ドラマチックトーン

オリンパス・ペンの機能の一つ、アートフィルター。
その中で今は全く使わないフィルターがあります。
ドラマチックトーンです。
購入直後は何度か使いましたが、
個人的には効果が強すぎる気がして今はほとんど使っていません。
ですが

先日のデジタルテレコンのように使っていないものを
あえて使ってみました。
これはドラマチックトーンらしさが少ないかもしれませんが
思った以上に良い感じに仕上がっています。
空が写っていないのが良いのかもしれません。

ザールブリュッケン

こちらは一見すると雷のように見えますが
単純に白飛びしているだけです。
逆にこの効果を狙って撮影するのも面白いかも知れません。
絞り値によって円の大きさも変わってくるので
何度も試しました。これは絞り開放です。

ザールブリュッケン

普段使わないものを使ってみると新鮮なだけでなく、
新たなアイデアも浮かんできます。
そこから表現の幅も広がってくるのではないでしょうか。
ところであくまで個人的な印象ですが、
ドイツではドラマチックトーンのような非日常的な写真が
一般的に人気があるような気がします。
単に撮っただけではなくて、それをソフトでレタッチしたような、
言い換えれば職人が専門的な技術を使った感じがあるからでしょうか。
そういった点に惹かれるのも職人の国らしいものがあるのかもしれません。