朝まで

夜仕事をしていて気が付けば夜が明けていることが、最近何度かあります。
撮影枚数が多いのでその現像作業に時間がかかっています。
そういえば約1ヶ月続いたバレエの撮影も無事終わりました。
データ数は4万を超えています。こちらはまだ全ての確認が終わっていませんが
その作業も楽しみです。
午前5時頃。窓を開けるとひんやりとした空気が入ってきます。

ザールブリュッケン

午前9時前。雲一つない青空を目にすると気持ちも晴れやかになります。
今日の撮影も頑張りたいと思います。

ザールブリュッケン

Christopher Street Day

Christopher Street Day 2014という名のイベントが
金曜日からザールブリュッケン市内で始まっています。
同性愛者のための催しで、日曜日にはパレードが行われました。
日曜日の午後、突然大きな音楽が外から聞こえてきました。
外を見ると大型車が止まっています。
その上で踊っている人もいて車が揺れているのが見えました。
かなりの大音量です。約10分間、同じ車が止まっており、
その後、出発したかと思えば、次の車がやってきました。
そのようにして約10分ごとに新しい車が大音量を流しながらやってきました。
振動をともなった大音量だったので全て窓越しに撮りました。

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

1枚目や2枚目の写真に虹の旗が見られます。
ドイツでは虹が同性愛者のシンボルとなっています。
カトリックの宗教的にはまだ問題があるようですが
社会的にはパートナーシップが認められています。
街を歩けば手を繋いでいる男性を見ることもあるので
普通に生活しているといった印象もあります。
またレストランやカフェで入り口に虹のシールや旗があるお店は
同性愛者のためのお店です。
もちろん一般の人々も入ることが出来ます。
Christopher Street Dayはそういった人たちのイベントですが、
窓から見ていると多くの人が楽しんでいるようでした。

バレエのプレミエ

ザールラント州立劇場のバレエ、
「SUBSTANZ 14: OVER THE RAINBOW」の初日公演です。
5公演ありますが、1ヶ月以上前から全公演完売になっています。
場所はアルテ・フォイアーバッヘ劇場です。

劇場

上の写真と下の写真は休憩中に撮りました。空は曇っています。
劇場内が熱気で空気がこもっているような感覚があったので
一度、外に出ました。

劇場

公演後、外に出ると雷が光っており、雨が降っていました。
公演の方は非常に盛り上がりました。
拍手以外に大きなブラヴォーを叫び、床を蹴っている人たちも多く
それを見ても観客が如何にこの公演に熱狂していたのかが分かります。
これを見ると完売になるのも納得できます。

劇場

私は振り付けが始まるほぼ最初の段階から撮影することが出来ましたが
徐々に完成していくのを目にしていると少し感慨深いものがありました。
一つの作品に様々なアイデアがあります。
昨日ゲネプロに一緒に行った友人が一体どこから
このようなアイデアが浮かんでくるのか不思議がっていました。
振付家の方は普段からそれだけアンテナをはっているのかもしれません。
公演の案内です。

劇場

公演のプログラム。

バレエ

最後の方のページに撮影者のクレジットがありました。

バレエ

そのクレジットだけでも満足行くものでしたが
それ以外にSpecial thanksのような形で名前が記載されていました。
これは嬉しいことでした。

バレエ

今回は多くの人々に助けて頂いて撮影出来ました。
本当に感謝です。
しかし撮影とは関係無く、今回の作品は本当に良かったです。
観客が熱狂するのも分かります。
様々な感情を表現するのに様々なアイデアがあり
これは何度も観てみたいと思わせる作品でした。
そんな作品を撮れたのが本当に幸せです。

バレエのゲネプロ

今日はバレエのゲネプロです。明日が公演初日なので
本番と全く同じように進められます。
その前に友人と一緒にハンバーガーを食べに行きました。
ここのお店のハンバーガーは数種類あっていずれも美味しいのですが
新たなメニューが出来ていたので、それを注文しました。
大きくて食べ応えがあります。

レストラン

レストラン

その後、友人と一緒にバレエのゲネプロに行きました。
ザールラント州立劇場のホールの一つ、
アルテ・フォイアーバッヘ劇場です。
私は撮影です。

昨日書いたように本来は撮影が認められていませんが
色々な人々のおかげで今日も撮影の許可を頂くことが出来ました。感謝!です。
劇場には私を含めて4人の撮影者がいました。
昨日の通し稽古の撮影で色々分かったことがあったので
今日は撮り方を少し変えてみました。色々な経験が出来て良かったです。
撮影の方は無事に終わりました。
明日の初日が本当に楽しみです。

バレエの通し稽古

バレエの撮影です。
今日はアルテ・フォイアーバッヘ劇場での撮影です。
午前午後と照明を合わせての稽古があり、
夜が通し稽古でした。そちらは休憩無しで4時間続きました。

バレエ

私は舞台専門の写真家ではないので、
本来は通し稽古での撮影は許可されていません。
劇場と契約を結んでいる舞台専門の会社から
撮影者が派遣されてきます。
ですが、今回は許可を頂くことができ、撮影出来ました。
色々な人々に感謝です。
いつものようにオリンパス・ペンとルミックスGX7を持って撮影に臨みました。
マイクロフォーサーズで動きのあるバレエが何処まで撮れるか楽しみでした。

