レンズの使い道

まだ最低気温はマイナス10度以下になっていますが
寒いときに暖かいお店に入ると逆に冷たいものが欲しくなります。
メインに食べたものより、
ごまアイス、小豆アイス、バニラアイスが美味しいと感じた今日この頃です。

以前も書いたオールドレンズ、オリンパスOMズイコー28mm/3.5に関してです。

この記事でも書きました。
ネットでこのレンズの記事を探して読んでみると
「『OMユーザーなら必ず持っているべき一本』と本に紹介されてある」
「携帯性とシャープな写りでスナップには最適」
といった文章を目にします。そういったこともあって
自身5本目のOMズイコーレンズとして、ネットオークションで落札しました。
期待していたのは他のOMズイコーレンズのような
現代のレンズにはない、渋みのある独特の描写です。
確かに街中スナップで近くを絞って撮るならシャープに写りますが
以前も書いたように遠景などには向いていない気がしました。
期待していた独特の描写力も弱いように感じます。
基本的に既に生産・販売されていないレンズなので
それまでの保存状態にも影響を受け、私が持っている
レンズだけがあまり良くないのかもしれません。
私の持っているオールドレンズの中で比較すると
携帯性:★★★★★、描写力:★☆☆☆☆、表現力:★★☆☆☆
といった感じでしょうか。
このレンズで撮影すると作者の気持ちは関係なしに
単純にものを記録するだけといった感じになりがちです。
もちろんこれは私の場合であって、他の方が使えば違う印象になるかもしれません。

E-410

それで再度オークションに出すことも考えましたが
せっかく手に入れたオールドレンズなので、
何か他に使えないかと考え、先日は手持ちで逆付けにしました。
結局、このようになりました。
レンズ本体 > 逆アダプター > om→4/3アダプター > カメラ
と取り付けています。アダプターは2つです。

E-410

マイクロフォーサーズ機ではこのようにしてみました。
レンズ > 逆アダプター > om→4/3アダプター > 4/3→m4/3アダプター > カメラ
と3つのアダプターを付けました。
それにしても赤丸の位置がそれぞれずれているのが気になるところです。

E-P3

早速撮ってみました。
またこのレンズだけでなく他のレンズでも試してみました。

ユーロ通貨

撮影データを単純に縮小。

ユーロ紙幣

上の撮影データの100%切り出しです。

ユーロ紙幣

こちらもそのまま縮小。

ユーロ紙幣

同じく100%切り出しです。

ユーロ紙幣

撮影したのはこれらです。

紙幣と通貨

紙幣と通貨

別のものを撮影しました。
逆付けでの撮影は被写体との距離が決まってしまいます。
その一点でしかピントが合いません。
本当は文字全体を入れたかったのですが。

紙幣

紙幣

紙幣

紙幣

撮影したのはこちらです。
大きく写せると印象が随分変わりますね。

紙幣

レンズの逆付け、更に他のレンズも試してみたいです。
自分の中では一時的な流行で終わる可能性もありますが
いずれにしてもこれは本当に楽しいです。今は
★★★★★★★
といった感じでしょうか。
レンズに対する愛着も変わってくるように思います。

ケーキ

前回の記事
作った生チョコの写真を載せました。
自分が焼いたケーキなどをアルバム的にするのに表紙を作ってみました。
写真は洋菓子ですが、光と色合いで少し和的な雰囲気を意識しました。
バラの型とハートの型を使って焼いたものです。

マフィン

これまで焼いたケーキなどの写真を探したのですが、あまり見つかりませんでした。
普段の食事の写真を撮らないのと同じように
ケーキも焼く度に写真を撮っているわけではなく
ほとんど撮っていません。
今思うと、もっと撮っておけばという感じです。

ケーキ

…und “Droga”

ザールラント州立バレエの先シーズンの演目「SubsTanz 11 – Neu(n)gierig?」の中で
上演された作品「Droga」(振り付けはLucyna Zwolinska)。
その振り付け、練習風景で構成されたフォトムービーです。
音楽は作品で実際に使われていたものです。

