まだ残る雪

今日の予報では最低気温がマイナス8度、最高マイナス4度となっています。
その気温では雪は溶けずに残っていそうですが
街中では多くの人がそこを行き来するだけでなく
道路の下に埋められた水道管などの影響か雪が随分溶けています。
しかし墓地の方は雪がまだ残っています。
冷たい地面、冷たい空気がそこにはあるような気がします。
街中からそう遠くないにもかかわらず積もっている深さは
倍以上はあるでしょうか。
その中にある白の明るさよりも
もっと落ち着いたものを撮ろうと意識しました。

ザールブリュッケン

この日はフィルムカメラ2台とデジタルカメラ1台を持っていきましたが
デジタルカメラでは多くを撮りませんでした。

ザールブリュッケン

フィルムではどういった写りになっているか分かりませんが
こういった落ち着いた風景に出会ったときはフィルムの方が
その雰囲気を捉えられるのではないかと思いました。

ザールブリュッケン

しかし澄んだ空気の場合はデジタルの方がそこにある空気の冷たさも
捉えるような気がします。

ザールブリュッケン

太陽が出て雪が光っていればもっと良かったのですが
出ていなくても太陽の明るさが感じられる空模様でした。
一時間ほどの撮影でしたが、楽しむことが出来ました。

雪の残る日

ここ数日、最高気温も氷点下なのでまだ窓の外には積もった雪が残っています。

ザールブリュッケン

しかし氷点下と言っても何故かそれほど寒く感じません。

ザールブリュッケン

寒く感じないせいかもしれませんが、雪のある世界がより明るく感じられます。

ザールブリュッケン

溶けない雪が凍っているので滑らないよう足下には気をつけないと行けません。

ザールブリュッケン

雪が積もると生活には影響が出ますが、この時にしか撮れない風景があるので
カメラを持って外に出たくなりますね。

雪あかり

朝5時台に目が覚めたときに、窓の外が少し明るいように感じたので
カーテンを開けると雪が積もっていました。
前日までは屋根の上にうっすらと積もっている程度だったので
夜の間に降り積もったのでしょう。
外出時にコンパクトカメラを持って出かけました。
街はまだ少し眠っている感じでしょうか。

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

雪かきをしている人たちがいます。
そういえば気温が低くなるミュンヘンでは雪が降ると滑り止めで砂利を撒きますが
そこまで気温が低くならないザールブリュッケンでは雪を溶かすために
塩を撒きます。だから雪の中を歩き、その後乾いた靴は表面が白くなります。

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

可能ならばもう少し撮影したかったのですが
時間的に難しいものがありました。
しかし気温は氷点下でも撮影に意識がいっていると
その寒さも忘れてしまいますね。

新たな一週間

外は屋根の上に少し雪が積もっている程度です。
気温が氷点下なので溶けずに残っていますが、
地面には全く雪は見られないので
屋根もまるで最初から白色だったかのようになっています。

ザールブリュッケン

新しい一週間が始まりました。
また忙しくなりそうです。
時間を見つけて僅かでも撮影に行きたいと思っています。

バロックのコンサート

ザールラント・バロックアンサンブルのコンサートが
ドイツ騎士団礼拝堂でありました。
「ドイツ騎士団礼拝堂」という名前が付いていますが
現在はその目的で使われることもなく
イベントなどで使われることが多くなっています。
この礼拝堂は13世紀前半に建てられたとされ、
ザールブリュッケンに現存するもので最も古い建物の一つとされています。
ところで手前にある木はいつ頃からあったのでしょう。
おそらくこの木そのものは13世紀には無かったと思いますが
そのように意識すると今とは違った風景が広がっていたかも知れません。

ザールブリュッケン

バロックのコンサート、知っている作曲家もあれば
馴染みのない作曲家の作品もあります。楽しみで訪れました。

コンサート

礼拝堂内は立ち見が出るほど観客で一杯です。
天井がそれほど高くないので良い意味で音が響かず
楽器の音が直接届いてくるといった感じでした。

ザールブリュッケン

それぞれの楽器がまるで呼吸しているような
生きた音楽を聴くことが出来ました。
盛り上がった公演後、外に出ると非常に冷たい空気が
一瞬にして体を包み込むような、そんな感覚がありました。

ザールブリュッケン

この木の細い枝を見ると何処か不気味な感じがありますが
礼拝堂の灯りがあると、何故かそこにも人の心があるように感じます。

ザールブリュッケン

市内中心部まで徒歩で25分ほどでしょうか。
途中、ルートヴィヒ教会の横を通り抜け、正面で一枚撮りました。

ザールブリュッケン

ところで昨日のバレエ公演の時もそうでしたが
コンサートに持っていくのにコンパクトカメラは便利です。
ジャケットやコートのポケットに入ります。
その上、手ブレ補正もよく効いており
寒いときも片手で簡単に撮れるので大変重宝しています。

