バレエを観に

ザールラント州立劇場へバレエを観に行きました。
2つのプログラムが上演され、今日がその初日です。
Anastasia(Choreografie: Sir Kenneth MacMillan)
Shadow(Choreografie: Marguerite Donlon)
午後7時過ぎの劇場前。日中は雨が降っていたせいか
少し肌寒く感じられます。ドアを開けて中に入ると
そこには大勢の人がいて熱気溢れる空間になっていました。
挨拶などで興奮している人もみられます。

ザールブリュッケン

劇場入り口ロビーは多くの人で一杯でしたが
3階廊下ではあまり人の姿が見られません。
何日も前から完売だったので、ほとんどの人たちは
一階にいるのでしょう。

ザールブリュッケン

劇場内にパネル展示が見えます。
昨年、劇場の舞台改修工事が行われました。
その写真がありますが、パネル展示では
これまでの劇場の歴史を追っています。
つまりドイツ第三帝国時代に「総統の贈り物」として建てられたときの
様子から、戦時中に空襲にあった様子、戦後、そして現在と続いています。
建設当時はドイツ最先端の技術をもつ劇場でした。
このパネルにもありましたが、当時は総統の大きな肖像画も飾られていました。

ザールブリュッケン

バレエの方は非常に盛り上がる公演でした。
もう一度観たいと思わせる舞台で
多くの人がその世界に魅せられたと思います。
そして公演にはドラマがありました。
生演奏で生の舞台、その場で人間が作っているものは
やはり面白いです。良い時間を過ごせました。感謝!