友人のカメラ

友人が新しいカメラを手に入れたというので見せていただきました。
最初はカフェにでも行こうと話していましたが
時間的にビールを飲みに行くことに。
このお店は普段は一杯ですが、
まるで貸し切りのように空いています。

レストラン

友人のカメラですが、まだレンズがないということで
ミラーに写ったものを撮りました。天井です。
どのカメラもそうだと思いますが、カメラの重量バランスや
持ちやすさなど、カメラ本体と人のことを意識して
作り手は作っていると思います。このカメラも持ったときの
曲線具合が非常に心地良く感じました。
そんなことを考えるとカメラにも作り手など、人の魂のようなものが
あるのかも知れません。

カメラ

その天井です。このお店は市庁舎の地下にあります。
市庁舎の下にレストランがあること、ドイツ、特に昔ながらの市庁舎を
使っている場所ではよく見られる光景だと思います。
色々な行事や祝賀などのイベントなどでも使えるので
市庁舎の下にあるのは良いのかもしれません。

レストラン

友人からもう一台、珍しいカメラを見せていただきました。
ファインダーを覗くとファインダーは縦長になっています。
つまりハーフサイズのカメラです。裏蓋を開けてみると
4つの箱になっています。一度に4枚撮ることが出来ます。
これは3Dカメラで、微妙に違う角度から4枚同時に撮影することによって
3Dに見えるとのこと。友人に貸していただきました。
調べてみて撮影してみたいと思います。

カメラ

ところでこのレストランにはステンドグラスが何枚かあります。
市庁舎が描かれたものなど街を表すものになっているようですが
これはどういった場面なのか。おそらく何かストーリー的なものがあると思うのですが
色々想像しながらビールを飲むのも楽しい時間です。
いずれにしてもカメラ談義は本当に楽しいですね。

レストラン

先生が

私の大学時代の先生がザールブリュッケンにお越しになりました。
滞在時間は残念ながら僅かでしたが
それでも色々お話しすることが出来ました。
どうもありがとうございました。
写真は中央駅。
ちょうどパリから来たTGVと、それと入れ替わりに入ってきた
パリ行きのICE。

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

昨日のように

早朝は青空が広がっていました。午前中から雨が降り始めましたが
その雨もお昼には止み、午後には再び青い空が広がっていました。
しかし夕方頃、突然、外からザッーという音が聞こえてきたと思えば
雹が降っています。それらは屋根の上を転がって雨樋にたまっていました。

ザールブリュッケン

昨日と同じピクチャーモードで撮りました。
午前中の雨や直前に降った雹で石畳が濡れています。

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

昨日と同じピクチャーモードとレンズです。
それにしてもこのモードで、絞り開放付近で撮影すると
その他のモードに比べて周辺光量落ちが目立つ気がします。
昨日も書きましたが、このモードは想像していた以上に好みの
描写なので、これからはこれを基準に使うかもしれません。
しかしここ何日間か同じレンズを付けて
ピクチャーモードを変えて撮影していましたが
カメラのモードのことより、
如何に自分がこのレンズを気に入っているか
そのことに改めて気付いたような気がします。

他のピクチャーモードで

今日の夕方は友人たちと映画を観に行く予定でしたが
延期になって時間が出来たので散歩をしました。
オリンパス・ペンでこれまでほとんど選んだことがなかった
ピクチャーモードで撮影しました。
同じレンズを使っていても他のピクチャーモードとは写りが違っています。
レンズまでもが違うように感じる時もありました。

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

完全に満足とまでは行きませんが、想像した以上に好みです。
これをモノクロにしてみるのも面白いかも知れません。
そんなことを意識すると、切り取り方だけでなく、撮り方、
表現方法は無限にあると感じます。
写真は本当に奥が深いですね。

