しっとり感

今日は雨。時々強い風が吹きぬけていきます。気温は6度となっていましたが体感温度は1度と表示され、少し肌寒く感じられます。ところで富士フイルムの色が好きで同社のカメラとレンズを使用していますが、特に雨の日の色が好みです。自然など緑を撮ると落ち着いた色合いの中に潤いが感じられます。雨が降っているので潤いがあるのは当然ですが、空気の中にある潤いといった感じでしょうか。そのしっとり感が好みです。建物など無機質なものでは、自然のものと比べて、そのしっとり感も少し薄れますが、それでも何かしら惹かれる落ち着きあります。

小さな花が咲き始めて春の兆しが感じられたのと同様に、桜など大きな木々に色が見られると春の近づきがより感じられます。まだ寒さが残っているので体感的には春ではなく冬の印象ですが、それもいつの間にか過ぎ去り、数週間後にはいつしか春になっていると思われます。春が見えてきました。

タイミング

人物の撮影で、最初に予定していた時にタイミングが合わず、2、3度延期になり、数ヶ月後にようやく撮影出来たということがこれまで何度かありました。最初に予定していた時に撮影できなかったのは非常に残念な気持ちになりますが、数ヶ月後に撮影した時に満足できる良い写真が撮れて、この数ヶ月が無駄ではなかったと感じることがよくあります。実際に撮っていないので分かりませんが、最初の撮影では良くなかった可能性もあります。それを意識すると物事には適切なタイミングというものがあるような気もします。

撮影

昨日に続いて今日も撮影です。写真の目的、衣装、光など様々な条件で撮り方が変わってきます。色々なアイデアが出てくる撮影は非常に楽しい時間でした。お疲れ様です。ありがとうございました。写真は近所の公園です。

Velvia

人物撮影の仕事でフィルムシミュレーションのVelviaを使うことはほとんどありませんが、日常で花を撮るときなどは使用します。少しポップな色合いになりますが、個人的には曇り空の方がより効果的な気がします。花が咲いていると春を感じますが、周りの木々を見るとまだ芽が出ていないので、また曇り空で薄暗いので、まだ冬らしさが残っているように感じられます。

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天気予報

毎日、天気予報を見ています。特に外での撮影がある時は数日前から何度も見ています。普段見ている天気予報はその日1時間ごとの予報も出るのですが、思った以上に当たっているという印象です。一日中晴れの日や曇りの日は変化もなく当たっていると意識しませんが、特に最初は晴れていて後に雨が降るような時はそのように感じます。今日もまさしくそのような一日でした。朝は雨が降る気配もなかったのに、午後、その予報の時間通り、雨が降り始めました。ドイツの天気はよく変わると感じますが、その分、精度が求められているのかもしれません。