写真展、いよいよ明日から

いよいよ明日から写真展がはじまります。
写真投稿サイトなどに投稿する際でもそうですが、投稿する前はやはり緊張感があります。
しかし今日は忙しかったので、あまりそれを意識することはありませんでした。
何より昨日のうちに作品設置が終わっていたので、どこか安心感がありました。
読売新聞に掲載された展覧会情報

新聞

額の設置

今日、ギャラリーの担当者の方々と先日搬入した作品額の設置をしました。
ギャラリーの壁面積は予め分かっていたので、
それを意識して作品の順番、額と額の間隔、設置場所も決めていました。
設置の際、高さを統一するためにピンと紐を使用しましたが、
それでも1センチほどの誤差が出てきます。
誤差の修正は後ですることにして、とりあえず間隔を測って設置しました。
ギャラリー担当のベテランの方々の助けもあって、設置作業はスムーズに
進んでいったと思います。しかしそれでも24枚の額を設置するのに約2時間かかりました。
もし私一人でやっていたならば、相当な時間がかかっていたかもしれません。
その際に色々なアドバイスもいただきました。どうもありがとうございます。
やはり写真展は写真そのものだけでなく、会場そのものが一つの作品だと言えるかもしれません。

写真展の準備

その後、照明の方向調整を行いました。それによって作品や会場の雰囲気も変わってきます。
スポットライトは非常に高温なため、ギャラリーの方で軍手は用意してあると言うことでした。
入り口や入り口反対側の台にチラシや作品目録、名刺を並べました。
このギャラリーは写真専用ギャラリーではなくて、例えば京人形や工芸品なども
展示できる会場なので、台が設置してあります。この台が役立ちました。

ブックを作る

今回の写真展は光をテーマにした作品ですべてカラーですが、
それとは別にモノクロ写真を集めたブックを作りました。
こちらではドイツの街の雰囲気を感じていただきたいと考え、
街中で撮ったスナップが中心になっています。

ブック

そのためのポートフォリオは日本で求めましたが
取り扱っている種類が多いと感じました。
日本にはそれだけ写真の文化があるのかもしれません。

写真額の搬入

ギャラリーに写真額を搬入する日です。
ギャラリーがある京都ステーションセンターの方々に手伝っていただき
人の多い地下街の中を通ってギャラリーに額を入れました。
ギャラリー担当の方や額設置作業の方など
一つの個展で何人もの方々が動いてくださっているのが分かります。
本当に感謝の連続です。
この日は時間的なこともあって、額をギャラリーに運ぶだけで
その後、簡単な打ち合わせがありました。
その際にギャラリー外側のウィンドウに飾る作業だけ行おうと言うことになり
それまでポスターが貼られていた場所に額を一枚設置しました。
手元にあるときは大きな額(約80 x 60cm)だと思っていたのが
壁に掛けられるとそれほど大きく感じません。
いずれにしても作品が壁に掛けられるのは嬉しいことです。

ギャラリーのウィンドウ

ギャラリーの中は空っぽの空間が広がっています。

ギャラリー「華」

ギャラリーへ続く地下街には何枚かポスターが貼られていました。

ポルタ

作品納品とギャラリー

今日、関東から実家の滋賀に戻りました。
家に着くとすでに印刷会社の方から額の入った段ボール5箱が届けられていました。
その場ですぐに確認したかったのですが、搬入する車の都合上、
すぐに車に積む必要があり、わずかな時間で一箱だけ確認しました。
箱を開けるとビニールに包まれた額があります。
写真の色や明るさなど満足いくものでした。
黒色の木製額に入った作品を目にすると嬉しく、すぐに設置したいという
気持ちがわき起こってきました。
いずれにしてもここまで仕上げていただいた印刷会社の方には感謝です。
ところで京都駅前地下街にある会場を訪れてみました。
外から見るギャラリーは空っぽの空間です。
外側のウィンドウに写真展のポスター1枚が貼られてあり
これを目にして、ようやくここでの写真展を少し実感した次第です。

ギャラリーのウィンドウ

フォトパス夏祭り

東京のオリンパス・プラザで「フォトパス夏祭り」が開催されると言うことで足を運びました。
午後4時から午後8時半まで、トークショーやセミナー、アウトレット販売などがなされています。
外からオリンパス・プラザの入り口を見ると、入り口横に夏祭りなどで
子供が被るようなお面がありましたが、夏祭りの雰囲気はそれだけで
普段と変わらないような印象がありました。
しかし中に入ると、カメラを首から提げた人々や手にしている人など
多くの人で熱気がありました。その人の数は予想以上です。老若男女、カメラや写真好きの
あらゆる人たちが集まっているといった雰囲気でした。
入り口で名前を告げ、名札をいただきました。これは予め連絡を受けていたことでした。
先日も少し書きましたがフォトパス写真展での授賞式があり、
入賞者は入り口で名札を受け取ると言うことでした。
ただ服に付けるところがなかったのでカメラバックに付けていました。
(フォトパスでは「無無」というニックネームを使っております)

夏祭り会場

実験コーナーやトークショーなどいくつか覗きました。
その中で最も見たかったものが、歩りえこ氏の「旅の魅力、旅ドルがレポート!」でした。
旅好きの私にとって旅に関する写真には大いに興味があります。
しかし「旅ドル」というのは「旅するアイドル」のような言葉だったとは初めて知りました。
アメリカ・ドルなどの言葉を想像していました。
そのトークショーの後は氏が撮った笑顔の写真ばかりを集めた写真集が
発売されており、一冊購入しました(右上だけ妻が撮影した写真)。
暫し見入ってしまうような素敵な写真が並んでいました。

