街中で

午前中、撮影の下見を兼ねて街中に行きました。
その前に郵便局に行くと、ちょうど客が私一人でした。
いつもは列が出来ているので、思わず、休みかと感じるほどの静けさです。
窓口の方も余裕があったのか仕事をしながら何故か車の話を始めました。
聞けば彼は10年以上、日本車に乗っているということ。
車にも満足しているし、修理などの面でも満足しているとのことでした。
特にそういったサポートに満足しているので、他社の車に乗る気はないということ。
僅かな時間ですが彼の熱の籠もった話を聞いていると如何にその車が好きか伝わってきます。
ところでカメラでも同じですが、写りだけでなく、そういったサポートもカメラを選ぶ基準になります。
そんなことを郵便局で考えました。

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

新居

新居の私の仕事部屋には窓が3つ並んでいます。
それぞれシャッターも付いていますが
普段はそれを下ろさず、それぞれのプレーンシェードを下ろしています。
窓の構造上、カーテンレールをつけられないのですが
これだと問題なく付けられます。
これは先の住民から購入しました。
それ以外にも鏡や照明など幾つか譲り受けました。

ザールブリュッケン

ところで整理の方はほとんどが終わりました。
しかしその中で見つからないものがあります。
幾つかの写真額です。ポストカードサイズのものからA3サイズまで数点。
段ボールは全て空にしてあるので、どこかの箱に入っているということもありません。
大きなものなので直ぐに分かるはずですが、スーツケースの中や物入れの中、
引き出しの中を全て探しましたが、見つかりません。
間違えて他のゴミと一緒に出してしまった可能性もあります。
何処を探しても見つからないのが現時点での謎です。

気分転換

ここ最近、撮影と買い物以外ほとんど家に籠もりっきりです。
引っ越しの整理もまだ終わらず、同時に作品作りをしています。
引っ越しの期間中はほとんど作品作りが出来なかったのですが
その時に色々なアイデアが浮かび、それを試してみたいと思っていました。
いざPCに向かうと暫くそればかりに集中して、それ以外のことが進みません。
気分転換を兼ねて少し外に出てみました。
雨が降ったあとの湿度が残っていますが、何処か気持ちよさがあります。
部屋に戻って作品作りの続きです。

ザールブリュッケン

以前の写真

今日も以前の写真を見直しています。
次の2枚も今見てみると良いと思えるものです。
写真の目的は何か、それによって撮り方も変わってきますが
当時とは意識を変えて再現像してみると、また違った雰囲気にもなります。

撮影

撮影

意識する箇所

以前に撮影した写真を見直しています。
人物撮影時に意識することです。
被写体がどういった方なのか、また写真の目的にもよって違ってきますが
このときは二人とも音楽家で一人がバイオリニスト、もう一人がピアニストでした。
綺麗に見せたい箇所は指です。両者とも指を使う職業です。
ただそこだけに意識させるのではなく、あくまで自然に、ということを意識しました。
次の写真はその時の写真を再現像したものですが、
当時はチラシ等を意識して明るく現像したのに対し、
今回は逆に黒を意識して現像しました。

撮影

撮影

絨毯の汚れ

我が家のある建物入り口のドアの内側、つまり共同スペースの場所ですが
そこに絨毯が敷いてあります。
少し前からその絨毯にペンキが付いていました。
確証はないのですが、我が家で作業をした人たちの可能性があります。
大家と相談したところ、とりあえず我が家で掃除を試みることになりました。
部屋に持ってきて、撮影。
白いペンキが付いてます。

ザールブリュッケン

ネットで色々と調べてみましたが、油性のペンキだと難しいということ。
しかし我が家の壁を塗ったペンキは水性なので、どうにか落とせそうです。
情報の中には簡単な方法でグリセリンを使うというものがありました。
試しにそれをやってみます。キッチンペーパーにグリセリンをつけて
それで絨毯の表面を軽く叩きます。感覚的には下から上に向かって叩くといった感じです。
すると少しずつ白い色が落ちていきます。キッチンペーパーのカスも出てくるので
掃除機で時々掃除しながら作業を進めました。
2、3時間ほどで、ペンキも取れて、何処が汚れていたのかは直ぐに分からないほどになりました。
この結果に大家も喜んでくれました。

ザールブリュッケン

やはり綺麗な方が気持ちもいいです。
特に玄関なので、見なくても見えてしまう箇所だっただけに気になっていました。
家の出入りが気分的にもすっきりしたものになりました。

最近は引っ越しの整理やデータの整理、作品作りで家の中にいることが多く
ほとんど外出していません。仕事以外では時々買い物に行く程度です。
ここ最近は雨の日が多く、気温も低いようですが
外に出てみると今日は思ったほど寒くありません。
しかし木々は黄葉しているので、それだけ気温の変化があったのかもしれません。

ザールブリュッケン

どころでドイツの街中は一方通行が多く、
ザールブリュッケンにもそれは当てはまります。
我が家の周辺も一方通行が多く、車で来るのが容易ではありません。
先日も友人が立ち寄ったときに、入る道が分からず随分と遠回りをしたようです。
上の写真は近所ですが、一方通行なので、車が同じ方向に駐車しています。

良い写真

引っ越ししてから少し前のデータを見直しています。
当時は用途的に使えないと思っていたものでも
改めて見直すとその用途を意識しないならば、良いと思える写真が何枚もありました。
ところで人物の写真で良い写真とは何か。
自分でも考えますし、時々人に聞かれることもあります。
単純に構図や露出、目にピントが来ているか等、
人物撮影において重要なことが幾つかありますが
個人的には撮影者とモデルの距離感だと思います。
それが写真に出ているか。その距離感が感じられる写真が
良い写真の一つだと思います。

撮影

以前の家

先日まで住んでいた家です。6年と少しお世話になりました。
ここで色々な撮影も出来ました。お世話になった皆様、どうもありがとうございます。
唯一の心残りは上の部屋に住むという大家夫妻に一度も会わなかったこと。
この部屋は管理会社が管理しているので大家とは一度も顔を合わせたことがありません。
また大家自身もザールブリュッケンだけでなくドイツ国内外に何軒も家を持っているらしく
聞けば、このザールブリュッケンの家にも年に数日滞在する程度ということ。
時々上の部屋から足音が聞こえていましたが、それは掃除をしている音でした。

ザールブリュッケン

左上の写真、扉が4つありますが、全て我が家の扉です。
右が玄関、左が台所への入り口ですが、元々は別の家でした。
台所のある方は小さい部屋だったらしく、借り手があまりないので
建物を改装して大きな部屋と小さな部屋を一つにして一軒にしたということ。
約20年前の話です。
それぞれの間にある2つの扉は、かつて玄関と台所の扉があったところに
付いていたオリジナルの扉です。建物が1770年頃に建てられたもので
文化財保護建築となっており、昔のものはそのまま残しておかなければなりません。
そこで飾りとして壁に取り付けられました。
その扉を開けると奥行き10センチもないほどの物入れになっています。
実際はほうきなど掃除用具しか置けないと思います。
右下の写真は玄関入ったところにある収納ですが、
昔は冷蔵庫として使用されていたということ。
ここに氷と食材を入れていたのかもしれません。
1770年頃建設となっていますが、中は当時の面影はありません。
床も敷き直され、壁も新たに塗られ、窓も新しく断熱、遮音のものになっています。
部屋は広く、快適に生活できました。
当然、少し寂しさもありますが感謝して家を出ました。
ここから新たに出発です。