最近はフィルムカメラばかり持ち歩いていますが
一緒にデジタルも持っていくときがあります。
ただどちらで撮るかを迷うことはなく、基本はフィルムで撮っていますが
日記的なこと、記録的なことの撮影のために
コンパクトカメラがあれば、と思いました。
オリンパス・ペンでも小さいですが、ポケットに入るサイズではありません。
iPhoneで大丈夫なときもありますが、片手で撮影出来ず
画質的にもう少し良ければ、と感じる時があります。
といっても特に何かを探している分けではありません。
しかしほぼ毎日、足を運んでいるザールブリュッケンのカメラ屋にある
中古のウィンドウの中に幾つかのコンパクトカメラがあるのが分かりました。
私の条件は、ポケットに入るコンパクトなサイズで
マニュアル撮影が出来ること、RAWで撮影出来、
光学ズームが付いているものでした。その条件に合うものも数機種あります。

お店の方に伺うと、このお店では買い取りはやっていないけれど
下取りはやっているということ。
今私はほとんど使用していないカメラやレンズを整理しようと考えています。
そこでお店の方に持っている機種名を言って、
一般的にどの程度の金額で下取りしてもらえるか伺いました。
そういった相場などの情報も全てPCに入っているようです。
伺うと箱などの備品が全て揃っていて状態が新品に近いものならば、
それなりに高くなります。しかしそれでもネットオークションの相場の半額以下でした。
迷いました。ただその機種はネットオークションでの相場が
ここ最近かなり落ちているのが気になっていたので、
結局お店で下取りしてもらうことにしました。
全ての備品が揃っているわけではありませんが
かなり綺麗な状態ということで、最高額で下取りをしていただきました。

そして同時に条件にあった中古のコンパクトカメラを購入しました。
最新モデルでないにもかかわらず、中古のコンパクトカメラの方が高かったので、
いくらか追加しました。言い換えれば私の持っている機種が
それだけ安くなっていると言うことでしょうか。
デジタルのカメラは型落ちになれば一気に安くなるということを
改めて感じました。やはりあるなら使い切った方が良いです。
コンパクトカメラを買ったのは5年ぶりです。
“Made in Japan”と書かれています。
付属のバッテリーケースに日本語があるだけでなく
充電器のコードの先も日本のコンセント対応のものでした。
ドイツのコンセントに合ったものは付属していません。
もしかすると前の所有者は日本人だったのかも知れません。

この機種の画質はネットなどでも見たことがありますが
やはりコンパクトカメラなので、それなりの画質と言ったところでしょうか。
ただそれでも新しいカメラは楽しみです。
マクロ的な機能もありますし、一眼レフとは違った面白さがあるかも知れません。
上の2枚の時計の写真はこのコンパクトカメラで撮影しました。
拡大すればノイズなども見えますが、写りそのものには満足しています。
これまで大切に使ってきたデジタル一眼レフカメラとズームレンズが旅立ち、
新たに中古のコンパクトカメラがやってきました。
こちらも大切に使っていきたいと思います。

ここ最近の記事、「2012年11月30日クリスマスマルクト」から、この記事までは
このカメラで撮っています。ズームなど色々と試しました。
そしてPCで見ると想像した以上に画質も良く、色合いなども好みのものでした。
手ブレ補正もかなり効いています。
このカメラ、思った以上に役立つような気がします。
大切にしていきたいカメラです。