最初の日曜日

今日は日曜日ですが、街中のお店が開いている日曜日でした。
年に数回、お店の営業が認められた日曜日があります。
天気も時々眩しい太陽が覗く散歩日和な日曜日でしたが
家でモノの撮影をしているうちに一日が過ぎてしまいました。
撮り切れていない分は後日、時間を見つけて撮らなければなりません。
モノを撮るのは難しいと思います。
というのはモノにもそれをデザインした人、作った人の想いがあるかも知れません。
どの角度から見れば格好良いか、もしかするとデザイナーは
考えていたかも知れません。そんなことを思うと
それは単なるモノではなくて、
人の気持ちの塊のようにも思えてきます。
本文とは関係無いですが、この夏に撮った、すずです。

すず

多重露出

昨日と同じように過去のデータの整理をしていると
多重露出による一枚が出てきました。
SDHCカードの中にあった画像を使いカメラ内で4コマ多重露出したものです。

多重露出

これは使わない写真でしたが、今、この一枚を見たとき
人物を撮ったときのこと、植物を撮ったときのことが思い起こされました。
もう2年以上前の写真ですが、写真一枚から
色々な記憶がよみがえってきます。
客観的に見ると単純に人物と植物の写真ですが
私にとっては色々な思いがあるので、一枚の中に重なる層があるのか
この写真は何故か立体的な印象を与えています。
記憶を思い起こさせること、そこから違うものをイメージさせること、
それらも写真の持つ力の一つかも知れませんね。

新年

新年、明けましておめでとうございます!
昨晩、2013年へのカウントダウンが始まる頃、
街中では幾つも花火の音が聞こえていました。
新年には窓を閉めた部屋から電話で挨拶をしていましたが
それも聞こえないほどの大音量の花火でした。
ゼクトで乾杯しました。

ザールブリュッケン

上の写真、最初は背景もすっきりした場所で撮ったのですが
ガラスの映り込みなどを意識すると少し物があった方が
綺麗に写るような気がしたので背景に小さな物を置きました。
撮るときはしっかりモニタを見ながら構図を意識していたのですが
PCで見てみると、「これは撮り直さなければ」と直ぐに感じました。
実際は既に飲んでしまった後なので撮り直せませんが
撮影する時にもっと意識しなければなりません。
花火の音は午前4時頃まで聞こえていましたが
今年は予想したよりも全体的に規模が小さいようにも感じました。
1月1日は祝日です。昨年は撮影がありましたが、
今年は撮影の予定がなかったので初日の出を見ようと思いました。
撮影があったり、曇っていたりで
まだ一度もザールブリュッケンで元旦の日の出を見たことがありません。
今年の元旦は天気予報では雨になっていましたが
それでも朝起きてみました。
天気予報通り窓の外は雨でした。石畳が雨で濡れています。

ザールブリュッケン

昨日作ったおせち料理と日本酒をいただきました。
料理を作っている最中の一枚です。

料理

夜はザールラント州立オーケストラのニューイヤーコンサートに行きました。
指揮はザールラント州立劇場音楽総監督トシユキ・カミオカ(上岡敏之氏)。

ザールラント州立劇場

劇場やコンサートホールへ行くときはいつも単焦点のレンズを付けた
オリンパス・ペンを持っていっていましたが、
今回初めてコンパクトカメラを持っていきました。
ジャケットのポケットに入るサイズでしかもズームも出来るので非常に便利です。
ここ最近のブログの写真はコンパクトカメラによるものがほとんどですが
ブログサイズの写真ならコンパクトカメラでも全く問題ないと感じました。
これからも重宝しそうです。

ザールラント州立劇場

コンサートは他のニューイヤーコンサートと同じように
ヨハン・シュトラウス父子の作品が中心ですが
今回はウィーン・ワルツ関連からか
リヒャルト・シュトラウスの「薔薇の騎士」組曲も演奏されました。
非常に盛り上がるコンサートでした。
今年は夏に写真展も開催します。
忙しく、しかし楽しそうな一年の予感がしています。
2013年もどうぞよろしくお願いいたします。
2013年が幸せに満ちた1年となります様に。

大晦日

何故か今年は年末感が全くないと最近書いていますが
大晦日でもそれは変わらず、頭では分かっていても
感覚としては平常通りです。
年が明けてからも忙しくなりそうな気がしているので
区切りが付けにくいのかも知れません。
大晦日は多くのお店が午前中か午後2時頃でお店が閉まります。
そのお昼頃友人から電話がありました。
新しいカメラを手に入れたと言うこと。
早速会って見せてもらうことに。
しかし何処のカフェもレストランも午後3時前後で閉店です。
何軒かまわった後に開いているお店を見つけました。

カメラ

早速友人の新しいカメラを見せてもらいました。
アメリカ製のカメラでメカという感じで格好いいです。
1950年代のカメラですが
オーバーホールされていて非常に綺麗です。