青空の青

先日の

記事で、あるピクチャーモードで絞って撮影すると扱いづらい色合いになったと
書きましたが、この青空の青色がそうです。
綺麗だと思いますが青の中に赤が入っていて、すっきりした青空とは違っています。
下の写真ではF3,5からF13まで色々絞っていますが
光の具合によって赤っぽさが出ているのが感じられます。
この赤が入った青色が使いづらいと思いました。
このモードは他のモードに比べて白飛びを押さえてくれているので
使いやすいと感じたのですが、空の色合いが思っているものと少し違います。

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

先の記事でも書きましたが、曇り空では思った以上に好みの描写を見せてくれました。
使い分けが重要かもしれません。しかしいずれにしてもカメラ一台の中に
そういった違った描写が入っているのは、それだけ引き出しが多くなるので
表現の幅も広がる可能性があります。
ただこういった違い、大きな視点で見てみれば本当に小さなことかも知れません。
写真にはもっと大切なことがあるような気がします。
画像を見ていてそのことを改めて感じました。

日常的な土曜日

最低気温が1度で風もなかったことから過ごしやすく感じる一日でした。
曇り空の下、マルクトには市場が出ています。その田舎でよく見られるような
日常的な光景がザールブリュッケンらしい土曜日といった感じです。
写真的にはその中に普遍的な何かを見つけられそうです。

ザールブリュッケン

日中は気温が6度まであがりました。
それで暖かく感じられたのかオープンカフェが出ています。
椅子の上にある赤いものは毛布です。

ザールブリュッケン

窓際に置いてある蘭の花がまた一つ咲きました。
明るい色の花が咲くと嬉しいですね。
オールドレンズで一段絞って撮りましたが、
こういった描写はオールドレンズならではのものだと思います。
窓辺で咲く小さな花を見て幸せを感じた一日でした。

花

教会でのコンサート

午前7時半頃の空。太陽の暖かそうな光が差し込んできています。
こういった光景を目にすると、その日一日を幸せに迎えられそうな気がします。

ザールブリュッケン

今日の最低気温はマイナス10度。夜も冷え込んでいましたが
ザールブリュッケン市内、クリスト・ケーニヒ教会で行われたコンサートを訪れました。
ジョアキーノ・ロッシーニ(1792-1868)の小ミサ・ソレムニス(Petite Messe Solennelle 1863年作曲)です。
ザールラント州立劇場の演目で、ソロ歌手と合唱が演奏します。

ザールブリュッケン

劇場の方は今月から舞台の改修工事が始まるので
その間、公演は市内の別の場所や近郊の街で行われます。
今回の小ミサはこのクリスト・ケーニヒ教会で行われますが
他にオーケストラの演目がザンクト・イングベルト市で
オペラがフェルクリンゲン市、バレエがフランスのフォルバッハ市などで上演されます。

ザールブリュッケン

この日はプレミエ公演とあって完売です。
宗教曲のコンサートですが、特別な舞台や人の動きもあるからか
劇場による予定表ではオペラのカテゴリーに入っていました。
教会内は観客が数百人いて暖かいはずでしたが
建物の構造に石が使われているからか
空気がひんやりと冷たく、寒さを感じる公演でした。

ザールブリュッケン

ソロ歌手の存在感や合唱の迫力など
教会ならではの公演だったと思います。
厳かな雰囲気がありました。
こういったものを見ていると、例えば構図や光のことなど、
時々写真のアイデアが浮かんでくることがあります。
単純に楽しむだけでなく良い刺激にもなりますね。

突然の雪

最低気温はマイナス9度になったものの
日中は晴れ間が広がる、少しのんびりした一日でした。
しかし午後6時過ぎ、突然空が暗くなったと思ったら
急に雪が降ってきました。
雨の速度で雪が降る感じでしょうか。
窓の外を見るとその雪で石畳も見えません。

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

雨の速度で速く降る雪。白い雨といった感じでしょうか。
今までこういった降り方をする雪を見たことがないかも知れません。
しかし10分ほど降ったあと、その後はまた晴れ間が広がる天候になりました。
雪はほとんど積もっていません。この雪は何だったのか。
本当に珍しい光景だったと思います。

