に奥には、かつて山城があったようです。
現在は僅かですが石畳の坂道があって、上まで上れるようになっています。
続きます。