古い家の方の鍵を管理人に返還しました。
管理人と一緒に各部屋を周り確認していきます。
引っ越しで中身が空になり、電気なども外したので
古い家の方は寂しく音がよく響きます。
この家は床がタイルで珍しい住居でした。
家具がないと何故か狭く見えてしまいます。
この写真では天井の高さや窓の大きさが伝わりにくいですが、
ものがあると天井までの高さがわかるので
部屋がより広く見えるような気がしました。
この古い方の家はメゾネット住居(複層住居)で
アパート(マンション)の3階と4階で一つの住居でした。
階段には自分で撮影した写真をシンプルに飾っていました。
時々写真を差し替えます。
引っ越し直前に撮ったものなので殺風景になっている気がします。
更にその上には天井から降りてくる梯子を使って登る屋根裏部屋がありましたが、
ここは何年間、何十年間、使われていなかったようで
私も覗いただけで一度も入りませんでした。
管理人曰く、屋根の工事をする時だけ出入りすると言うことでした。
別の部屋です。
ここではこの壁を使って人物撮影も行いました。
そのときの写真は2009年の催しでチラシやポスターに使っていただきました。
また黒色の布で壁と床を覆い、黒バックで人物写真も撮りました。
そういったことを思い出すと懐かしい気がします。
餃子パーティーでしたが、
古い家のお別れパーティーのようなものになりました。
鍵を返す時、やはり寂しいものも感じます。
ありがとうという気持ちでした。