撮影場所

夏の時期、この場所でよく撮影を行います。壁一面に蔦が広がり、濃い緑色の背景になって、それだけでも画になります。しかし春先では、壁一面の緑が簡単には想像できない風景になっています。思えば、どのように緑になっていくのか興味があるので、時々は通ってみようと思います。

少し前まで街中に見るピンク色はモクレンでしたが、今は八重桜の時期となっています。モクレンはピンク色と白色の綺麗なグラデーションがありましたが、桜の方はほぼピンク色だけです。それでもこれだけ花があれば迫力があります。

バート・デュルクハイム

前回の続きです。

古代ローマの遺跡を見た後、街の中心に戻ります。

鉄道沿いを走っていきます。

駐車場に車を止めて、目的の場所に向かいました。

バート・デュルクハイムで最も見たかったものの一つが、この巨大な建築です。19世紀後半に建てられた製塩施設で、全長333メートルあり、ドイツで最も大きなものの一つということ。現在も稼働しています。

その前に桜が咲いていました。

カメラのフィルムシミュレーションVelviaで撮ったので彩度が高めです。

桜並木となっています。

この施設は有料で見学できます。見学といってもこの廊下を歩くだけですが、施設の構造を間近で見ることができます。建物本体の黒くなっている個所は全て小枝が詰まっています。そして上から水が流されて、チョロチョロと水が落ちていきます。

そしてその水は下に貯められています。これがどのように食塩になるのかは謎です。

建物一番奥は展望台になっており、もう一つ上の階まで登れます。

バート・デュルクハイムの中心方面。

上から廊下を見下ろすと高さが感じられます。

廊下からの目線。

駐車場ですが、この場所で世界最大のワインフェストが開催されています。1417年に始まった祭りで、現在は9月の第二、第三週末に開催されており、人口約18,000人の街に約700,000人が訪れるということです。そしてその奥(写真中央)にワイン樽が見えますが、これは世界最大の樽ということ。1934年に作られたもので直径13,5m。1.700.00リットル入るとあります。大きすぎて分からない数値です。バート・デュルクハイムは保養地であり、交通の要所なので経済的にも豊かだったのかもしれません。そしてどうせ作るなら大きなものを、という意思があって、製塩施設やワイン樽、ワインフェストなどを実現していったのかもしれません。

製塩施設を出て、端から見上げました。

それにしても長いです。この上を歩いているときに2度、同じグループとすれ違いました。そして下から見ていると、彼らはさらに歩いています。片道333メートルあるので、ここで運動しているのかもしれません。

その横に小川があります。

その小川に水車があって、製塩施設の説明がされていますが、読んでもよく分かりません。

駐車場内を車で移動して、先ほど見えた大きなワイン樽に行くことに。こちらは今はドイツ料理のレストランとなっています。

中にも樽があります。

注文したのはこの地の郷土料理です。

友人も別の郷土料理を注文しました。

それぞれのメニューには料理にあったお勧めのワインが紹介されています。こちらも地元のワインです。

これらの料理は美味しく、またワインも料理にあって美味しいものでした。今回訪れたのは風が非常に強くて寒い一日でしたが、友人とのドライブは楽しい時間でした。どうもありがとうございました。

バート・デュルクハイム

前回の続きです。

中世最盛期の遺跡、リンブルク大修道院跡を見た後、細い道を通って街中方面に進みました。

バート・デュルクハイム市内中央部を通り抜けて、奥に広がるブドウ畑に行きました。

ブドウ畑の中を通っていきます。

そのブドウ畑の少し高い位置に古代ローマの遺跡があります。かつてここは古代ローマのコロニーになっており、生活している人がいました。

奥に見えるのは石棺です。他の古代ローマ時代の遺跡でも見られます。

街の方面を望みます。

水回りの施設があった場所。小さな溝などがあって、水道が整備されていたのが分かります。

他の古代ローマの遺跡でも見ましたが、トイレです。

かつては屋根があった場所で、一部復元されており、中が資料館になっていますが、今回は入れませんでした。

そしてそこから車で一分ほどの場所に移動しました。

こちらは古代ローマ人がワインを作っていた場所です。

この地でワインを作って、他の街に売っていたのかもしれません。先にも書きましたが、ここは交通の要所だったこともあり、多くの人が行きかっていたと思います。しかしその古代ローマの繁栄がなぜ続かなかったのか、この地での変遷はどうだったのか考えると面白いものがあります。いずれにしてもこの地でかつて人が生活していたということ。当時、ここには様々な音があったのかもしれません。

バート・デュルクハイム

今日は天気予報通り、少し雪が降る寒い一日でした。

昨日、友人とドライブに出かけましたが、向かった先はバート・デュルクハイム。ザールブリュッケンからは約1時間ほどの距離にある保養地です。この街には様々な時代の遺跡があるので、一度訪れてみたいと思っていました。ケルト人の遺跡、古代ローマの遺跡、中世初期の遺跡、中世最盛期の遺跡、近現代の建築などがあります。時間的にすべてを回るのは難しく、行きたい場所に行きました。その最も行きたい場所が中世の大修道院跡です。現在は廃墟のようになっており、壁だけが残っています。

山の上に見えるのがリンブルク大修道院跡。半島のように突き出た場所に建てられています。

駐車場から見た大修道院跡。

入場は無料ですが管理もしっかりとされているようです。中に入りました。

壁一枚ですが、分厚いです。

桜が咲いていました。

見上げなければならないほどに巨大です。

大修道院跡のすぐ横には少しスペースがありますが、建物反対側はすぐ山の斜面でした。

麓の街並みを望みます。

本来の正面入り口側に回って。

人物が写っていないので実感はわきにくいですが、いずれも高さがあります。

かつての正面入り口から、外を望んで。

大修道院跡。

上から4枚目の写真は内側から撮りましたが、こちらは外側から。

柵で囲まれた階段の下には扉がありました。地下に続いているようですが、どのようになっているのか興味があります。

かつての教会内。中央身廊と左右の側廊との間にある柱は一部土台と柱が残っていますが、それ以外は木が植えられています。夏にはここでコンサートも行われるようで、良い雰囲気が想像できます。

中央奥が内陣。教会の規模が大きいので、内陣が小さく見えます。この場所から見ても、建物が上から見たときに十字架になっているロマネスク様式の構造が分かります。

改めて駐車場から見て。巨大さが感じられます。

近くに岩切場がありますが、おそらくここから石を切って運んだと思われます。丸木に載せて運んだのか分かりませんが、それでもかなりの労力が必要だったと思われます。それを意識すると日本の城郭も山城だけでなく、平城であっても、石の移動は大変だったと思います。現在、それらが残っているのは歴史を感じるうえで喜ばしいことだと思います。

このリンブルク大修道院跡は、近くで見ても、遠くから見てもその巨大さが感じられますが、当時の修道院がそれだけ大きな権力を持っていたことが感じられます。この地に様々な時代の遺跡があるということは、それだけ交通の要所だったということ。この大修道院跡を目にして、少し当時の声が聞こえた気がしました。

夜明け

ここ最近は忙しい日が続いており、PCに向かう時間が長くなっています。中でも今日は特に忙しく一歩も家から出られませんでした。朝焼けも見られました。同じような写真を何枚も撮りましたが、選んだのは中央下に飛ぶ鳥がいる一枚です。鳥が入ることによって、そこに何か物語性が生まれる気がします。

カフェに

ザールブリュッケン市内のギャラリーカフェ・モンローに展示されている写真を、別の街に住む友人が観に来てくれました。色々な写真の話は刺激的です。時間が経つのが非常に早く感じられました。どうもありがとうございました。