バレエの舞台稽古

普段からカメラを持ち歩いていますが、
日常持ち歩くのはルミックスGX7がほとんどになっています。
手にしたときにバランスが良いのと体感的な起動の早さでしょうか。
このカメラは空の青色が苦手という印象はまだ変わっていませんが
それでも徐々に撮り方が分かってきたように思います。

ザールブリュッケン

ところでここ最近バレエの撮影が続いています。
二つの作品を撮っていますが、この週末にその公演初日を迎えます。
その練習風景を撮影しています。
ダンサーはザールラント州立劇場の建物内にある
バレエ用のリハーサル室1及び2で練習していますが
今日から舞台のあるアルテ・フォイアーバッヘ劇場でも舞台稽古が
始まりました。

ザールブリュッケン

休憩中に撮影。壁に映った窓が綺麗です。

ザールブリュッケン

舞台が出来るまでの行程を近くで見ていると
多くの人がそこに携わっているのが分かります。
一人一人の思いがそこにはあるような気がしました。
今から公演が楽しみです。

Rollei 35 LED

ザールルイののみの市で手に入れたRollei 35 LED。
早速フィルムを入れて一本撮りました。
インデックスを見る限り、想像したより綺麗な色が出ています。

カメラ

絞りもシャッター速度も自分で決めるだけでなく
距離も目測です。手間がかかるように見えますが
露出をあわせて距離を考えて撮るだけなので
簡単に撮ることが出来ます。
実際友人に撮ってもらうと、その場で7枚撮影していましたし、
それほど手軽なカメラだと思います。コンパクトで軽く、
気楽に撮れるというのはカメラに求められることの一つだと思います。

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

このカメラを見た友人たちが、白黒フィルムで撮った方が面白いと言っているので
次回は白黒で撮影したいと思います。大切にしたいカメラが一台増えました。

Rollei 35 LED

友人と食事に行きました。
ここ最近は気温が25度前後の日が続いていますが
日差しが強いので、傘のあるお店を求めました。

ザールブリュッケン

パスタを注文。外で食べる食事は美味しいです。
外で食べると何故か時間の進み方がゆっくりに感じられる気もしますが
今日は数時間、ここで話し込んでいました。

ザールブリュッケン

ところで昨日訪れたザールルイののみの市で
カメラを一台購入しました。
ローライです。のみの市でRollei 35シリーズを見たのは初めてです。
それにしてもコンパクトで軽いカメラです。

カメラ

1978-1980年に製造されたカメラですが、状態は本当に良く、綺麗です。
傷やへこみもなく、青さびやレンズ内にカビも見られません。
絞り羽根もシャッターも全速問題ありません。
よほど大切に扱われてきたと思います。

カメラ

もしかするとこのカメラで数十年、思い出を撮ってきたのかも知れません。
それを意識すると、上手く説明できませんが、
色々なことに感謝の気持ちを感じました。

カメラ

どういった写りなのか楽しみです。
早速フィルムを入れてみました。

のみの市

友人と一緒にザールルイで開かれているのみの市を訪れました。

ザールルイ

天気は晴れで、予想最高気温は23度でしたが、
日差しが強く、それ以上の気温に感じられました。

ザールルイ

のみの市を訪れる目的は、オールドカメラやオールドレンズです。
ザールルイで開かれるのみの市は、がらくた的なものよりも
アンティークが多く、良いカメラが多く見られます。

のみの市

こういった感じで何気なくカメラが置かれています。

のみの市

のみの市でニコンを見かけることは珍しいです。

のみの市

面白そうなものを友人が手にしています。

のみの市

多くのカメラを出品している人がいました。
その中にオリンパス・ペンがありましたが、
ネジがなくなって蓋が緩くなっていたのが残念でした。

のみの市

友人が手にしているカメラ、ツァイス・イコンのものですが
これは最後まで考えました。状態は悪くなく値段もそれほど高くありません。
2度交渉して考えましたが、結局諦めることに。
面白そうなカメラですが、何度も使うかどうかを意識すると
一度しか使わない気がしました。

のみの市

今日はノインキルヒェンでも、のみの市が開催されています。
しかしそのままザールブリュッケンに戻りました。

演奏者が見えないコンサート

ザールブリュッケンにバジリカと呼ばれる教会があります。
正式には聖ヨハン教会ですが、教皇パウロ6世(1897-1978)によって
カトリックの重要な教会を意味するバジリカに格上げされて以来(1975年)、
バジリカが一般的になっています。
その教会で友人たちが演奏するコンサートがありました。
オルガンのある礼拝堂後方2階で演奏しているので
演奏者の姿は礼拝堂からは見えません。
礼拝堂に座っていると後ろから音が降り注いでくるような感覚がありました。
美しく心地良い演奏は時が経つのを忘れさせてくれます。
演奏者が見えない生演奏では、いつも以上に何か映像が
思い浮かぶような気がします。そんな素敵なコンサートでした。
ありがとうございました。

コンサート

コンサート

コンサート

35mm判換算で50mmのレンズ一本だけでしたが、
自分が歩み寄ったり、高さを変えることによって
色々と撮れると思います。こういったアイデアは
生演奏を聴いたから出てきたのかもしれません。