城跡

子供の頃から興味があった場所、それはお城です。
石垣しか残っていない城跡であっても惹かれるものがあります。
その城をいかに守るか、色々と考えられた造りに興味を覚えます。

城

城

城

城

ザールブリュッケン周辺にある幾つかの
古代ローマ時代の遺跡でも同じですが
今は繁栄した当時の面影を感じることは難しくなっています。
しかしこの場所に多くの人がいたと想像すると、
その場所は単なる空間ではなくて
人々の気持ちがある特別な場所に感じられます。
人々の笑い声や喧噪など様々な声や音があり
多くの人々が行き来していた場所、
言い換えれば多くの人の感情があった場所です。
写真を撮る際も、「元○○だった建物」と紹介的に写真を撮るだけでなく、
例えば自分がその時代、その場所に関係した人物となって
「おらが村の自慢の場所」と、まるで自分に関連したもののように撮るならば
撮り方は変わってきます。つまり撮る際の関係や意識、立ち位置を
変えるわけですが、そうなればまた違った写真を撮ることも
可能になるかもしれません。写真を撮る際、
複数の立ち位置があれば、その分、
色々な写真を撮れるということかもしれません。