バレエを観に

バレエを観にザールラント州立劇場へ行きました。
この日がプレミエの新作「LIEBE in schwarz-weiß」です。
音楽はリヒャルト・ヴァーグナーの「トリスタンとイゾルデ」を中心にしたもので
その他マーラー、ドビュッシー、プロコフィエフ、ショスタコーヴィチなどの作品が使われ
ザールラント州立オーケストラによって生演奏されました。
プレミエ公演は熱気ある独特の雰囲気があって
公演前は劇場前でシャンパンなどを飲んでいる人がいますが
今日は気温が氷点下になっているので
多くの人は中で開演前の雰囲気を楽しんでいるようでした。

ザールラント州立劇場

公演は立ち上がって拍手をする人や床をける人、
歓声を上げる人など盛り上がった公演になりました。
休憩無しの公演にもかかわらず非常に綺麗な舞台で
時間が経つのも忘れるほどでした。

ザールラント州立劇場

ところでバレエを観るときは、いつも2種類の見方を自分はしていると思います。
舞台や踊り、音楽を楽しむという点と、意識はしていませんが
見ていると写真のアイデアのようなものが浮かぶときがあります。
舞台写真の撮り方というものではなくて、もっとポートレイト的なアイデアでしょうか。
動き方や人の流れ、何かしら気付くことがあります。
感謝!です。

フィルムで

フィルム2本を現像に出すためにお店に行くと
「中古で○○の○○が入ってきましたよ」と声をかけられました。
既に持っているので、そのように応えましたが
ザールブリュッケンのこのお店は中古のカメラやレンズが
相場に比べると随分安いです。
言い換えればそれだけ下取り価格が安いのだと思います。
中古の数はかなり少ないですが、毎日通る時に見ていると
よく入れ替わっています。購入する人、売る人が多いのでしょう。
先日、気になるレンズが2本、カメラが1台ありましたが
いずれも翌日には売れてしまっていました。残念。
ところで今回現像に出したフィルムは2本です。
つまりカメラ2台で取り終えたものを出したわけですが、
その1本から、なんと1ヶ月前のクリスマスマルクトの写真が出てきました。
このカメラはほぼ毎日持ち歩いています。
同時に出したもう1本の方はここ最近の写真でしたが
如何にもう一つのカメラを使っていなかったか分かります。

ザールブリュッケン

フィルムの場合はどのような写真を撮ったか覚えていないことがあって
現像したときに何か記憶がよみったようで嬉しい時もありますが
ほぼ毎日持ち歩いているカメラでは、懐かしさや嬉しさよりも
何か過去を置いてきたような少し寂しい気持ちを感じました。

モノクロで

乳白色の雲に覆われた薄暗い一日でした。
撮影の合間に撮影。
モノクロには本当に様々な色があると思います。
同時に本当の白(FFFFFF)は無いような気がします。
黒と白の作り出す世界でも様々な色があります。

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

天気予報ではこれから晴れるようですが
その分、気温が低くなるようで最低、最高気温とも
氷点下の予報になっています。
皆様も風邪にはお気つけてください。

夕方の雨

家に帰るときにいつも持ち歩いているコンパクトカメラで撮りました。
夕方、外に出ると小雨が降っています。
朝、家を出るときには雨の気配がなかったので少し驚きました。
ここ最近は暖かい日が続いていましたが日に日に気温が下がっている感覚です。
雨が降っているせいか少し寒く感じられます。
それにしても雨の方が光の反射があって綺麗に見えます。

ザールブリュッケン

特に雨の日は湿度のおかげか何気ない道でも雰囲気があるように感じられます。

ザールブリュッケン

そういえば昨日の朝、8時過ぎに街中を歩いていると
何か所かでクリスマス飾りの撤去作業を目にしました。
ザンクト・ヨハンナーマルクトにある、もみの木も
重機を使って小さく切られていました。
クリスマスの雰囲気がある電飾など全て撤去されたのかと思っていましたが
ここはまだ残っています。
いつまであるのか分かりませんが
この光の木は綺麗ですね。
何か踊っているようにも見えます。

ザールブリュッケン

大吉

年始のおみくじではありませんが
今年は何か良いことが色々ありそうな感じです。
大吉です。

大吉

それにしてもこういったモノクロは結構好みです。