名誉墓地

1870/71年の普仏戦争で犠牲になったドイツ兵士のための名誉墓地です。
この戦争でプロイセンがフランスに勝ち、ドイツが統一されました。
国境に位置するザールブリュッケンはその重要な戦場でした。

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

墓地を歩くと直ぐに気が付きました。
幾つかの墓地で古くなった十字架が新しい白いものに
変えられたようです。その上に名前が書かれています。
上の写真の「名誉墓地 1870/71」の木製の看板はそのままです。
今回新しくなった十字架はこの看板と同じような古さだったので
十字架の方だけ変更したようです。

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

名前のある十字架が新たになったということ、
つまりそれを後世に伝えるために新しくされたと言うことでしょう。
ここが戦場であったとは今の雰囲気では感じられませんが
それだけ今が平和だと言えるのかも知れません。
その平和であるという気持ちや意志を今後も持ち続けるためにも
新たなものに変えられたのかも知れませんね。