今日は森の中での撮影でした。
その森の存在は以前から知っていましたが
ザールブリュッケン市内中心部からバスで約10分で
行けるとは知りませんでした。
その森に初めて行きました。
森の中は外とは気温が数度違うように感じられます。
外は暑かったのに、森の中は非常に過ごしやすく
暑いということを暫し忘れて撮影していました。

そういえば森の中に何か所か、こういった窪みがありましたが
聞けば、空襲の跡で、それがそのまま残っているということ。
当時はこの森が戦略的に重要な場所だと思われていたのかも知れません。

この森の中で最も印象深かったのがこの木です。
2本の木が同じように生長して一つになっています。
ここまで大きくなるのに何年かかるのか分かりませんが
この木の下に立つと、まるで何かに包まれているような感覚を覚えました。

撮影の方は何度か場所を変えながら、撮影しました。
それにしても楽しい撮影でした。
そして自然の光や風も上手く味方してくれたと思います。
撮る方、撮られる方で共通したイメージを持ち、
それに向けて撮って行くのは楽しい作業です。
お互いの感性や感覚がぶつかったり、混じり合ったりして
一つの作品が出来ていく、そこにも撮影の楽しさがありました。
お疲れ様でした。ありがとうございました!