散歩

忙しい日が続いていますが
少し時間が出来たので散歩してきました。
目的地は特に決めずに歩きました。
先日まで暖かく過ごしやすい日が続いていたものの
ここ最近は急に冷え込むようになり、最低気温も一桁で
ジャケットやコートが必要になりました。
風が冷たく、寒さを感じながら歩いていましたが
こういった色合いを見つけると寒さを忘れます。

ザールブリュッケン

桜が咲いていました。
木はそれほど大きくないのでまだ比較的新しいものかもしれませんが
数本植えられていたので、満開になればきっと
美しい光景になるでしょう。

ザールブリュッケン

ところで個人的にレンズ性能で背景の二線ボケが
あまり好みではないので、それが出ないよう意識して撮影しています。
ですが少しそのように出てしまったのが残念です。
風が強かったので絶えず向きを変えながら撮っていましたが、
光の方向が変わると雰囲気も随分と変わるのが興味深いです。

ザールブリュッケン

坂道や階段を上ったり降りたりを繰り返しました。

ザールブリュッケン

住宅地に出ると雰囲気も少し変わります。

ザールブリュッケン

近くに大きな桜の木がありました。
この辺りでは何種類かの桜が咲いているようです。
ちょっとざわざわしていますが。

ザールブリュッケン

レンギョウを背景にイースターの玉子が飾られています。
そういえば街中でもこの時期に合わせて飾り用の
玉子が売られているのをよく目にします。

ザールブリュッケン

庭先に大きな木があるようです。

ザールブリュッケン

モクレンも咲いていました。

ザールブリュッケン

家からそう遠くない場所でも見知らぬ所を歩くと
知らない街に来たようで新鮮さがあります。
そして色とりどりの花を目にすると季節の移り変わりが感じられ
気持ちも軽やかになる気がします。
こういった目的地を決めない散歩もいいですね。

リーニュクレール

時々使っているメーカー純正の現像ソフト、
OLYMPUS Viewer 2(

メーカーサイト)がアップデートされたので
ダウンロードしてみました(無料)。
私の使っているオリンパス・ペンでも
新しいアートフィルターをソフト上で使えるとのこと。
試してみました。

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

人物が写っているとポップさが増して面白い雰囲気になります。
逆に次の写真のように建物を中心に撮ると
面白さが少なくなってしまうような気がします。

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

先日の記事「

カフェにて」で使った写真を。
絞り開放だと情報量が少ないのかどうか分かりませんが
そういった絵になっています。
パープルもしっかり描かれています。

カフェにて

カフェにて

少し絞った画像の場合は、また少し違った雰囲気になります。

カフェにて

このアートフィルター「リーニュクレール」を写真と呼ぶかどうかは
人それぞれだと思いますが、効果的には面白いものがあると思います。
いずれにしてもパソコン上でここまでレタッチするのは
相当な時間がかかると思いますが
ボタン一つでこういった世界を作ってくれるのがいいですね。

ポップアートな季節に

夏時間になると、街全体が明るくなったような気がします。
被写体にもよりますが、カメラのアートフィルター、ポップアートを
違和感なく使える季節かもしれません。
様々な色を目にすると、それだけで気分が変わりますね。

ザールブリュッケン

こちらはあまりポップアートらしさがないですが
それでも暗い中にある明るい色が気に入っています。

ザールブリュッケン

春は眠っていたものが目覚める感覚があって
目で見るだけでなく撮影も楽しい季節ですね。

夏時間に

今日から夏時間になりました。
午前2時が午前3時になります。
日本との時差も8時間から7時間(日本の方が早い)となり、
日本との距離が近くなったようにも感じられます。

ザールブリュッケン

朝の撮影を終えてから午後、外に出てみました。
夜が明けると春になっていたと言った感じでしょうか。
雲一つ無い快晴で気温も20度近くまで上がったせいか
多くの人が外に出ていました。
それだけ多くの人が春を待っていたのでしょう。

ザールブリュッケン

ドイツには日本のような花見の習慣はありませんが
一見すると同じようにも見えます。

ザールブリュッケン

ところでこの日は州議会選挙の日でした。
ドイツは連邦制なので州によって選挙方法なども若干違っているということ。
左よりEU、ドイツ、ザールラントの旗ですが
風があまりなく撮影のタイミングは難しかったです。

