バレエの撮影のためにザールラント州立劇場を訪れました。
ここ数年、毎年撮影させてもらっています。
撮っているのはその練習、振り付け風景です。

一つの作品が作られていく過程を間近で観ることが出来ます。
その際、振り付けをする人が如何に自分のアイデアを伝えることが出来るか、
それによってダンサーの理解度も変わってきます。
何故そこで回るか、何故そこで動くか、振り付け家が
しっかりとしたヴィジョンやテーマを持っていれば
ダンサーの方もそれを意識して踊ることが出来ます。
お互いが一つのテーマを意識し、共有していれば
それらがかみ合ったとき、より良い作品が生まれると思います。
これはバレエに限ったことではなく、他の分野でも同じだと思いますが
そんなことを思いながら練習を撮影していました。