50mmレンズ比較 その5」
の続きです。
次は玉ボケを意識してみました。
カメラの設定は「その1」と同じです。

ピントは中央の実に合わせたのですが、
撮った写真をPCで見てみると微妙に違っています。
撮影時、MFアシストで拡大したときに別の実に
合わせてしまったようです。
そして8は何故かレンズが少し下の方を向いています。
動かないように意識していましたが
レンズ交換時にずれてしまったのだと思います。
まずは絞り開放で。

フレアが出てコントラストが低下しているレンズも見られる反面、
くっきりと安定した写りのものもあります。
またグルグルボケが出ていたレンズはやはりその傾向が見られます。
そして玉ボケが綺麗な丸になっているものもあれば
少しつぶれて角が出ているものもあります。
レンズによっては多く玉ボケが出ているものがありますが
これは綺麗だと感じる人もいれば
煩わしいと感じる人もいると思います。
白いところを100パーセント切り出しで。
蜘蛛の糸を意識して切り取りました。
ただピントを合わせた箇所が微妙に違っていたので
写真によってピントの合っている実が違っています。残念。


次に絞り値F4で。

円形絞りを採用しているレンズは丸い玉ボケが出ていますが
何角形かになっているものもあります。
ところでここでも6はF4まで絞れていないように見えます。
その前後の絞りやシャッター速度を見てみると
それぞれ絞りは絞れているようですが
時々甘いときがあるのかもしれません。
同じ場所の100パーセント切り出し。

全体像です。
左が絞り開放、右がF4。
クリックすると別ウィンドウにて100パーセント表示されます。


これで外での撮影は終わりです。
ところでこの直ぐ近くに小さな焼却炉か何かがあるようで
時々少し煙くなっただけでなく、小さなホコリが舞っているときがありました。
レンズによってはスクリュー式なので交換時にはレンズをくるくる回す必要があって
簡単にレンズ交換できません。レンズに傷が付かないように
キャップも直ぐにしましたが、同じようにくるくる回す必要があります。
その間、カメラのセンサーを隠すものは何もありません。
ゴミが入るのが気になりましたが
この点はオリンパスのカメラの優秀な点である
アンチダスト機能が役立ってくれたと思います。