ザールブリュッケン

それにしてもどこまで選挙活動が許可されているのか分かりませんが
地面にも政党名が書かれているのは驚きです。

ザールブリュッケン

小さな船で広報もしています。

ザールブリュッケン

国や地域が変われば、文化や生活も変わりますが
その違いも面白く感じられます。
そういえば投票率は61パーセント(前回2009年が67パーセント)と
ニュースなどで報道されていました。
選挙があったのでこの日はより多くの人が外に出ていたのかもしれません。

暖かい日 更に別のレンズで

前回及び

前々回の記事の続きです。
最低気温はまだ氷点下の日もありますが
最高気温は15度を超えるようになりました。
午後3時過ぎに外に出るとオープンカフェは何処も一杯です。

ザールブリュッケン

既に半袖の人もいますが、日光が直接当たっていると少し暑く感じられます。

ザールブリュッケン

以前も書きましたがザール地方は赤土なので
ザール川の水も普段は茶色です。
青い空の色をそのまま映すようなこういった色を目にすると
それだけで気持ちよく感じられます。

ザールブリュッケン

時々行くオープンカフェにやってきました。
影とベランダが印象的です。

ザールブリュッケン

というわけで、ここで前回と前々回の記事で書いたカメラに
更に別のオールドレンズを付けてみました。
近くのテーブルに座っている人を撮影。

カフェにて

アップルジュースの炭酸割り。ドイツではよく飲まれているものです。

カフェにて

ビール瓶の口にピントを合わせました。
ビールの泡が溢れそうです。

カフェにて

そのまま人物にピントを移して。

カフェにて

更に手前にあるグラスに。

カフェにて

このオールドレンズもピント合わせは楽しいものがありました。
ビールを飲む男性を撮った際、最初は瓶に、そして人物、最後は手前のグラスと
ピントの位置を移動させましたが、マニュアルフォーカスでも
しっかりとピントが合ってくれました。
そういえばメニューの看板中央に「7.90」とあります。
これは値段ですが、ドイツでは数字で「7」を書くときに横線を入れます。
入れない場合は「1」です。
ドイツに来た最初の頃は少し戸惑いました。

カフェにて

前回オープンカフェに座ったのはいつか思い出せないので
私にとっては今年初めてのオープンカフェかもしれません。
やはり季節は確実に春に近づいているようです。

別のオールドレンズで

前回の記事の続きです。
同じカメラに別のオールドレンズを付けて
日が暮れる前に少し歩いてみました。
このカメラでも光学ファインダーを使いましたが
前回のレンズよりも焦点距離が伸びているにもかかわらず
ピント合わせはあまり苦ではありませんでした。

ザールブリュッケン

緑と一言で言っても色々な緑があるのが分かります。

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

気温がまだそれほど高くないからかベンチには誰も座っていません。

ザールブリュッケン

アウトバーン(高速道路)を走る車の光です。

ザールブリュッケン

少し絞ってみて歩く人と通りすぎる車の動きを意識したのですが
人と車が通ったのはこのときだけで難しいものがありました。

ザールブリュッケン

陽が沈み、家に帰る人、練習する人など
街中にそれぞれの時間が流れています。

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

前回とカメラの設定は基本的に同じですが、
このようにして並べてみるとヌケの良さの違いなど
レンズ性能の違いが分かります。
それにしても単焦点のレンズを使うときは
例えば50mmなら50mmの、100mmなら100mmの目に
自然となっているのが面白いです。
不便なところもありますが、それでもこういった感覚は
ズームレンズには無いものかもしれません。

久しぶりに

ここ最近、ほとんど使っていないカメラがあります。
私の中ではサブのサブといった位置づけになっており
今はカメラを3台持ち歩くことも滅多にないので
使用頻度がかなり低くなっています。
ネットオークションで売ることも一瞬考えましたが
やはり愛着もあって手放すのは難しいです。
私にとって画質やカメラ性能的に今でも満足している点と
今では不満に感じる点の両方ありますすが
それでも使い方次第では満足行く写真が撮れます。
そしてメーカーの方でも動作チェックやメンテナンスをしていただき、
壊れている箇所もなくまだまだ使える機種です。
それにもかかわらず使用頻度が下がっているのは
言い換えればそれだけ主に使っているカメラに満足しているからだと
思います。
何気にオールドレンズを付けてみたところ
ピントの山もつかみやすく光学ファインダーでも
問題なく写真が撮れる気がしました。
そこで一番お気に入りのオールドレンズを付けて
少しの時間だけ歩いてみました。
構図的にはもっと意識するべき必要がありますが。