晴れて寒い一日

お昼過ぎの気温はマイナス3度。
しかし澄んだ青空がその寒さを忘れさせてくれるような、
そんな一日でした。
先日よりカメラのピクチャーモード(VIVID、NATURAL、FLAT、PORTRAIT など)を
これまでとは変えて撮影しています。普段はナチュラルになるように設定していますが
春が近づいてきて新しいことを始めたくなったのか、
ここ最近はこれまであまり使っていなかった設定で撮影しています。
気温が高くないので屋根の上の雪は残ったままで氷柱もあります。

ザールブリュッケン

ドイツ人はこういった少し寒く、しかし青空が広がった日が好きなようです。
幾つものオープンカフェが出ていました。

ザールブリュッケン

影に惹かれました。

ザールブリュッケン

これは地面に落ちた氷柱でしょうか。

ザールブリュッケン

屋根の上に残る白い雪が普段とは違った雰囲気を作っています。

ザールブリュッケン

街の上に広がる空にはどのような風が吹いているのでしょうか。

ザールブリュッケン

石畳にある眩しさと影に惹かれて。

ザールブリュッケン

車の下にも氷柱が伸びています。

ザールブリュッケン

光が少し夕方の光になってきました。

ザールブリュッケン

先日も今日と同じピクチャーモードで撮影しましたが

先日のような曇り空では思った以上に好みの描写を見せてくれました。
今日もその時と同じレンズです。
絞り開放かそれに近いところでは好みの描写でしたが、
絞って撮影すると扱いづらい色合いになった気がします。
難しいところがありますが、もう少し試してみたいと思います。
ところで今日のおそらく午後8時半頃、近くのカトリック教会の鐘が鳴っていました。
こんな時間に結婚式かミサ?と思いましたが
もしかすると新しい教皇が選出されたことに関係しているのかも知れません。
以前、前教皇のベネディクト16世が新しい教皇に選出されたとき、
私はミュンヘンにいましたが、旧市街地内の10ほどのカトリック教会が
一斉に鐘を鳴らしました。まるで街が教会の鐘で包まれたような雰囲気でした。
先程の鐘の音を耳にして、そしてニュースを読んだとき、そのことを思い出しました。

雪の日

3月としては珍しく一日中、雪が降っていました。
気温は最高気温でも氷点下でしたが、地面の温度が低くないからか
日中はほとんど積もりませんでした。

ザールブリュッケン

細かい雪が降っており、少し視界が悪くなっています。
街ゆく人の数も数えられるほどです。

ザールブリュッケン

午後8時頃には雪が少し積もったので
オリンパス・ペンに魚眼レンズを付けて外に出てみました。

ザールブリュッケン

日中、吹雪のように降っていた雪は弱くなっています。

ザールブリュッケン

見上げるようにして撮ってみましたが、
雪の降り方も既に弱くなっていたので
意識していたような絵は撮れませんでした。

ザールブリュッケン

この辺りはオレンジ色の照明が多いからか
空もそのような色に見えます。
雪が積もっているので明るく感じられます。

ザールブリュッケン

Y字路というよりはU字路といった道です。

ザールブリュッケン

魚眼レンズで降る雪を撮りたかったのですが
ほとんど降っていなかったのが残念です。

ザールブリュッケン

ザールバーン(路面電車)。例えばもっと郊外の駅であれば、
夜にこの存在感ある灯りを目にすると、
ようやく電車が来た!というような喜びに似た気持ちを
強く感じるかも知れません。

ザールブリュッケン

こちらにはオレンジ色の照明がないためか
雪の色も白いまま写ります。

ザールブリュッケン

体感的には少し雪が強くなってきましたが、
雪の量が増えたというより風が強くなったのかも知れません。

ザールブリュッケン

寒くなってきたのでそのまま家に帰りました。
夜の撮影は昼間とは違った面白さがあります。
魚眼レンズも楽しむことが出来ました。
天気予報によると氷点下の気温は暫く続くとのこと。
皆様も風邪などには気をつけてください。