カメラ

立ててみると貫禄があります。
シャッターを切ると「カチンッ」と金属的な音と小さな余韻が残ります。

カメラ

このカメラでは世界がどのように切り取られるのか、その写りが楽しみです。
2012年も残すところあと僅か。
これを書いている時点で世界の何処かでは既に2012年が終わり
2013年になっています。
そういった場所ではもう2012年を楽しむことが出来ないと思うと
2012年が最後まで貴重な時間のようにも思います。
残りの時間も楽しみたいと思います。
2012年も色々な人との出会いがありました。
また色々な人のお世話になりました。本当に感謝です。
自分自身では課題も残る一年となりましたが
それは次に繋がるために必要な経験・期間だったと思います。
そしてブログへのご訪問、どうもありがとうございます。
2013年もどうぞよろしくお願いいたします。
外では教会の鐘が鳴っていますが
まだ花火の音は聞こえず、大晦日の午後6時半頃としては
落ち着いている印象です。今年は気温も暖かいので
年が変わる時間帯には多くの人が外に出ると思われます。
そして至る所で花火が上がります。
今はその前の静けさといった感じでしょうか。

マウントアダプター

マウントアダプターを購入しました。
早速レンズに取り付けてカメラに付けて見ました。

カメラ

なかなか格好良いです。
オリンパス・ペンに付けると焦点距離は倍になるので
100mm、F2.0のレンズになります。

カメラ

同じシルバーでもこのようにしてみると
色が違っているのが分かります。

カメラ

試しに窓の外を撮影。
色合いはカメラの設定で変えることは出来ますが
線の太さはレンズ独特のものです。

カメラ

写真中央より少し右にある少しだけ色が違う葉にピントを合わせました。

カメラ

約50年前のレンズがこのように使えるのは素晴らしいです。
積極的に使っていくかどうかは分かりませんが
いずれにしても選択肢が増えるのは良いですね。

“3”から”3”へ

現在、幾つかのデジタルカメラ、アナログカメラ及びそれぞれのレンズを所有しています。
毎年夏に日本に一時帰国するときに全部を持って帰るのは不可能で
仕事用、趣味用と幾つか選んで持って帰ります。
極端な話しですが、その一時帰国の際に持って帰らないカメラやレンズは
どうしても必要と言うわけではないのではないか、と、そう考えました。
そこで出番の少ないカメラやレンズを整理して
代わりに欲しいカメラやレンズを購入することにしました。
オリンパスE-3はドイツや日本で活躍してくれましたが
E-5を使い始めてからは出番がほとんどありません。
ただ流し撮りは何故かこのカメラが使いやすく
流し撮り専用のようになっていました。

カメラ

ネットオークションでE-3を始め、数本のレンズを出品しました。
同時に欲しいカメラとレンズを購入しました。
レンジファインダーのカメラは一眼レフとは違った楽しさがありますね。

カメラ

カメラに合うストラップも探しました。
こちらは欲しい商品の在庫がありませんでしたが
同メーカーの別のものを注文しました。
まるで高級品のように箱の中に薄紙があり
その中にストラップが入っていました。

ストラップ

早速、フィルムを入れました。
一本目は現像と一緒にCDにも焼いてもらいました。
約50年前のカメラとレンズですが、今でも現役として十分使えます。
お店でCDに焼いてもらったデータと自分でスキャンしたデータでは
柔らかさやコントラスト、シャープネスが随分違っているという印象でした。
お店の方はプリントすることを意識して
硬く、高コントラスト、シャープネス強、彩度高めになっているのでしょう。
以下の写真はお店のデータを縮小したものです。

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

昨日のストラスブールでの

写真
この新しいカメラで撮影したものです。
E-3、お疲れ様でした。ありがとう。
そしてM3、ようこそ。
大切にしたいカメラです。
今後、欲しいカメラやレンズが出てくる可能性も多いにありますが
とりあえず現時点で自分のフィルム撮影はこれで完成かも知れません。
さあ、あとは撮ることに専念したいと思います。

友人が遊びに

日本からドイツに来ている友人がザールブリュッケンに遊びに来てくれました。
気温が氷点下で雪も少し積もっていたので電車が遅れないか気になっていましたが
ほぼ時刻通りに到着しました。

ザールブリュッケン

荷物を置いて早速クリスマスマルクトを訪れました。

ザールブリュッケン

友人との再会は嬉しいものです。

ザールブリュッケン

寒い中、グリューヴァイン(ホットワイン)を飲みながら会話を楽しみました。
楽しい時間を過ごして欲しいものです。

友人の誕生日

友人の誕生日パーティーです。
各自が何かを持っていかなければならないので
マフィンを焼いていきました。

ケーキ

別の人がケーキを焼いてきました。

ケーキ

この日、テーブルの上には数種類のケーキやお菓子が並びました。
何れも手作りです。楽しい時間を過ごすことが出来ました。
おめでとうございます。

新しいカメラ

所有しているオリンパスのフィルムカメラ、OM-1で撮影した写真を見ると
レンズによって時々ピントが合っていないように感じることがあります。
光や背景など条件によってピントが合わせづらいときがあるので
カメラやレンズの問題と言うよりは撮影する自分の方に問題があるのかも知れません。
そこでフォーカシングスクリーンを交換しようと考えました。

