クリスマスマルクト

ザールブリュッケン

クリスマスマルクトに出ているお店は毎年ほぼ同じで、同じ場所に出ています。
しかし全体的に見てみると少しお店の数が減っているのが分かります。
チョコレート細工のお店や魚のお店、オリエンタルな料理のお店は
1、2度出ただけで、その後は見ていません。
逆にチュロスのお店が増えたように感じられます。
最近、家からクリスマスマルクトの一番端まで往復していることが多く
その際に色々とお店を覗いています。
ところでクリスマスマルクトは、ドイツ語の名称で2種類あり、
カトリック地域で昔から続いているものはクリストキンドゥルマルクト、
プロテスタント地域や、その他新しく始められたものはヴァイナハツマルクトとなっています。
本来は12月6日、サンタクロースの原型である聖ニコラウスがやってくる日に
ニコラウスマルクトと言われているものが開かれ、そこではクリスマスの飾りや
クリスマスのお菓子などが売られていました。
現在はそれら以外に、どちらかといえばプレゼント的なものが多いような気がします。
つまり、それは他人を意識することかもしれません。
それだけクリスマスマルクトの役割が変化しているようにも見えます。
クリスマスマルクトそのもの自体は、これからも変わらないと思いますが
意識や位置づけが少しずつ変化していくかもしれません。
何十年後のクリスマスマルクトはどのようになっているか、
おそらく今と同じだと思いますが、そんなことを考えながら歩いていました。

ザールブリュッケン