ルクセンブルクへ撮影に その2

前回の記事の続きです。
ルクセンブルクの市内、それほど角度も距離もありませんが
坂道を登り切った場所で、その光景を目にしたとき
何故かおとぎ話に出てくるような「夢の国」と言う単語が思い浮かびました。
「ルクセンブルク公国にある夢の国」といった感じです。

ルクセンブルク

雪が積もっていたこともあって
私の中にあるその単語のイメージと実際の風景が近かったのかも知れません。
ここでは何枚も撮影しました。
ただバスや車が通るとその雰囲気が失われるので何分間も待ちました。
そして右側の塔を入れようとすると、
橋の下にあるオレンジ色のものが写り込みます。
もう一歩分、右にずれると両方とも見えません。
逆に左にずれると塔ははっきり写って良いのですが、
この写真では写っていない信号機が写ってしまいます。
出来るだけ現代的なものを省きたいと思い、
その自分のイメージに近い構図を探すのに時間がかかってしまいました。
修復工事の赤ネットもなければより良かったのですが。
いずれにしてもこの光景は私の中のある
「ルクセンブルク公国」というイメージに近いものです。
そしてもう一枚、私の中にある「ルクセンブルク公国」ですが、
そんな雰囲気を持った人が歩いていました。

ルクセンブルク

どの国、どの場所でも様々なイメージがあります。
そういったものを意識しながらの撮影は本当に楽しいものがあります。