歩りえこ氏

私も笑顔ばかりの写真集には大変興味があり
いつか出版できればと考えています。
笑顔の写真(私が撮影したものです。個展の際にブックに入れて置いておくつもりです)。

笑顔の写真

そして午後7時過ぎにフォトパス写真展の授賞式が始まりました。
斉藤巧一郎氏先生による講評と授賞式です。
全部で11あるジャンルの上位3作品がモニターに映し出され
先生による講評がありました。
最初の猫部門で3位から講評が始まり、まず私の作品が映し出されました。
「しっとりした作品」「猫に撮らされた写真ではなく作品として空間を意識している」等、
お褒めの言葉をいただき、嬉しい限りでした。
他の方の作品講評もためになることが多く、ただ単に写真を見るだけでなく
色々な視点から見ることができ、良い時間でした。
私の作品3点が上位3位以内に入賞しましたが、この順位は人気投票数や閲覧数などが
考慮されていると言うこと。つまりそれだけ多くの人々の支えがあったということです。
本当に感謝です。どうもありがとうございます。
景品としていただいたものは、以下のようなものでした。
賞とニックネームなどが書かれたクリスタルグラスの卓上文鎮、拡大鏡でした。

景品

その授賞式の後、写真コンテストの結果が発表されました。
この夏祭りでは「夏キラキラ」「夏カワイイ」「夏・花」の3つの部門のコンテストが
行われました。私は投稿していませんが、それぞれの部門に投票しました。
それぞれ「夏」を意識して投票しました。
そして3部門、上位3人合計9作品が発表されましたが、私が一票を投じた作品は
残念ながら一枚もその9作品に入っていませんでした。気に入った写真があったのですが。
そのあと、投票した人の中から抽選で景品がもらえるというクジがありました。
なんと!それで当たってしまいました。素直に嬉しいことでした。
いただいたのはこちらです。

景品

景品

それにしてもこのフォトパス夏祭りでは多くの人に声をかけていただきました。
カメラ好き、写真好きの人たちに会えて、本当に良い刺激を得、すばらしい楽しい
時間を過ごすことができ、色々な人たちに感謝の一日でした。
嬉しく楽しい時間だったからか、美味しいものが欲しくなり、
カフェでモンブランをいただきました。

モンブラン

東京でのチラシの反応

ドイツで撮影に携わったイベントが今日、東京であり、
その受付カウンターに私の写真展のチラシを置かせていただきました。
作品そのものを見ていただいたわけではありませんが
多くの方々からチラシに載っている写真の感想をいただきました。
直にそういった感想をいただけるのは本当に嬉しく励みになります。

写真展のチラシ

今回のイベント用に追加されたチラシ

ギャラリー「華」のサイト更新

京都駅前地下街ポルタ、ポルタ・ギャラリー「華」のサイトが更新され
写真展の詳細が記載されました。

http://www.porta.co.jp/?p=10544
それにしても私の前の期間が「ミッフィーちゃん」などで有名なオランダ人作家ディック・ブルーナの
オリジナル版画や彼が影響を受けたピカソ、シャガール、ユトリロ等
20世紀に活躍した巨匠たちの版画が展示される「ディックブルーナと20世紀の巨匠版画展」、
次の期間がオーストラリア人画家の「ジョアン・フック絵画展」となっており
ギャラリー「華」では幅広い分野の展示がなされているのがわかります。
それ以前は仏像や京人形の展示もありました。
そういった中で写真展を開催できるのは本当に嬉しいことです。

写真展の案内

「フォトパス写真展」はじまる

オリンパス・イメージングの「フォトパス写真展」が今日から
東京のオリンパス・ギャラリーで開催されるということで覗いてきました。
たくさんの方々のおかげで私も銀賞2作品、銅賞1作品を含め
数点展示していただけることになりました。
200cm×120cmの用紙に30作品がプリントされ、それが11枚あるので
ギャラリー内には合計330作品が展示されていることになります。
それ以外に設置されたスクリーンに全作品がスライドショーで流されていました。
ギャラリー内、人はまばらでしたがやはり自分の作品が出力され
展示されるのは嬉しいものがあります。
ところでこの写真展では来場者先着200名にBSジャパン「デジカメ散歩」のDVDが
プレゼントされるとのことでした。私が午後3時前に訪れたときは20枚ほど
残っている状態でしたが、午後4時過ぎには最後の1枚がなくなるのを目にしました。
それだけ多くの人が会場を訪れたということでしょう。
それにしても色々な方の作品を目にするのは非常に良い刺激になります。
特にネットと印刷物では見え方なども違っているように感じられるので新鮮味もあり
作品から感じる印象も変わってきます。

オリンパス・ギャラリー

オリンパス・ギャラリー

「フォトパス写真展」
期間  東京:2010年7月15日(木)~7月21日(水)
    大阪:2010年7月29日(木)~8月6日(金)・2010年8月16日(月)~8月18日(水)
時間  午前10:00~午後6:00(最終日 午後3:00まで)
会場  オリンパスプラザ 東京
    オリンパスプラザ 大阪
休館  日曜・祝日

裏打ちへ

印刷会社の方から出力が終了し、裏打ちに回されたと連絡がありました。
完成が少しずつ近づいてきて本当に楽しみです。
今回の出力、私がドイツにいたので出力されたものを自分の目で
確認できなかったので不安な面も多少ありますが、
こちらからプリントサンプルを提出したこと、モニターの見え方が同じ傾向にあるということ、
送っていたっだいたサンプルなど様々なやりとりのおかげで安心感があります。
特にサンプルで私が意図したものが映し出されていたことを確認できたのが良かったです。