流し撮り

前日と同じ場所です。
撮影が早く終わったので
横にある自転車道を通る自転車で流し撮りをしようとしました。
ただ使うカメラはミラーレス機で、レンズもAFでは絶えず迷うレンズで試しました。
この組み合わせを仕事などで使う時はMFで使うことが多いです。
予め大体の場所を予想してピントを置いておきます。
自転車が見えればそこでAFでピントを合わせますが、
やはり迷います。

流し撮り

自転車によって走る速度が違っているので難しいです。
またミラーレス機なので連写性能はよくありませんが
それでも撮っている時は楽しいものがありました。
子供はヘルメットをかぶっています。

流し撮り

街中に戻る途中、同じようなシャッター速度で歩きながら撮影しました。
やはりぶれています。
このときはミラーレス機専用のレンズに交換しました。

流し撮り

木陰から自転車が出てきて咄嗟にピントを合わせましたが
このレンズとの組み合わせなら、直ぐにピントがあった気がしました。

流し撮り

自転車の速度がそれぞれ違っていたり、走る場所も同じではないので
失敗も多いですが、それでも撮影は楽しいものがありますね。

暑い日

先週まで最高気温が20度以下の日が続いていましたが
最近は25度前後の日が続いており、色々なところで
「ようやく夏が来た!」という声が聞かれます。
ザール川沿いでも日光浴している人や寝転がって太陽の眩しい光を
楽しんでいる人が多いです。

ザールブリュッケン

別の箇所ではビーチバレーをしていました。

ザール川沿い

しかし陽が傾くのが随分早くなりました。
やはり夏とは違って秋です。

ザール川沿い

傾き始めた陽が街を染め始めています。

ビスマルク橋

植物園へ

前回の

「大学へ」の続きです。
植物園はザールラント大学構内にあります。
特にこれと言った用件があったわけではありませんが
時間が出来たので訪れてみたという感じです。

植物園

開園時間を見てみると温室は早く閉まるようなので
まずここを訪れてみました。

植物園

温室内は湿度が高く、その匂いがします。

植物園

普段、街中では目にしないような花や数種類のサボテンが目を引きます。
そのなかにあるサボテンの花が可愛いです。

植物園

ドイツの他の街にある植物園や日本の植物園を想像して
ここの植物園を訪れましたが、温室の建物周辺には
大きな花壇などがあるわけでもなく、温室が施設の中心のような感じでした。
学術的には貴重なものがあるのかもしれませんが
もう少し植物園らしいものを期待していた私にとっては
少し予想外な場所でした。
足下を見ると、ドングリの実が幾つも転がっていました。

植物園

大学構内を回ってちょうど来たバスに乗りました。

大学へ

ザールラント大学へ行きました。
大学は街中ではなく、山の中にあります。
街の中心部から歩いて一時間もかからないと思いますが
バスで行くことにしました。十数分で到着します。
大学正面にはドイツ語とフランス語でザールラント大学と書かれています。
バスは大学構内にある停留所まで走っていますが、
入り口前で降りました。

ザールラント大学

この大学は当初、フランスのナンシー大学の研究機関として設立されました。
1948年に設立されましたが、当時のザールラントはドイツに加入しておらず
自治領として、政治的・経済的にはフランスの影響下にありました。
フランスの支援によって大学が設立されたと言うことです。

ザールラント大学

ツタのある建物を見ていると歴史が感じられます。
これらの建物は元々大学として建てられたわけではなく、
1937年にドイツ軍の兵舎として建設され、
戦後、それらが大学施設になったと言うことです。
そんなことを意識して建物を見ると「重厚さ」が感じられる気がします。

ザールラント大学

現在、学生数は約17.000人ということです。
大学の周りには様々な研究機関や施設があり、大学一帯は研究機関の並ぶ地域となっています。
写真の建物は大学の建物です。