ザールブリュッケン

この立体感もなかなか良いです。
このカメラにはライブビュー機能もありますが
光学ファインダーでもピント合わせは苦ではありません。

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

PCで見たときに驚いたのは次の一枚です。
ブログサイズだとあまり分かりませんが、
このレンズには力強さがあると思いました。
このレンズは私にとっての一番お気に入りと最初に書きましたが
これも理由の一つかもしれません。
オールドレンズの独特のふわふわ感も良いと思いますが
こういった力強さも最近のレンズでは
あまり見かけられないものかもしれません。

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

雲の合間から少し斜光が差していました。

ザールブリュッケン

このカメラとこのオールドレンズ、相性がすごく良いような気がします。
別のオールドレンズでも試してみたいと思います。
それにしても別のカメラでオールドレンズを使うときは
ライブビューで拡大して撮影することもあります。
光学ファインダーだと拡大も出来ないので、難しく感じる時があります。
しかし逆にそこにこそ昔ながらの撮影の楽しさがあるような気もしました。
このカメラ、暫くオールドレンズ専用機として使っていこうと思います。

差し込む光

午後4時過ぎに友人とフランス方面へ少し散歩に出かけました。感謝!!
その道中、雲の隙間から光が差し込んでいるのが見えたので
車を路肩に止めて写真を撮りました。
右にある木と遠くにある街並み、そして差し込む光を意識したのですが、
少し遠すぎたようです。

斜光

レンズを広角から望遠に変えて。

斜光

アートフィルターのドラマチックトーンを使いました。
個人的には全く使わないアートフィルターです。
上手く使えば面白くなると思うのですが
10種類あるアートフィルターの中で一番使っていないものかもしれません。

斜光

教会の塔のシルエットを強調したかったので
同じくアートフィルターのラフモノクロームを使ってみました。

斜光

最後は単純に色温度を変えてみて。

斜光

それにしてもこういった光は希望の光のようにも感じられます。
フランスでの写真はまた近いうちに載せたいと思います。

あれから一年

東日本大震災から一年が経ちました。
その復興支援に対してのチャリティーコンサートが
ザール音楽大学で催されました。

チャリティーコンサート

多くの人が音大に足を運び、寄付も集まったようです。
私も自分が出来ることをやっていきたいと思います。

オペラ「パルジファル」

ザールラント州立劇場2011/12年シーズンで私が個人的に最も観たいオペラ、
リヒャルト・ヴァーグナーの「パルジファル」が初日を迎えました。

ザールラント州立劇場

午後5時開演で終了予定は午後10時半。休憩が2度ある長い作品です。
指揮は同劇場音楽総監督の上岡敏之氏。

ザールラント州立劇場

この作品はオペラではなく「舞台神聖祝祭劇」となっており
宗教性が強調されていますが、それでも観客はかなり盛り上がりました。
劇場内の空調が弱いのか少し酸欠気味な感じです。
カーテンコールは拍手と言うより手拍子になり、
その中で多くのブラヴォーが飛び、床を蹴っている人もいました。
一番盛り上がったのはグルネマンツを歌う
同劇場首席バス歌手の松位浩氏が舞台に出てきたとき。
このときはブラヴォーの声もひときわ大きくなりました。
やはりバス歌手がしっかりしていると
舞台も引き締まるような気がします。
そして指揮者が舞台上に姿を現したときも大きなブラヴォーがありました。
指揮者はフラフラです。長時間なので観る方も大変ですが
演奏する方はもっと大変です。でもやっぱり生演奏はいいですね。
演奏者や関係者の皆さんもお疲れ様です。
それにしても日本人が活躍しているのは嬉しいです。
私も頑張っていきたいと思います。