ザールブリュッケンにバジリカと呼ばれる教会があります。
正式には聖ヨハン教会ですが、教皇パウロ6世(1897-1978)によって
カトリックの重要な教会を意味するバジリカに格上げされて以来(1975年)、
バジリカが一般的になっています。
その教会で友人たちが演奏するコンサートがありました。
オルガンのある礼拝堂後方2階で演奏しているので
演奏者の姿は礼拝堂からは見えません。
礼拝堂に座っていると後ろから音が降り注いでくるような感覚がありました。
美しく心地良い演奏は時が経つのを忘れさせてくれます。
演奏者が見えない生演奏では、いつも以上に何か映像が
思い浮かぶような気がします。そんな素敵なコンサートでした。
ありがとうございました。



35mm判換算で50mmのレンズ一本だけでしたが、
自分が歩み寄ったり、高さを変えることによって
色々と撮れると思います。こういったアイデアは
生演奏を聴いたから出てきたのかもしれません。