ザールラント大学

大学を訪れたのはここにある植物園に行くためです。
それについては次の日記で。

フランクフルト中央駅

フランクフルトの続きです。
フランクフルト中央駅は街の玄関として堂々とした雰囲気だけでなく、
歴史的な建築で存在感があります。

フランクフルト中央駅

入り口のドアを入ると、中は広い空間になっています。
その向こうにホームがあります。

フランクフルト中央駅

内側から見ても存在感があります。
ガラスを使った大きな建築は、建設された当時、
それだけでも街や国の力をアピールするものだったのかもしれません。

フランクフルト中央駅

ホーム側にあるレストランの窓越しに。

フランクフルト中央駅

フランクフルト中央駅は行き止まり駅で、ホームに入ってきた電車は
ここで折り返します。つまり進行方向が変わります。
旅番組で見られるような、こういったホームは
それだけで外国にいるという気がします。

フランクフルト中央駅

ただこういった行き止まり駅は乗り換えが大変です。
フランクフルト中央駅はホーム途中に地下通路があり
そこから別のホームへ行けますが、例えば同じ行き止まり駅である
ミュンヘン中央駅ではホームを変わるためには
一度ホームの端まで行って移動しなければなりません。
長い電車の場合はそれだけでも時間がかかってしまいます。
いずれにしてもこういった行き止まり駅は大きなドームがあることが多いですが、
そこに出発や到着のアナウンスが響いて、独特の雰囲気があります。
それらの音が駅という場所を、旅情を感じさせる場所にしているのかもしれません。
これでフランクフルト編は終わりです。
ここまで読んでいただき、どうもありがとうございます。

久しぶりに

陽が傾き始めた頃、外に出たくなりました。
窓の外は夕陽でオレンジ色に染まり始めています。

窓の外

先日、

GF1について書きました。
普段と違う機種は新鮮味がありましたが、それ以上に
手にした時のバランスの良さを感じました。
そこでこの日は久しぶりに、(私にとって)バランスの良い、
そしてグリップ感が良い機種を持って出ることにしました。

E-1

訪れたのは家から歩いて10分ほどの場所です。
暗くなってきた時だったので手持ちで撮るのは少し難しいものがありました。

ザールブリュッケン

そして手ぶれ補正もない機種でマクロ的な撮影は難しかったのですが
以前はそれが普通だったので、全てに手ぶれ補正が効いているという今の状況に
慣れすぎている気がしました。
同時に手ぶれ補正がないと一枚一枚より丁寧に撮っていたと思います。

花

こういった色合いは好みです。
この機種の液晶は現在のものと比べると随分見劣りするもので
また書き込み速度も遅いので、基本は非表示にしています。
家に帰ってPCで確認するのが楽しみになります。
書き込み速度が遅いので、その分、ゆったりとしたペースで撮影出来ました。

ザールブリュッケン

街の方を見ると、空がピンク色に染まっています。
大きくないシャッター音が、これから夜に向かって行く
静かな街並みに合っている気がしました。
この音は結構好みです。

ザールブリュッケン

暫く歩くと更に空の色が変わってきました。
この機種はノイズも多いので今回は全てISO100で撮りました。

ザールブリュッケン

今回散歩をした場所は少し高い場所にあるので、
その階段で何枚か写真を撮ってから家路につきました。

ザールブリュッケン

今回持ち出した機種はオリンパスのE-1です。
2003年10月上旬に発売と言うことで約8年前の機種です。
画素数も500万画素で、様々な補正機能などもありません。
それでも時々持ち出したくなるのは、性能以上に何か魅力があるのかもしれません。
いずれにしても手ぶれ補正がない分、丁寧に撮る必要があります。
その丁寧に撮る感覚が、写真を撮っているという感じがして良いのかもしれません。

E-1

鍵のある橋

先日の

フランクフルトの続きです。
フランクフルト・アム・マインという街の名はマイン川のそばのフランクフルトという意味ですが、
その名の通り、フランクフルトの街中にはマイン川が流れており、
そこには幾つも橋が架かっています。
そのうちの一つに「鉄橋」と名のついた歩行者専用の橋があります。

