台所と洗濯機

先日の引っ越しに関する記事

「引っ越しの日」の最後で書いたことです。
引っ越しは順調に進んだのですが、予想外のことがありました。
新しい家の方には洗濯機を置くスペース(小部屋)があるのですが、
持っている洗濯機がその小部屋の入り口幅より大きく
中に入れることが出来ません。
洗濯機は標準サイズです。
引っ越し業者の方が、フロントスイッチや大きな天板など
外せるものは全て外しても通りません。
困りました。他に外せそうな場所を探したり、
洗面所やバスルームにおけるか考えましたが難しそうでした。
結局諦めて、買い換えることになりました。
全くの予想外のことです。
そしてもう一つ気になっていることがありました。
これは引っ越し前から気になっていることで、
台所(システムキッチン)に関してです。
ドイツでそれは家具と同じように扱われ、引っ越しする時に
持って行くことがよくあります。
家探しの時も新聞などには「台所付き」と表示された物件があります。
言い換えれば、台所が付いていないのが一般的と言えるかもしれません。
新しい家には最初から台所がありました。
ですので、これまでの台所を売る必要があります。
そうしないと建物が取り壊される時に同じように取り壊されます。
それは残念で台所が可哀想な気もしました。
隙間が空いているところは洗濯機が入っていた場所です。
ドイツでは台所に洗濯機を置く家も多いです。

台所

張り紙をしたり、ネットの「売ります・買います」的なサイトに出しました。
その時点で自分が古い家に入れるのは残り僅か5日間だけで
その間に売れなければ何か考えなければなりません。
その台所一式と洗濯機をまとめて売ることにしました。
サイトに出した翌日に幾つか問い合わせがあり、
直ぐに見に来るという人がいました。
兎に角直ぐに持って行ってくれるのであれば、値段はこちらが
思っていた値段より安くなっても構いません。
その場で交渉がまとまり、
翌日夕方に台所と洗濯機を取りに来ると言うことになりました。
台所の解体作業は4時間ほどかかりましたが、
無事、洗濯機を含めて全てのものを持って行ってもらいました。
その方たちの新しい家でも大切にしてもらって欲しいものです。
台所があった場所は何もなく、
ものがあった時よりも狭く感じられるのが不思議です。

台所

いずれにしても台所と洗濯機の問題が9月中に解決したので
安心しました。