先日、友人と当てもなくドライブしたときの写真です。
ザールブリュッケンからザール川沿いを走り、
そのままフランス国内もザール川に沿って走りました
その途中に巨大な廃墟を発見。
中は見られないようですがその周辺を歩きました。
堰になっていますが水位調節だけでなく
運河を通行する船の税関の役割も果たしていたのかもしれません。
建物に1917年の文字が見えました。
第一次世界大戦中に建設された建物です。
独仏の国境近くなので、大きなプロジェクトだったのかもしれません。
周りには現在は途中までしかない橋や、人が住んでいないアパートがありました。
これが稼働していた当時はこの周辺には人が多く
様々な声や音が聞こえて活気があったのかもしれません。
それを思うと何処か寂しさもあります。
同時にそういった当時の人のことを考えるのは面白さがあります。
今ではこの周辺が散歩コースになっているように感じられますが
景観的にも当時を偲ぶものとして、なくてはならないものになっているかもしれません。