練習の際、何度か撮影機会をいただきました。
振り付けをして、練習をして、それが一つの作品になっていく、
その過程を間近で見ることが出来たのは良かったです。

逆さで

前回の続きです。
前回のようにオールドレンズ、OMズイコーレンズの28mm F3.5で撮影しました。
中央に2ユーロ硬貨を置いています。
まずは普通に撮りました。
このレンズの最短撮影距離は30センチ。
その最短距離で撮影しました。
中央下にある「SAARLAND」という文字にピントを合わせました。

硬貨

次に前回のように手持ちで逆さまに。
ここまで寄ることが出来ました。
ホワイトバランスは「晴天」でしたが、
自然な色合いではなくて少し黄色が入っている気がします。
これが古くささの要因かもしれません。

硬貨

試しに ZUIKO DIGITAL ED 50mm F2.0 Macro でも撮影してみました。
カメラの設定は全く同じです。
こちらの最低撮影距離は24センチで、その最短で撮影。
マクロの威力を発揮といった感じでしょうか。
被写界深度が浅いです。
当然、マニュアルフォーカスでピント合わせを行いますが
被写体に対してカメラを前後させて合わせる方法になります。
それにしても最大撮影倍率0.52倍ということが少し残念です。
絞り開放のF2.0

硬貨

絞りF3.5
円形絞りではないのでボケの形に角があります。

硬貨

絞りF8.0

硬貨

絞りF22
写真の上の方に見えている黒い点はセンサーに付いているゴミのようです。

硬貨

他のOMズイコーレンズやマイクロフォーサーズ純正レンズでも
逆付けを試しましたが、手持ちなので
上手くピントを合わせられませんでした。
合わせられても28mm F3.5ほどには寄れません。
このレンズ、簡易マクロとして遊べるレンズだと思います。
それにしても同じオリンパスのレンズでも
OMのレンズとデジタルのレンズでは写りが違っています。
等倍で見れば非常に大きな違いとさえ感じますが
レンズ性能など関係なしに写真として判断すると
それほど大きな違いも無いような気がします。
それを意識すると写真はレンズが大切であっても
それ以上にもっと大切なことがある気がしました。

オールドレンズで花遊び

オールドレンズには様々なクセがあり、
それが欠点や弱点とされることもあります。
ならばあえてそのクセで遊んでみよう言うのが今回の趣旨です。
時々、カメラの設定も変えながら、
テーブル上の花瓶に生けられた花を撮影したのでした。

オールドレンズで花遊び

オールドレンズで花遊び

オールドレンズで花遊び

オールドレンズで花遊び

オールドレンズで花遊び

オールドレンズで花遊び

オールドレンズで花遊び

デジカメになって色々な効果を試しながら撮影出来るのがいいですね。
撮影していて思ったのは、短所とされるところも
見方を変えれば長所になるかもしれないということ。
同時に写真や撮影の可能性を多いに感じました。
難しいところもありますが、楽しいところでもあります。
やはり写真は奥が深いですね。

赤外写真

昨年撮影した写真の整理がまだ終わっていません。
昨年の後半に撮影した赤外撮影の写真です。
普段と違った世界が見えるのが赤外写真の面白いところです。

赤外ザールブリュッケン

赤外ザールブリュッケン

赤外ザールブリュッケン

赤外ザールブリュッケン

撮影したい場所もあるので季節や天候を見て
また撮影しに行こうと思っています。

ニューイヤーコンサート ”Neujahrskonzert 2012 Bergkapelle St. Ingbert”

1月1日、ザンクト・イングベルト市のニューイヤーコンサートがありました。
演奏はザンクト・イングベルトのベルクカペレ Bergkapelle St. Ingbert で
1839年に設立されたブラスバンドです。
ドイツで最も伝統あるブラスバンドの一つで
映画などにも登場していると言うこと(団員数は約60人)。
そのニューイヤーコンサートが同市の市立ホールでありました。
ホールは約850席あるようですが完売になっています。
私が撮影出来る場所は最後列ということでした。
ただこのホールは多目的ホールなので
舞台と客席の一部は平行ではなく、少し横からの撮影となりました。
撮影出来るのは最後列かその近辺と予め聞いていたので
望遠ズームレンズ一本だけ持って行きました。
時々、照明が暗かったので感度を上げましたが、
私のカメラは高感度に強くないのでやはりノイズが多くなりました。