フランクフルト

歩行者専用といってもそれほど狭いという印象はありません。
空が大きく見えているので開放感があります。

フランクフルト

その橋の欄干に幾つもの南京錠がありました。
特に高層建築が見える方面に多くあります。
写真の箇所だけでなく、この橋には何か所も南京錠の「かたまり」がありました。
ヨーロッパの別の街や、日本にもそういった南京錠が取り付けられた
橋がありますが、一種のおまじないのようなものでしょうか。
ただドイツにどれほどそういった橋があるのか分かりません。
私も見たのは初めてです。観光地ほどそういった場所があると思いますが、
少なくともザールブリュッケンにはないので、
言ってみればザールブリュッケンは観光都市では無いと言うことかもしれません。

フランクフルト

伝統ある新しい街

先日の

フランクフルトの続きです。
フランクフルト・アム・マインは、ドイツの街としては珍しく
高層建築が建っている街です。
その高い建物の足下には昔ながらの伝統的な建物が残っており
新旧の両面を見ることが出来ます。

フランクフルト

こういった人を見ると、何故か都会といった印象があります。
大きな音は存在感がありますが、一瞬で通り過ぎていくので
街角のオープンカフェの声などにかき消されて
それほど目立たないような気がします。

フランクフルト

夕刻時、中央駅に戻る途中に撮りました。
夕陽を受ける建造物が印象的です。

フランクフルト

フランクフルトといえば、こういった景色が有名です。
大きな青空の下、歴史ある街並みと新しい高層建築が並ぶ街、
ドイツの他の街にはないフランクフルトらしい光景です。
高層建築と言ってもアメリカやアジアの街にある高層ビルよりは
その数も少なく、また高さも低いので威圧感はそれほど感じず、
逆に空が大きく見えるような気がします。

フランクフルト

GF1

この夏、日本に一時帰国したときに
ルミックスのGF1(パンケーキレンズキット)の購入を考えていました。
既に生産終了品になっていますが、今でもまだ魅力ある機種だと思います。
ですが、希望した色がなかったので縁がありませんでした。
昨日、ネットの噂でGF1の後継機が出るというものがありました。
GFシリーズの後継機ではなく、GF1の後継機というのが
興味を引かれます。
ファインダー内蔵で、L1のような形になるということ。名称はGFX1。
あくまで噂なので信憑性は分かりませんし、メーカー間の競争から
こういった情報が出てくることもありえます。
いずれにしても色々なメーカーから新機種が出て
使う方としては選ぶ楽しみだけでなく、悩みも出てきます。

GF1

ザールブリュッケンに帰ってきてから、GF1を使っている人に複数会いました。
大きさもGFシリーズの後継機ほど小さすぎず、軽すぎずちょうど良い
大きさかもしれません。
GF1とその所有者さんです。この赤色は格好いい!です。

GF1

それにしてもGF1の発売を調べてみると2009年9月です。
この2年間にミラーレス機だけでも多くの機種が発表・発売されてきました。
それ以外に一眼レフやいわゆる高級コンパクトと呼ばれるカテゴリーも
同様に多くの機種が出ています。
技術的な開発が進み、絶えずそれを反映させた新製品が出ている状況でしょうか。
ただいずれにしても自分が使っている機種には愛情を持って
今後も使っていきたいと思います。
【追記】
GFX1ではなくて、GX1という噂も出てきていますが
いずれにしてもこういう話しは楽しさがあります。

シルエット

フランクフルトの

記事の続きです。
夕方のフランクフルト、陽が低くて影が面白いようになってきました。
中央駅へ向かう途中、印象的なシルエットだったので写真を撮りました。
2枚とも歩きながらの撮影です。
アートフィルターの一つ、ラフモノクロームで仕上げました。
影がまるで宇宙人のようにも見えました。

フランクフルト

横並びのシルエットが印象的だったのですが
広角レンズだったので距離がありました。

フランクフルト