前回の続きです。
前回のようにオールドレンズ、OMズイコーレンズの28mm F3.5で撮影しました。
中央に2ユーロ硬貨を置いています。
まずは普通に撮りました。
このレンズの最短撮影距離は30センチ。
その最短距離で撮影しました。
中央下にある「SAARLAND」という文字にピントを合わせました。

次に前回のように手持ちで逆さまに。
ここまで寄ることが出来ました。
ホワイトバランスは「晴天」でしたが、
自然な色合いではなくて少し黄色が入っている気がします。
これが古くささの要因かもしれません。

試しに ZUIKO DIGITAL ED 50mm F2.0 Macro でも撮影してみました。
カメラの設定は全く同じです。
こちらの最低撮影距離は24センチで、その最短で撮影。
マクロの威力を発揮といった感じでしょうか。
被写界深度が浅いです。
当然、マニュアルフォーカスでピント合わせを行いますが
被写体に対してカメラを前後させて合わせる方法になります。
それにしても最大撮影倍率0.52倍ということが少し残念です。
絞り開放のF2.0

絞りF3.5
円形絞りではないのでボケの形に角があります。

絞りF8.0

絞りF22
写真の上の方に見えている黒い点はセンサーに付いているゴミのようです。

他のOMズイコーレンズやマイクロフォーサーズ純正レンズでも
逆付けを試しましたが、手持ちなので
上手くピントを合わせられませんでした。
合わせられても28mm F3.5ほどには寄れません。
このレンズ、簡易マクロとして遊べるレンズだと思います。
それにしても同じオリンパスのレンズでも
OMのレンズとデジタルのレンズでは写りが違っています。
等倍で見れば非常に大きな違いとさえ感じますが
レンズ性能など関係なしに写真として判断すると
それほど大きな違いも無いような気がします。
それを意識すると写真はレンズが大切であっても
それ以上にもっと大切なことがある気がしました。