50mmレンズ比較 その2」
の続きです。
今回はアウトフォーカスを意識しました。
設定は「その1」とほぼ同じで、違うのは露出補正が +7 となっている点と
距離が約75cmとなっています。

ピントは右ページ見出しタイトルの「Die」の「D」に合わせました。

上の写真を見てみると、ピントを合わせた箇所は
それなりにシャープに写っていると思います。
7は写真左下が残念です。フードがあれば防げたかもしれません。
それにしても同じ本を撮影してもこれだけ色合いが違っているのが
興味深いです。
写真の白いところを切り取って100パーセントのサイズで表示です。
ちょうどボケが始まっている当たりです。


上の写真を見てみると
左段落と右段落でボケが違っているのが分かります。
3は左段落、右段落とも読めますが
7は非常に厳しい写りとなっています。
続いて絞り値F4で。

同じ箇所を100パーセント切り出し。

上の写真を見てみると
読める範囲が拡大していますが
特に右段落の差が大きくなっています。
全体像です。
以下の写真は並べたものの50パーセントの大きさになっており、
クリックしていただくと100パーセントのサイズになります。
別ウィンドウで開きます。
左が絞り開放、右がF4です。

続いて100パーセント切り出しの箇所の全体像です。
左が絞り開放、右がF4です。

これで見てみると絞ることによって
画質が向上しているレンズがある反面、
絞ってもそう大きな変化がないレンズも見られます。
テストは続きます。