カメラ

私のOM-1にはスプリットマット式のものが付いています。
しかしマイクロマット式やスプリットマイクロ式を使えばどのように
変わるのか気になりネットで調べてみました。
同時にその価格などをネットオークションで調べましたが
その時に、別のカメラを見つけてしまいました。
しかもその時に出品されていた幾つかのスクリーンとほぼ同じ金額です。
このカメラにはどのフォーカシングスクリーンが付いているか分かりませんが
新しいフォーカシングスクリーンを購入するなら
新しいカメラを購入した方が良いと思いました。
評価の良い業者が出しているものだったので即決で購入しました。
左がOM-1、右が新たにレンズ付きで購入したOM-2です。

カメラ

普段、このテーブルで撮影する時は畳を写さないようにしていますが
このようにして並べると何処か懐かしいものが感じられます。

カメラ

このOM-2にはスプリットマット式のものが付いていましたが、
ファインダーが非常に見やすいと感じました。
古いカメラなので個体差があると思いますが
同じスプリットマット式のものが付いているだけでなく
暗いレンズが付いているにもかかわらず
OM-1より明るく見えます。
このカメラでの撮影が楽しみです。

新しいカメラ

最近はフィルムカメラばかり持ち歩いていますが
一緒にデジタルも持っていくときがあります。
ただどちらで撮るかを迷うことはなく、基本はフィルムで撮っていますが
日記的なこと、記録的なことの撮影のために
コンパクトカメラがあれば、と思いました。
オリンパス・ペンでも小さいですが、ポケットに入るサイズではありません。
iPhoneで大丈夫なときもありますが、片手で撮影出来ず
画質的にもう少し良ければ、と感じる時があります。
といっても特に何かを探している分けではありません。
しかしほぼ毎日、足を運んでいるザールブリュッケンのカメラ屋にある
中古のウィンドウの中に幾つかのコンパクトカメラがあるのが分かりました。
私の条件は、ポケットに入るコンパクトなサイズで
マニュアル撮影が出来ること、RAWで撮影出来、
光学ズームが付いているものでした。その条件に合うものも数機種あります。

時計

お店の方に伺うと、このお店では買い取りはやっていないけれど
下取りはやっているということ。
今私はほとんど使用していないカメラやレンズを整理しようと考えています。
そこでお店の方に持っている機種名を言って、
一般的にどの程度の金額で下取りしてもらえるか伺いました。
そういった相場などの情報も全てPCに入っているようです。
伺うと箱などの備品が全て揃っていて状態が新品に近いものならば、
それなりに高くなります。しかしそれでもネットオークションの相場の半額以下でした。
迷いました。ただその機種はネットオークションでの相場が
ここ最近かなり落ちているのが気になっていたので、
結局お店で下取りしてもらうことにしました。
全ての備品が揃っているわけではありませんが
かなり綺麗な状態ということで、最高額で下取りをしていただきました。

時計

そして同時に条件にあった中古のコンパクトカメラを購入しました。
最新モデルでないにもかかわらず、中古のコンパクトカメラの方が高かったので、
いくらか追加しました。言い換えれば私の持っている機種が
それだけ安くなっていると言うことでしょうか。
デジタルのカメラは型落ちになれば一気に安くなるということを
改めて感じました。やはりあるなら使い切った方が良いです。
コンパクトカメラを買ったのは5年ぶりです。
“Made in Japan”と書かれています。
付属のバッテリーケースに日本語があるだけでなく
充電器のコードの先も日本のコンセント対応のものでした。
ドイツのコンセントに合ったものは付属していません。
もしかすると前の所有者は日本人だったのかも知れません。

カメラ

この機種の画質はネットなどでも見たことがありますが
やはりコンパクトカメラなので、それなりの画質と言ったところでしょうか。
ただそれでも新しいカメラは楽しみです。
マクロ的な機能もありますし、一眼レフとは違った面白さがあるかも知れません。
上の2枚の時計の写真はこのコンパクトカメラで撮影しました。
拡大すればノイズなども見えますが、写りそのものには満足しています。
これまで大切に使ってきたデジタル一眼レフカメラとズームレンズが旅立ち、
新たに中古のコンパクトカメラがやってきました。
こちらも大切に使っていきたいと思います。

カメラ

ここ最近の記事、「2012年11月30日クリスマスマルクト」から、この記事までは
このカメラで撮っています。ズームなど色々と試しました。
そしてPCで見ると想像した以上に画質も良く、色合いなども好みのものでした。
手ブレ補正もかなり効いています。
このカメラ、思った以上に役立つような気がします。
大切にしていきたいカメラです。