ニューイヤーコンサート

ニューイヤーコンサート

ニューイヤーコンサート

ニューイヤーコンサート

ニューイヤーコンサート

ニューイヤーコンサート

ニューイヤーコンサート

ニューイヤーコンサート

ニューイヤーコンサート

ニューイヤーコンサート

ニューイヤーコンサート

ニューイヤーコンサート

ニューイヤーコンサート

ニューイヤーコンサート

このニューイヤーコンサートはオペレッタやミュージカルを中心に
オペラもありました。客席も手拍子するなど楽しい雰囲気に包まれています。
撮影の方は座席移動できなかったので不便と感じることもありましたが
それでも音楽を楽しみながら撮影することが出来ました。

久しぶりに赤外撮影

先日、雲一つない青空が広がっていたので
久しぶりに赤外撮影をしたくなり外に出てみました。
準備をして外に出た頃には雲も少しあったのですが
それでも青空が広がっており
赤外撮影日和だったと思います。

赤外ザールブリュッケン

赤外ザールブリュッケン

赤外ザールブリュッケン

赤外ザールブリュッケン

赤外ザールブリュッケン

赤外ザールブリュッケン

赤外ザールブリュッケン

赤外撮影は普段とは違った光景が見られるのが面白いですね。
また場所を変えて撮影してみようと思います。

ストリートダンス

先日、ザールラント州立劇場のバレエ部門である
ドンロン・ダンス・カンパニーの主宰者マルゲリッテ・ドンロンの同劇場10周年を記念して
本が出版されました。その出版記念イベントのようなものが
街の中心、ザンクト・ヨハンナー・マルクトの本屋で行われました。
その際、本屋の正面でカンパニーの人たちや関係者などで
ストリートダンスが行われました。

ストリートダンス

突然、大音量が響き、ダンスが始まりました。
私はカメラ2台にそれぞれ広角レンズと標準レンズを付けて撮影しましたが、
動きが全く読めないので難しく、移動せずに撮影することにしました。
ダンスは時間的には5分もなかったかもしれません。
あっという間に終わったという感じです。
楽しい雰囲気に引き込まれていたのか、
楽しみながらも撮影に集中していたので
時間が短く感じただけかもしれません。

ストリートダンス

ストリートダンス

ストリートダンス

ストリートダンス

ストリートダンス

ストリートダンス

ストリートダンス

ストリートダンス

ストリートダンス

ダンス終了後は本屋内で挨拶があり、シャンパンが振る舞われました。
それにしても楽しそうに踊っている人たちを見ると
こちらまで楽しい雰囲気になりますね。

BUGA へ その8

前回、BUGAの続きです。
前回も書きましたがBUGAでは予め撮りたいと考えていた写真が撮れませんでした。
その風景に出会えませんでした。
しかし予想していなかった光景に出会うことが出来ました。
いわゆる「天使の梯子」というものです。
私自身はこれまで「天使の梯子」と言う単語は使っていませんでしたが
周りに使っている人がいたので、その影響かこの写真で初めて使いました。
そして自分の中にある「天使の梯子」と言う語の響きを意識して仕上げました。
「天使」という語からは教会がイメージされます。

天使の梯子

天使の梯子

天使の梯子

天使の梯子

コプレンツを訪れた時は曇っていたので、時々雲の隙間から太陽の光が差し込んでおり、
その雲間から差し込む光を意識しながら会場を回っていることもありました。
花の写真に関しては満足行くものが撮れませんでしたが
それでも良い光景に出会えて満足してコプレンツの街を後にしました。
これでBUGAの日記は終わりです。
ここまで読んでいただき、どうもありがとうございます。