フィルム2本を現像に出すためにお店に行くと
「中古で○○の○○が入ってきましたよ」と声をかけられました。
既に持っているので、そのように応えましたが
ザールブリュッケンのこのお店は中古のカメラやレンズが
相場に比べると随分安いです。
言い換えればそれだけ下取り価格が安いのだと思います。
中古の数はかなり少ないですが、毎日通る時に見ていると
よく入れ替わっています。購入する人、売る人が多いのでしょう。
先日、気になるレンズが2本、カメラが1台ありましたが
いずれも翌日には売れてしまっていました。残念。
ところで今回現像に出したフィルムは2本です。
つまりカメラ2台で取り終えたものを出したわけですが、
その1本から、なんと1ヶ月前のクリスマスマルクトの写真が出てきました。
このカメラはほぼ毎日持ち歩いています。
同時に出したもう1本の方はここ最近の写真でしたが
如何にもう一つのカメラを使っていなかったか分かります。

フィルムの場合はどのような写真を撮ったか覚えていないことがあって
現像したときに何か記憶がよみったようで嬉しい時もありますが
ほぼ毎日持ち歩いているカメラでは、懐かしさや嬉しさよりも
何か過去を置いてきたような少し寂しい気持ちを感じました。